
言葉に出して後悔したエピソードを告白!板垣李光人×綱啓永×吉川愛×MOMONA×森愁斗×西山智樹×柄本時生 映画『口に関するアンケート』口プレミア
2026年6月10日(水)、東京・丸の内ピカデリーにて、映画『口に関するアンケート』の完成披露試写会イベント「口プレミア」が開催された。
本作は、累計発行部数43万部を突破し、SNSで「怖すぎて人に薦められない」と話題を呼んだ背筋による同名ホラー小説を、Jホラーの巨匠・清水崇監督が実写映画化した作品である。
会場には、映画単独初主演を務めた板垣李光人をはじめ、綱啓永、吉川愛、MOMONA(ME:I)、森愁斗(BUDDiiS)、西山智樹(TAGRIGHT)、柄本時生、そして清水崇監督が登壇し、本作のテーマにちなんだ異色の演出や撮影秘話を語った。
イベントレポート
■動画レポート
■フォトレポート
衝撃の演出で幕開け、キャストが“巨大な口”から登場
イベントの幕開けから、観客は本作の世界観に引き込まれることとなった。ステージ中央には、映画の象徴でありタイトルにもなっている巨大な「口」のモニュメントが設置された。MCの呼び込みとともに、キャスト陣と監督が一人ずつ、その開かれた“口”の中から姿を現すと、会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
主演の板垣李光人は、この演出について「この作品といえばタイトルにもポスターにも『口』がありますから、そこから出てきました。ただ、歯が思いのほか硬くて驚きました」と語り、会場の笑いを誘った。板垣は、翔太という大学生役として本作で単独初主演を飾っている。原作を読んだ際の感想について、「文庫本よりもさらに小さく、30分ほどで読める薄さですが、文字を通じて視覚的にじわじわ追い詰められるような、今までにない読書体験でした」と振り返り、「映画では、映画館という閉ざされた空間だからこそ得られる音響と映像の恐怖があり、本当にいい映像化になったと自負しています」と手応えを語った。
翔太の友人・竜也を演じた綱啓永は、客席に対し「ホラーが苦手な人はいますか?」と問いかけ、多くの手が上がるのを見て「苦手なのに来てくださったのは本当に嬉しい。実は僕もホラーは苦手なのですが、この作品は怖さの中にも楽しめる要素が詰まっています」と笑顔でフォローし、観客を和ませた。
「証言」シーンの過酷な撮影舞台裏
本作の大きな特徴は、原作同様に登場人物たちの「証言」によって真相が明らかになっていく構成にある。撮影現場では、この証言シーンが各キャスト別々に、しかもカメラを直視する「カメラ目線」のスタイルで撮影されたという。
クランクイン初日にこの重要な証言シーンを撮影したという綱啓永は、「初スクリーンでガッチガチの状態でしたが、あのシーンを乗り切った瞬間、もうクランクアップしたかのような達成感がありました」と、そのパワフルな現場を振り返った。
同じく初日に撮影したMOMONAも、「本当に緊張したのを強く覚えています」と同意した。
一方、劇中に証言シーンがなかった記者・西役の柄本時生は、若手キャスト陣の熱演を絶賛した。「あれだけの長台詞をよく覚えたなと。皆さんの芝居が映画の重要な柱になっていて、本当に最高のものになっていると思います」と太鼓判を押した。
吉川愛も「カメラ目線で、相手がいない状態で感情を剥き出しにするのは本当に大変なこと。お疲れ様でしたと労いたいです」と言葉をかけたが、板垣や綱からは「寄りのカットが多くて恥ずかしかった」「そんなに寄らないで……という気持ちだった」と、アップ多めのカメラワークに対する照れ混じりの本音も飛び出した。
また、吉川愛は本作の見どころとして「リピート鑑賞」を推奨した。「最初の何気ない一言が結末への重要な伏線になっていたりします。ゾワゾワが止まらない内容なので、最低でも2回は見てほしいです」と語り、自身のアフレコ時の笑い声が劇中で使われているという小ネタも明かした。
清水崇監督の挑戦と、海外からの熱視線
Jホラーの旗手として数々の恐怖を生み出してきた清水崇監督だが、本作への挑戦については並々ならぬ思いがあったようだ。「原作が読み物ならではの面白さに特化していたため、どう映像化すべきか非常に悩みました。しかし、あまりの難しさに逆に挑戦したいという気持ちが湧いたんです」と語り、素晴らしいキャストに恵まれたことへの感謝を述べた。
また、本作は公開前からシッチェス・カタロニア国際映画祭やプチョン国際ファンタスティック映画祭への出品が決定しており、早くも世界中から注目されている。清水監督は「この作品は翻訳が非常に難しい。英語やスペイン語になった際、どう伝わるのか楽しみです。国境を越えて伝わる恐怖があるはずです」と、世界への広がりに対して期待を寄せた。
爆笑と戦慄が入り混じる「口にして後悔したこと」
イベント中盤では、作品のテーマである「口は災いの元」にちなみ、登壇者が「これまでに口にして後悔したこと」をフリップで発表する企画が行われた。
まず、主演の板垣李光人が掲げたフリップには「無し」の二文字。会場がどよめく中、板垣は「後悔がないわけではなく、そもそも言葉は生き物。自分の中から出てしまったらどうしようもないので、後悔しても仕方がないと考えています」と堂々たる哲学を披露した。
これには清水監督も「まさにSNSやAIで言葉が広まる現代の怖さの根底にあるものだ」と感銘を受けていた。
続く綱啓永は「また、明日!」という言葉を挙げた。「僕はMBTIがESFP(エンターテイナー型)で、計画を立てるのが苦手なんです。その場のノリで『また明日』と言ってしまうのですが、当日になるとアニメを見たくて行きたくなくなってしまうことがあって……。最近は『行けたら行くわ』で濁すようにしています」と語り、自由奔放な素顔を見せた。
吉川愛の後悔は「ドアノブ職人」という突拍子もないものだった。「美容室などで正体がバレたくない時、違う職業を名乗るのですが、咄嗟に目に入ったドアノブを職だと言ってしまって……。そこから『どんな形を直すんですか?』と質問攻めに遭い、アドリブ地獄に陥って猛烈に後悔しました」というエピソードに、会場は爆笑に包まれた。
MOMONAは「괜찮아요(ケンチャナヨ/大丈夫です)!」と回答。韓国での活動中、文化の違いから「大丈夫」の度合いを測り間違え、激辛料理を食べることになったり、冷房を効かせすぎたりといった失敗を繰り返していることを明かした。
森愁斗と西山智樹の二人は、撮影現場でのリアルな恐怖体験を告白した。
森は、墓地での撮影中に「怖くないフリ」をしていたものの、帰宅後に原因不明のラップ音や頭痛、首の痛みに襲われ、「震えて眠った」というエピソードを披露。共演した西山も同様の症状に悩まされたが、「二人で墓地の神社にお祈りをしたらすぐに治った」と明かし、ホラー映画ならではの怪異現象で会場をゾッとさせた。
西山智樹は個人的な後悔として、ラーメン屋で大盛りを頼みすぎてしまい、友人が席を外した隙に麺を相手の丼に移して事なきを得たという「悪意ある」失敗談を語り、柄本時生は新宿の飲み屋で俳優仲間の悪口を言っていたら、本人がすぐ隣の席にいたという冷や汗ものの実体験を披露した。
柄本時生は、飲み屋である芸能人の「悪口」を言っていたところ、隣にその本人が座ってきて肝を冷やした体験談を告白。
最後に清水監督は「OK。素晴らしい」と書いたフリップを掲げた。「本当は全然素晴らしくないのに、これ以上は無理だなと思ってOKを出してしまったことが一度だけあります。後で編集でなんとかしようとするのですが、やはり失礼だったなと後悔しています」と、監督ならではの辛辣かつ切実な職業病を明かし、キャストたちを「怖い!」と震え上がらせた。
結び:呪いではなく、おまじないとして
イベントの締めくくりとして、座長の板垣李光人からメッセージが送られた。「原作の持つ文字の力をどう映像化するかは難問でしたが、完成した作品は自分の内側にじわじわ侵食してくるような、映画だからこそ味わえる恐怖になっています」とあらためて作品をPR。
そして、「『口は災いの元』と言いますが、映画を見終わった後はぜひ皆さんの口を使って、この作品をたくさん広めてほしいです。その際は呪いではなく、誰かが観たくなるような『おまじない』をかけていただけたら嬉しいです。日本だけでなく、世界中に広がっていくことを願っています」と力強く呼びかけた。
不気味な映画のテーマとは対照的に、キャスト同士の仲の良さと活気に満ちた「口プレミア」は、盛大な拍手の中で幕を閉じた。映画『口に関するアンケート』は、2026年7月3日(金)より全国で公開される。
■フォトギャラリー
- 板垣李光人
- 板垣李光人
- 板垣李光人
- 板垣李光人
- 板垣李光人
- 綱啓永
- 綱啓永
- 綱啓永
- 綱啓永
- 綱啓永
- 吉川愛
- 吉川愛
- 吉川愛
- 吉川愛
- 吉川愛
- 吉川愛
- MOMONA(ME:I)
- MOMONA(ME:I)
- MOMONA(ME:I)
- MOMONA(ME:I)
- MOMONA(ME:I)
- MOMONA(ME:I)
- 森愁斗(BUDDiiS)
- 森愁斗(BUDDiiS)
- 森愁斗(BUDDiiS)
- 森愁斗(BUDDiiS)
- 森愁斗(BUDDiiS)
- 西山智樹(TAGRIGHT)
- 西山智樹(TAGRIGHT)
- 西山智樹(TAGRIGHT)
- 西山智樹(TAGRIGHT)
- 西山智樹(TAGRIGHT)
- 柄本時生
- 柄本時生
- 柄本時生
- 柄本時生
- 柄本時生
- 清水崇監督
- 清水崇監督
- 清水崇監督
- 清水崇監督
- 柄本時生/森愁斗(BUDDiiS)/吉川愛/板垣李光人/綱啓永/MOMONA(ME:I)/西山智樹(TAGRIGHT)/清水崇監督
- 板垣李光人/綱啓永/MOMONA(ME:I)
- MOMONA(ME:I)/西山智樹(TAGRIGHT)/清水崇監督
- 柄本時生/森愁斗(BUDDiiS)/吉川愛/板垣李光人/綱啓永/MOMONA(ME:I)/西山智樹(TAGRIGHT)/清水崇監督
[動画・写真・記事:三平准太郎]
映画『口に関するアンケート』
《STORY》
「あの夜、何があったかお話ししますね」
心霊スポットとして有名な墓地の呪われた木についての噂を聞き、肝試しに出かけたある大学生たち。しかし、翌日グループの一人が行方不明になってしまった。その日を境に、彼らの身の回りに不可解なことが起きるようになり、次第に何かによって追い詰められていく…。果たしてあの日、何が起きたのか?あの日にまつわる証言に導かれて明らかになる、<おそろしい結末>とは――。
- メインカット
- 場面写真1
- 場面写真2
- 場面写真3
- 場面写真4
- 場面写真5
- 場面写真6
- 場面写真7
- 場面写真8
- 場面写真9
- 場面写真10
- 場面写真11
出演:板垣李光人 / 綱啓永 吉川愛 MOMONA(ME:I) 森愁斗(BUDDiiS) 西山智樹(TAGRIGHT) 柄本時生 / 中村獅童
原作:背筋『口に関するアンケート』(ポプラ社刊)
監督:清水崇
脚本:山浦雅大
音楽:大間々昂
インスパイアソング:オレンジスパイニクラブ「口」(WARNER MUSIC JAPAN)
製作:映画「口に関するアンケート」製作委員会
制作プロダクション:ホリプロ
配給:松竹
©2026 映画「口に関するアンケート」製作委員会
公式サイト:http://kuchi-movie.jp
公式X:https://x.com/kuchimovie
公式Instagram:@kuchimovie
公式TikTok:@kuchimovie
2026年7月3日(金)全国ロードショー
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。





















































































この記事へのコメントはありません。