• HOME
  • News
  • 映画
  • 吉本実憂が沸点の低い一匹狼なキャラクターを熱演。映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶
映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

吉本実憂が沸点の低い一匹狼なキャラクターを熱演。映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

2023年11月3日、池袋HUMAXシネマズにて、映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶が行われ、吉本実憂、木村圭作、宮川浩明、中島広稀、國本鍾建、松田ケイジ、坂巻有紗、大塚祐吉監督が登壇。また、本作に出演している橋垣美佑がMCを務めた。

舞台挨拶レポート

■トークノーカット動画

YouTube player

■テキストダイジェストレポート

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

橋垣美佑/國本鍾建/宮川浩明/木村圭作/吉本実憂/坂巻有紗/中島広稀/松田ケイジ/大塚祐吉監督

まず最初に、主演の吉本実憂が「文化の日に相応しくない、ハンドスラップ・ゲームというものが出てきますが、この映画を観て少しでもスカッとしていただければ嬉しいです。」とあいさつ。

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

吉本実憂

続けて、本作のきっかけを聞かれた大塚祐吉監督は「5年ほど前に下町に引っ越ししたときに強烈にユニークな人物たちの洗礼を受けたのがきっかけです。」と明かした。

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

松田ケイジ/大塚祐吉監督

そんな本作の脚本を読んだときの印象を聞かれた中島広稀は「ほんとにイカれたキャラクターしか出ていない中、僕が演じた役(阿部隆[作家志望] )が一番マトモだなと思いました。でも逆にそれが変なプレッシャーになりました。」と語る。

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

中島広稀

大塚監督作品は本作が4作目となる吉本。演じた“岸ナオミ”と大塚監督の印象について聞かれると、「沸点の低い一匹狼。私も十代のころそういう時期があって、役作りとしては、そのときの自分を思い出して演じました。そして、大塚監督はいつも、作品に対する熱量が衰えず、ブレないので、そういう方とモノづくりをさせていただくと、気合が入ります。本作もとても楽しかったです。」と話した。

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

吉本実憂/坂巻有紗/中島広稀

そして、劇中に登場するハンドスラップ・ゲーム(相手をビンタするゲーム)を吉本は躊躇なくやっているように見えたという話になると、当の吉本は「躊躇してNGを出す方がダメかなと思って、躊躇なくいきました。こういうゲームをできるのは映画の中だけなので、良い子はもちろん、悪い子もマネをしないでほしいですね(笑)」と語りかけた。
そこで木村圭作が「映画で使われているシーンだけじゃなく、10回戦ぐらいやったよね」と撮影の裏側を明かすと、吉本は「そうなんですよ。長回しで何回戦もやったんです。」と、実際はもっと大変な撮影だったことを振り返った。

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

吉本実憂/坂巻有紗

宮川浩明演じる“梨田”の誕生日パーティーに突如現れるスパイスのようなキャラクターの“桃”について、演じた坂巻有紗は「いちばんユニークなキャラだと思います。」と話す。MCから「坂巻さんはとても自由に演じていたように見えましたが、楽しかったシーンは?」と聞かれると、坂巻は「(木村)圭作さんと2人のダンスシーン。撮影最終日に何回も何回も音楽に合わせて踊ったんですが、最後の方は圭作さんはイヤがってました(笑)」と明かした。

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

坂巻有紗

すると吉本が「カメラの横で監督が誰よりも一番踊ってました。ほんとにいつかその映像をメイキングとして出したいです。」、坂巻も「そうそう、私たちの振り付けも、監督が先に踊って示してくれたんです。しかも誰よりも監督が一番キレキレなんです!」と、大塚監督の撮影現場での実態?を明かし、客席が笑いに包まれた。

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

宮川浩明/木村圭作/吉本実憂/坂巻有紗/中島広稀

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

木村圭作/吉本実憂/坂巻有紗/中島広稀

映画『ダウンタウン・ユートピア』初日舞台挨拶

橋垣美佑/國本鍾建/宮川浩明/木村圭作/吉本実憂/坂巻有紗/中島広稀/松田ケイジ/大塚祐吉監督

■フォトギャラリー

[動画・写真・記事:三平准太郎]

映画『ダウンタウン・ユートピア』

《INTRODUCTION》
映画『ダウンタウン・ユートピア』は、息苦しい日々に病む一人の女性が粋狂な人たちに影響を受け、いつしか自分らしく過ごせる居場所でほんの一歩前進する物語。
仕事をする人々を奴隷と呼び、朝食には冷えたビールを飲み、タバコの煙を燻らしながら、日々の生活を楽しむ人たち。家賃もお金がある時でOK、喫茶店の飲み食いもお金がある時でOK。お金がある時は最高の宴を開いてみんなで謳歌する。果たしてここは、ユートピアなのか?
主人公のナオミを演じるのは、豊かな演技力が高く評価されている、吉本実憂。
彼女がシェアハウスで出会ったユートピアンな二人には、木村圭作と宮川浩明。
他、中島広稀、堀部圭亮、カトウシンスケ、村岡希美、駒木根隆介、坂巻有紗、國本鍾建、松田ケイジなど、個性派俳優が出演。
監督・脚本を手掛けたのは、大塚祐吉。ヒューマンやコメディ、またアウトローなど幅広い視点で人間を撮り続けている。
本作は、大塚監督と吉本実憂にとって映画「罪の余白(15)」以降4作目のコラボレーション作品となる。

《STORY》
自傷癖のある岸ナオミ(24)は、支配欲が異常に強い母親の元で育ち、深く病んでいた。
ナオミは、母親との関係が耐えきれなくなり実家から逃亡する。 母親の目が届かない下町へと向かったナオミは、昔ながらの喫茶店に入り、そこで無銭飲食をして捕 まってしまう。
しかし喫茶店の店長からは、何のお咎めも無く、住む場所まで紹介される事になる。 無銭飲食をしたその日から、下町のシェアハウスで生活を始めたナオミは、それまでの人生で出会っ た事の無いタイプのユニークな人々と触れ合う事によって本来の自分を徐々に取り戻してゆく。

吉本実憂 木村圭作 宮川浩明
中島広稀 堀部圭亮 カトウシンスケ 村岡希美 駒木根隆介 市瀬秀和 中川朋香 小糸舞
坂巻有紗 國本鍾建 松田ケイジ 他

監督・脚本:大塚祐吉
音楽:野村美穂
製作:ZOO PRODUCTION
配給・宣伝:ウッディ
公式サイト:https://downtownutopia.com
公式X:@UtopiaDowntown

予告編

YouTube player

2023年11月3日(金)より 池袋HUMAXシネマズ ほか全国順次ロードショー

ダウンタウン・ユートピア

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA