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不完全世界

スイス国際映画祭 最優秀外国語映画賞受賞作品『不完全世界』上映決定

映画『不完全世界』が8月8日から14日にかけて、東京の池袋シネマ・ロサにてレイトショー公開される。

国内外の映画祭で受賞・上映多数の古本恭一・齋藤新が共同監督し、今村昌平監督・黒澤明監督・新藤兼人監督作品等に出演の名女優 吉村実子を迎え、20~70代の4人のヒロインのエピソードを描いたオムニバス長編映画。
南三陸の瓦礫の残る海辺や、プロ野球公式戦試合中の楽天生命パーク宮城での撮影も敢行、準備段階から完成まで2年8ヶ月かけた意欲作。
蓼科高原映画祭招待上映・スイス国際映画祭最優秀外国語映画賞受賞と、高い評価を得て東京での初上映となる。

シェアハウスに住む3人の若い女性の青春の終わりを生々しく描く壱話、母に抑圧されて来た娘と老いた母の情熱を描く叙情的な参話を監督したのは、“インディーズ映画の鬼才”と評される古本恭一監督。
そして、夫の死・不倫発覚・失声症という苦難に見舞われたヒロインを、齋藤新監督の魔術で奇人変人の集うおもちゃ箱のように仕上げた弐話。
どこか「不完全」なヒロインたちを中心に、3つのエピソードが交錯して行くー。
社会が未曾有のコロナ危機から立ち上がろうとしている今この時期にぴったりの、胸に残る、見終わった後に元気になれる作品だ。

古本恭一監督コメント
「南三陸町の瓦礫の残る海や仙台のプロ野球の球場へ行き、自分の車を塗装してピタパンを焼き、商店街で歌って踊って食べて撮影した。
ごつごつした手触りの、珍しい映画ができたと思う。」

映画『不完全世界』

STORY
シェアハウスで暮らす20代の女たち。ミドリ・シホ・アイリ。
ある日シホが不倫の末に妊娠する。
思い悩むシホに女優のミドリが言い出したのは、思いもよらない大胆な計画だったー
不倫相手の急死、その妻の元アイドル、311の津波で被災した男、死を前にした老女優とその娘。
出逢うはずのなかった様々な人間の運命を巻き込んで、事態は予想もつかなかった方向へ転がって行くー

出演
新宮明日香 水津 亜子 川相真紀子
きた Sufa 小林 康雄 まつい 綾 近藤 三郎 レイミンク 高石 舞 太三
長谷川公彦 古本 恭一 吉村 実子

場面カット

監督:古本 恭一 齋藤 新
撮影:三本木久城 齋藤さやか
脚本:水津 亜子
製作:古本ダクト
公式Twitter:https://twitter.com/komotodact
公式Facebook:https://www.facebook.com/imperfect.world.komotod.act

2020年8月8日(土)~14日(金) 池袋シネマ・ロサ 1週間限定レイトショー

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