• HOME
  • News
  • 映画
  • 「ムロツヨシ、ムカつくわ」の声に歓喜!?変装して劇場に潜入したムロ、中村倫也の前で“役者冥利”に尽きる秘話を告白!映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶
映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

「ムロツヨシ、ムカつくわ」の声に歓喜!?変装して劇場に潜入したムロ、中村倫也の前で“役者冥利”に尽きる秘話を告白!映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

2026年6月7日、東京・TOHOシネマズ六本木にて、映画『君のクイズ』の公開後“特別御礼”舞台挨拶が開催された。本作は小川哲による同名のベストセラー小説を実写化したクイズ・ミステリーであり、5月15日の公開以来、SNS上を中心に大きな反響を呼んでいる。この日の登壇者は、主演で“クイズ界の絶対王者”三島玲央を演じた中村倫也と、番組の総合演出で“テレビ界が生んだ怪物”坂田泰彦を演じたムロツヨシの二人である。(動画&フォト)

舞台挨拶レポート

約20年来の盟友である二人が顔を揃えるのは、本作のイベントでは今回が初めてとなる。梅雨入り初日の雨模様にもかかわらず、会場は満席の観客で埋め尽くされた。以下に、司会者不在のなかで30分以上にわたって繰り広げられた異例のフリートークの模様を時系列に沿ってレポートする。

■トークノーカット動画レポート

YouTube player

■フォトレポート

盟友ムロツヨシ、満を持して初登壇

イベントは、まず中村倫也が一人でステージに現れるところから始まった。中村は「雨の中お越しくださいましてありがとうございます。今日はもう一方いらっしゃいますので、挨拶もそこそこに呼び戻したいと思います」と述べ、会場の期待を高めた。中村の「せーの!」という掛け声に合わせ、観客全員で「ムロさーん!」と呼びかけると、客席後方からではなく舞台袖から、テンション高くムロツヨシが登場した。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

中村倫也

ムロは「子供番組みたいな呼びかけ方で出てきましたけど」と笑いを誘いつつ、「5月15日に公開してから、私、舞台挨拶に全然協力できていなくて。やっと夢が叶ったというか、私から希望を出して中村倫也と舞台挨拶をしたいと言ったんです」と、今回の登壇が自らの熱望によるものであることを明かした。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

ムロツヨシ

ここでMCより、驚きの進行が告げられる。「本日はお二人の仲に免じて、全ての進行をお任せします。フリートークで30分間、自由にお話しください」という、いわゆる“丸投げ”の演出である。ステージ上にはクイズボタンや遊び道具が用意され、二人の濃密なトークタイムが幕を開けた。

ムロツヨシの「劇場潜入」告白と役者冥利

椅子に腰を落ち着けた二人の話題は、まず「完成した映画をいつ見たか」という点に及んだ。ムロは衝撃の事実を告白する。彼は多忙なスケジュールの都合もあり、関係者試写やDVDでの事前視聴をあえて断り、一般の観客と一緒に劇場で見ることを選んだという。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

中村倫也/ムロツヨシ

「5月30日、東京の一番混んでいる回を選び、一番後ろの席で見ました」とムロは語る。吉野耕平監督の演出は、スクリーンのテンポやグラフィックを重視しているため、初めて見るのは劇場でなければならないと考えたからだ。

鑑賞中、隣に座っていた若いカップルが、ムロ演じる坂田の傲慢な態度に対し「ムロツヨシ、むかつくわ」と漏らして帰るのを目の当たりにしたという。ムロは「『ありがとうございます!』って心の中で叫びましたよ。役者冥利に尽きます」と満面の笑みで語り、ヒール役としての成功を噛みしめていた。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

20年の絆が生んだ「廊下10分間の長回し」

話題は、本作のハイライトの一つである、検証番組の収録現場から坂田が去る際の「廊下での対峙シーン」へと移った。中村は「ムロさんとご一緒して一番嬉しかったのは、あそこがずっと長回しだったこと。ページ数にしても相当あるし、実際の芝居でも10分弱くらいあったはず」と振り返る。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

ムロはこのシーンの撮影にあたり、監督から「早口で淀みなくやってほしい」というリクエストを受けていた。20年来の付き合いがある二人だからこそ、仲良しこよしではなく、言葉の端々を鋭い刃のように突き刺し合う、しびれるような心理戦が実現したという。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

特筆すべきは、そのテクニカルな芝居だ。台本のセリフがドアの出口でちょうど終わるように、二人はお互いの歩くスピードを微調整し合っていた。中村は「カメラマンさんの歩調も変わるので、呼吸を合わせるのがワクワクした」と述べ、ムロも「演劇を一緒にやってきた経験が、こういうシーンを成立させるテクニックに繋がった」と同意した。

吉野監督の演出スタイルについて、ムロは「ダメ出しではなく『違う感じを見たいんですけど』と言ってくれる。役者を見たい、という演出が嬉しかった」と語り、一方で監督と何度も組んでいる中村は「僕はあまり言われない。中村が何をしてくれるか、超えてきてねというプレッシャーを感じる」と、信頼関係の違いを明かした。

「気持ち悪い」と言わしめた誕生日プレゼントの真相

トークが盛り上がるなか、ムロがステージ上に一つのクッションを持ち出した。それは、中村が昨年の撮影中、ムロの誕生日に贈ったプレゼントだった。中村が選んだのは、なんとも形容しがたい「ナマケモノの柔らかいクッション」である。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

ムロが「これをどういうメッセージとして受け取ればいいのか、1年半温めてきた」と問い詰めると、中村は「ムロさんの家には人が集まるから、誰かが座るための一角に置けばいいかなと思って」と理由を説明した。しかしムロが「僕はこれ、抱きつき枕だと思って一緒に寝てるよ」と明かすと、中村は即座に「気持ち悪い話になってきたな」とツッコミを入れ、会場は爆笑に包まれた。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

ムロはそのクッションに抱きつきながらフォトセッションに応じるというサービス精神を見せつつ、中村への「お返し」を渡した。料理好きの中村のために用意されたのは、箸、調理ベラ、番組出演時に話題となったピザカッターであった。中村は「ピザカッターは持ってなかった!」と喜び、ステージ上でプレゼント交換が行われるという、微笑ましい光景が繰り広げられた。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

観客からの質問:人生の選択と好きなお菓子

会場の観客からも質問が受け付けられた。福岡や名古屋から駆けつけた熱心なファンも多く、活発なやり取りが行われた。

「人生の選択ミスはあるか」という問いに対し、中村は「最近は正解しか出していない」と不敵に笑いつつ、目的地とは反対側の隣にある駐車場に気づかず、遠くに止めてしまったという些細なエピソードを披露した。一方のムロは、飲食店で話しかけられた見知らぬ客の話があまりに長く、気づけば2時間も話し相手をさせられてしまったというエピソードを語り、「愛槌(相槌)を打ってしまう自分の性格が出た」と苦笑した。

また、「好きなお菓子は何か」という質問には、ムロが「ポテトチップス(塩、コンソメ)」、中村が「焼きおにぎり」や「一口サイズのマドレーヌ(のようなもの)」と答え、役柄とは異なる素顔の一端を覗かせた。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

中村倫也/ムロツヨシ

終幕:この作品を「人生のしおり」に

30分のフリートークはあっという間に過ぎ、終了を告げるブザーが鳴り響いた。中村が「物語の余韻を全て捨てて帰ってもらおうという、20分喋り続けるムロさんの演劇スタイルを思い出しました」と皮肉ると、ムロは「これがカーテンコールですよ!」と応じ、最後まで二人の軽妙な掛け合いが続いた。

最後に、ムロは「自分たちの胸を張れる作品。皆さんから届く感想が、新しいお客様を呼ぶきっかけになります。褒めて、けなして、どんな感想でもいいので広めてください。またいつか、中村倫也と違う時代、違う世界で会いたいと思います」と力強く挨拶した。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

中村は「公開から1ヶ月弱、これほど愛される作品になったことを幸せに感じています。作品は公開されたら僕らの手を離れ、皆さんに愛でてもらう存在になります。人生の中で度々思い返す、誰かにとってのそういう存在(しおり)になれたら嬉しいです」と締めくくった。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

二人は深々と一礼し、名残惜しむ観客の拍手に包まれながら、雨の六本木での特別な一夜を終えた。映画『君のクイズ』は、クイズの謎解きを超え、観る者の人生に静かに、しかし深く寄り添う作品として、これからも愛され続けるだろう。

映画『君のクイズ』公開後“特別御礼”舞台挨拶

中村倫也/ムロツヨシ

■フォトギャラリー

[動画・写真・記事:三平准太郎]

映画『君のクイズ』

《INTRODUCTION》
『ゲームの王国』で第31回山本周五郎賞、『地図と拳』で第168回直木賞を受賞した作家・小川哲が、2022年に発表した小説『君のクイズ』。“クイズ”という日常的なゲームを題材にしながらも、想像を超える緻密かつスリリングな展開で注目を集め、2023年本屋大賞にノミネートされ、その後、第76回日本推理作家協会賞も受賞。作家・伊坂幸太郎は「面白すぎる!!こんなに興奮する謎に出会ったのは久しぶりで、ミステリーとしても最高」と発表直後から賞賛し、また、テレビプロデューサーの佐久間宣行は「一度本を開いたら、もう終わり」とコメントを寄せるなど、各界から激賞され、2月19日時点で、31万部を超えるベストセラーとなっている。
たった一問のクイズが導く、驚愕の“真実”と“人生”。クイズという枠を超えた、知的エンターテインメントの傑作が遂に実写映画化!
豊富なクイズ知識と論理的思考を併せ持つ“クイズ界の絶対王者”、主人公・三島玲央(みしまれお)を中村倫也、“世界を頭の中に保存した男”と呼ばれる天才クイズプレイヤー・本庄絆(ほんじょうきずな)を神木隆之介、番組を盛り上げるためには手段を選ばない“テレビ界が生んだ怪物”・坂田泰彦(さかたやすひこ)にムロツヨシという実力派キャストが集結。
監督を務めるのは、『ハケンアニメ!』『沈黙の艦隊』シリーズの吉野耕平。クイズプレイヤーの脳内で繰り広げられる思考の迷宮を、かつてないVFX表現でスタイリッシュに可視化する。日本を代表する俳優・スタッフが集結し、令和最大の【クイズ・ミステリー】が今、始まる!

《STORY》
賞金1000万円を賭けて戦う生放送クイズ番組“Q‐1グランプリ”の決勝戦。
日本中が注目する中、“クイズ界の絶対王者”・三島玲央と“世界を頭の中に保存した男”・本庄絆は共に優勝まであと一問と、王手をかけた。
そして迎えた最終問題、早押しクイズ。
張り詰めた空気の中、本庄は問題を1文字も聞かずに回答ボタンを押す。
会場がどよめく中、なんと正解を言い当て、優勝者となった。
なぜ彼は問題を1文字も聞かずに正解できたのか?やらせ? トリック? それとも魔法?
三島は前代未聞の「謎(クイズ)」に挑む——。
「謎(クイズ)」に隠された、クイズプレイヤーたちの≪人生≫。解き明かされる≪真実(こたえ)≫とは——
これは、全国民(あなた)へのクイズ。

出演:中村倫也 神木隆之介
森川葵 水沢林太郎 福澤重文 吉住 白宮みずほ 大西利空 坂東工
ユースケ・サンタマリア / 堀田真由 ムロツヨシ
原作:小川哲『君のクイズ』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
監督:吉野耕平
脚本:おかざきさとこ 吉野耕平
音楽:Yaffle 斎木達彦
クイズ監修:QuizKnock
配給:東宝
© 2026 映画『君のクイズ』製作委員会
公式サイト:https://yourownquiz.toho-movie.jp/
公式X:https://x.com/eigayourownquiz
公式Instagram:https://www.instagram.com/eigayourownquiz/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@eigayourownquiz

本予告

YouTube player

2026年5月15日(金)公開‼ クイズの答えが明かされる…‼

映画『君のクイズ』

ポスタービジュアル

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA