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RAIN DROPS

野本梢監督長編映画三作目となる『RAIN DROPS』(仮)製作決定

2020年田辺・弁慶映画祭にてグランプリ&映画.com賞とW受賞し注目を集める野本梢監督の新作長編『RAIN DROPS』(仮)の製作が発表された。2021年5月の撮影今秋完成を目指す。

野本梢監督の最新作である長編映画『愛のくだらない』(主演・藤原麻希)では第14回田辺・弁慶映画祭にてグランプリ&映画.com賞をダブル受賞し、2020年キネマ旬報でも特集を組まれるなど今大変注目を集める映画監督だ。
過去作では『私は渦の底から』(主演・橋本紗也加、あいち国際女性映画祭グランプリ、第10回辺・弁慶映画祭映画.com賞受賞)、『次は何に生まれましょうか』(主演・根矢涼香)では各映画祭でグランプリ等受賞し、また昨年春には池袋シネマロサで2週間特集上映を組まれるなど、人気実力とも兼ね備えている。

出演は『PとJK』の古谷佳也、『次は何に生まれましょうか』『広告会社男子寮のおかずくん』の橋本美和、『21世紀の女の子』『万引き家族』にも出演し、インディーズ映画のマドンナと称される堀春菜。
共演は湯田幸希・四家光葵・サトウヒロキ・藤原希・新津ちせ・森保博・長谷川ティティ・三坂知絵子・岡安泰樹ら、実力派俳優が名を連ねる。
撮影は渡邊雅紀(『君が世界のはじまり』「なっちゃんはまだ新宿』)が担当しスタッフ陣も豪華である。
3月15日より、MotionGalleryにてクラウドファンデイングがスタートする。
クラウドファンディングプロジェクトページ:https://motion-gallery.net/projects/raindrops

映画『RAIN DROPS』(仮)

INTRODUCTION
今作の中心となるのは小さな子どもを持つ家族です。 親というものは試用期間があるわけでもなく、突然そのポジションを渡され、初めての経験 に戸惑い、幸せを感じたり不安を抱いたりします。その中で、「常識」「母親像」「父親像」に左右され、これは求めすぎなんじゃないか、周りにとっては些細なことだ、などとつい一人で我慢してしまうことがあるのではないかと思います。
親同士でも、そうでなくても、たとえば公園で出会った知らない誰かでも、たまたま入ったお店の店員さんでも、言葉を交わす中で何か救われるかもしれない。それはお互いに。
親子の話を中心として、この物語は進んで行きますが、平然を装って生きてしまえているけど、本当は必死に堪えている、誰しもに向けた映画でありたいです。

あらすじ
大樹の転勤により住み慣れた街から越してきた斎藤家。知らない街で不安を抱えながらも、 家事・育児に意気込む亜矢子。日々の仕事に追われる大樹。その近くでは和也の暴力に怯え、幼い奏太を抱えて飛び出してきた伶奈が路頭に迷う。懸命に生きているだけなのに、気づか ぬうちにできた小さな穴が、静かに広がっていく。

RAIN DROPS

 

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