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映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

【インタビュー】「可愛げのあるペットのような狂気」栁俊太郎が明かす、二階堂浩平を唯一無二にする“愛嬌”の秘密。映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

シリーズの大きな転換点となる映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』。第七師団の二階堂浩平を怪演する栁俊太郎にインタビューを敢行!「可愛げのある狂気」を追求した独自の役作りや、盟友・山﨑賢人との激しいアクション、撮影現場の熱い舞台裏を語っていただいた。(読者プレゼントあり)

栁俊太郎 インタビュー&撮り下ろしフォト

‐ これまでシリーズを通して二階堂浩平・洋平というキャラクターを演じてこられましたが、今作で特に「二階堂らしさ」を感じた瞬間やシーンはありますか?

栁俊太郎(二階堂浩平 役)
連続ドラマが始まってからは、二階堂はずっとぶっ飛んだ状態でした。今作でも相変わらずな部分は多いのですが、特に鶴見中尉が自分の体に文字を書くシーンなどは、二階堂らしいなと感じましたね。情緒がとんでもなく読めない感じに、彼のキャラクターがよく表れていると思います。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

栁俊太郎

‐ 栁さんが思う、二階堂というキャラクターの最大の魅力は何でしょうか。

栁俊太郎
やはり「愛嬌」じゃないでしょうか。相当狂っている奴ですが、その愛嬌やギャップがなくなったら、ただの面白くないキャラクターになってしまうと思うんです。復讐心という怖い部分と、可愛げのある部分のバランスが彼の魅力ですね。

‐ 前作の映画から連続ドラマを経て、二階堂の演じ方に変化はあったのでしょうか。

栁俊太郎
そうですね。ヘッドギアを着けてモルヒネを投与されるようになってから、今の二階堂のスタイルが出来上がりました。最初の映画の時はただのサイコパスという感じでしたが、今は「しつけの悪い犬」や「可愛げのあるペット」のような、どこか愛嬌のあるキャラクターを意識しています。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

ヘッドギアを装着した二階堂浩平(左から3人目) ©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

二階堂浩平(演:栁俊太郎) ©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

‐ 「狂気」を感じさせる役を演じる際、何かこだわりはありますか?

栁俊太郎
特別なこだわりはありません。役によって狂気の種類も違いますから。今回の二階堂に関しては「可愛げのある狂気」ですね。彼が杉元に挑む理由は、弟の仇討ちという「家族思い」な一面から来ています。杉元に対しては狂気剥き出しですが、普段はどこか「変な洞窟のペット」のような感覚で演じています。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

‐ 同じ役を長く演じ続けることで、自分の中に馴染んできた感覚はありますか?

栁俊太郎
馴染んではくるのですが、時間が経つにつれて難しさも感じました。慣れてしまうと自分の中で新鮮味が薄れてしまい、「これで足りているのかな?」と不安になることもあったんです。勢いでやれていた前回に比べて、今回は監督から「テンションが低い」と指摘をいただくこともあり、相談しながら作っていきました。

‐ シリーズを通して同じ役を演じるという経験は、栁さんにとって珍しいことですか?

栁俊太郎
連続ドラマは別として、映画のシリーズで同じ役を演じ続けるのは初めてかもしれません。これまでは、1作目で死んでしまうような役も多かったですから(笑)

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

‐ 原作がある作品を演じる際、原作ファンの視線などは気になりますか?

栁俊太郎
僕は結構気にしてしまうタイプですね。僕自身も元々『ゴールデンカムイ』の原作ファンなので、いち視聴者としての意見もどこかで持っているんだと思います。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

‐ 今作『網走監獄襲撃編』の台本を読んだ時、これまでのシリーズと印象が変わった点はありましたか。

栁俊太郎
よりシリアスになったなと感じました。アシㇼパさんの父親であるウイルク(のっぺら坊)の正体に迫る、原作でも大きな山場となるエピソードですから。前作がキャラクター紹介のような側面もあったのに対し、今回は三つ巴の対決がいよいよ本格化する、非常に緊迫感のある空気になっていると思います。

‐ 今作でも杉元との激しいアクションシーンがありますが、準備したことや撮影のエピソードを教えてください。

栁俊太郎
賢人(杉元役)とはこれまで何度もアクションをやってきたので、二人の呼吸はスムーズでした。
ただ、監督からはアクションの合間に「二階堂らしい動きを足してほしい」という要望が多かったんです。そのため、芝居の間を埋めるためのセリフなどは、僕がアドリブで入れたものも結構あります。馴染みすぎて気づかれないかもしれませんが、そこは大変でもあり、面白い挑戦でした。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

‐ 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

栁俊太郎
和気あいあいと、とても楽しくやっていました。賢人とは元々友達なので一緒にいて楽しいですし、第七師団のメンバーも個性豊かです。
今作からは新しい「変なキャラクター」も加わりましたが(笑)、皆さんとたわいもない話をしながら撮影を進めていました。
僕は第七師団のシーンがほとんどなので、他のチームの状況がわからないくらい、このチームにどっぷり浸かっています。

‐ 逆に、撮影中に最も緊張感があった瞬間はどこですか?

栁俊太郎
網走監獄に到着し、大勢の囚人たちと対峙する場面です。何百人もの囚人を目の前にして、「ここから闘いが始まるんだ」という軍の一員としての緊張感があり、非常に楽しかったです。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

‐ 今作『網走監獄襲撃編』の見どころについて教えてください。

栁俊太郎
今まで刺青を集めるために戦ってきた彼らが、ついにのっぺら坊の正体に迫ります。これまでの物語の中でも特に人間ドラマの要素が強く、シリアスな展開が見どころです。二階堂としては、アクションはもちろん、鶴見中尉の横で好き勝手に動いている姿にも注目してほしいですね。余裕があれば探してみてください。

‐ 最後に、今作から初めて『ゴールデンカムイ』に触れる方へアドバイスをお願いします。

栁俊太郎
初めて観る方でも十分に楽しめる内容になっています。杉元というヒーロー、そして僕たち第七師団や土方一派というヴィランたちが、金塊を巡って必死に戦う物語だと思って観ていただければ大丈夫です。野田サトル先生特有の、予想もつかない角度から来るユーモアも健在ですし、アクションもグルメも詰まった、見たことのない面白い作品になっています。ぜひ大きなスクリーンで体感してください!

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栁俊太郎(やなぎ しゅんたろう)プロフィール
1991年5月16日生まれ。第24回MEN’S NON-NOモデルグランプリを受賞後、モデル活動を経て、俳優デビュー。Netflix「今際の国のアリス」、映画『ゾン100~ゾンビになるまでにした100のこと』(23)など数々の話題作に出演。
近年では、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』、ABEMA『スキャンダルイブ』、TBS・U-NEXT『ちるらん 新撰組鎮魂』、NTV『月夜行路-答えは名作の中に‐』などをはじめとする数多く作品に出演。

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■撮り下ろしフォトギャラリー

[インタビュー・写真:三平准太郎/ヘアメイク:八十島優吾/スタイリスト:伊藤省吾(sitor)]


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すべての謎を解き明かすために…ついに、決戦の地、網走監獄へ。

《STORY》
「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争から帰還した元兵士・杉元佐一(山﨑賢人)は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊を隠し、網走監獄に収監後、そのありかを記した刺青を 24 人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。刺青は 24 人全員で一つの暗号になるという。
そんな折、杉元は、アイヌの少女・アシㇼ パ(山田杏奈)と出会う。アシㇼパの父は金塊強奪犯に殺されており、事件の真相を知るため、杉元と行動を共にすることに。
同じく金塊を狙うのは、日露戦争を命懸けで戦うも報われなかった師団員のために北海道征服を目論む大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉(玉木宏)。
そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したはずの新撰組「鬼の副長」こと土方歳三(舘ひろし)。
それぞれの使命を果たすため、杉元VS.鶴見率いる第七師団VS.土方歳三による三つ巴の刺青囚人争奪戦が勃発!闘いが苛烈を極める中、「のっぺら坊」がアシㇼ パの父・ウイルクであるという証言が・・・。真偽を確かめるため、杉元はアシㇼ パとともに網走へ向かう。
誰が敵で、誰が味方か・・・⁉様々な思惑が交錯する中、ついに、闘いの舞台はすべての謎を知る「のっぺら坊」が収監された、決戦の地・鉄壁の要塞“網走監獄”へ―。

出演者:山﨑賢人
山田杏奈 眞栄田郷敦 工藤阿須加 栁俊太郎 塩野瑛久 稲葉友 / 矢本悠馬 大谷亮平 高橋メアリージュン / 桜井ユキ 勝矢
中川大志 ・ 北村一輝 ・ 國村隼
池内博之 木場勝己 和田聰宏 杉本哲太 / 井浦新 玉木宏 ・ 舘ひろし
原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督:片桐健滋
脚本:黒岩勉
音楽:やまだ豊 出羽良彰
主題歌:10-FEET「壊れて消えるまで」(UNIVERSAL MUSIC / BADASS)
アイヌ語・文化監修: 中川裕 秋辺デボ
製作幹事:WOWOW・集英社
制作プロダクション: CREDEUS
配給:東宝
©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
公式サイト:kamuy-movie.com
公式X:@kamuy_movie
公式Instagram:@kamuy_movie
公式TikTok : @kamuy_movie

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