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わたしは光をにぎっている

松本穂香主演映画『わたしは光をにぎっている』のノベライズ本発売決定

主題歌担当のカネコアヤノによるあとがきも

11月15日公開、松本穂香・主演映画『わたしは光をにぎっている』のノベライズ小説発売が決定した。映画で主人公・澪を演じた松本穂香のビジュアルに、手書きのタイトルロゴが印象的な書影となっている。

小説ではメガホンを執った中川監督監修のもと、映画で描かれるストーリーに追加して、梅原氏によって個々のキャラクター背景を掘り下げた内容となっている。また、映画主題歌を担当するカネコアヤノによるあとがきも寄せられており、中川監督との出会いや、映画を観て主人公に自分自身を投影し、「歌を作れると思った」という主題歌誕生のエピソードも寄せられている。

小説 わたしは光をにぎっている

ほんとうの“自立”って、なんだろう。

四月の永い夢」で世界的評価を得た中川龍太郎監督。その最新作「わたしは光をにぎっている」を小説化!
上京した少女の思いを繊細に書きあげる。

【あらすじ】
両親に代わって育ててくれた祖母・久仁子の入院を機に東京へ出てくることになった澪。
都会の空気に馴染めないでいたが「目の前のできることから、ひとつずつ」という久仁子の言葉をきっかけに、居候先の銭湯を手伝うようになる。昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ、都会の暮らしの中に喜びを見出したある日、その場所が区画整理によりもうすぐなくなることを聞かされる。その事実に戸惑いながらも澪は、「しゃんと終わらせる」決意をする――。

著・梅原英司 原作・中川龍太郎
発売日:11月9日(土)
定価:1,200円+税
発行:ウィットスタジオ
発売:マッグガーデン

わたしは光をにぎっている

映画『わたしは光をにぎっている』

【イントロダクション】
主演を務めるのは、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)で、主人公の同僚・澄子役を演じ、一躍脚光を浴びた松本穂香。TBSドラマ日曜劇場「この世界の片隅に」(18)では主人公すず役に抜擢され、以降様々な話題作に出演。今後も『おいしい家族』(19)、『酔うと化け物になる父がつらい』(20)など主演作の公開が控えており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの実力派若手女優。
脇を固める俳優陣には徳永えり、光石研、樫山文枝ら日本映画のオーソリティーたち。
メガホンをとった中川龍太郎は1990年生まれ、若干29歳の新進気鋭監督。東京国際映画祭の公式部門のひとつである日本のインディペンデント映画を積極的に紹介する「日本映画スプラッシュ」で、『愛の小さな歴史』(14)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(15)と2年連続の出品を最年少にて果たし、注目を浴びた。
本作では、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した前作『四月の永い夢』(17)に続き、2作品連続で同映画祭へ出品され、映画祭の選考委員や著名な映画評論家たちがファンを公言し、熱いエールを送っている。
主演を務めた松本が「自分が出ている作品なのに、こんな風に泣いたのは初めて」と語った本作。何気ない風景や市井の人々に宿る消えるからこそ美しい輝きを慈しむように捉えた映像に、なぜか故郷を見出し胸が熱く、愛おしくなる。

【ストーリー】
宮川澪、20歳。ふるさとを出て、働き出した。
友達ができた。好きな人ができた。その街も消える、もう間もなく。

なんとなく東京へ出てきたが、仕事も人付き合いもうまくいかない澪。ある時から古い銭湯を手伝い始め、昔ながらの商店街の人たちとも交流するようになり、少しずつ都会の暮らしにも喜びを見出していく。だが、やっと見つけた居場所が、もうすぐなくなってしまうと知った澪は、「しゃんと終わらせる」決意をする──。
「閉店します」の貼り紙、一夜で壊される建物、路地から消える子どもたちの声──今、日本は発展や再開発の名のもとに、大きく変わろうとしている。<失われてゆくもの>を、感謝を込めて丁寧に送り出すことで、前へ進もうとする澪は、現代に生きる私たちに大切なものが終わる時にどう向き合うかを、まっすぐな瞳で伝えてくれる。

出演:松本穂香
渡辺大知 徳永えり 吉村界人 光石研/樫山文枝
監督:中川龍太郎
脚本:中川龍太郎 末木はるみ 佐近圭太郎 脚本協力:石井将 角屋拓海
チーフプロデューサー:和田丈嗣 プロデューサー:藤村駿 コプロデューサー:木ノ内輝
製作:WIT STUDIO 制作:Tokyo New Cinema 配給:ファントム・フィルム
©2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema
公式サイト:http://phantom-film.com/watashi_hikari/

11/15(金)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

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