
【インタビュー】「良いことがあると不安になる」あの、驚きの私生活を告白。ドラマの主人公・萌とリンクする“ポップな生きる術”とは?地上波ドラマ単独初主演「わたしの相殺日記」
地上波ドラマ単独初主演を務めるあのが、「わたしの相殺日記」で自己流の“相殺術”を駆使する主人公・萌を熱演。体を張った過酷な撮影の裏話から、幸せへの不安を解消する独自の私生活まで、作品の世界観と共鳴する彼女の等身大な素顔を聞いた(読者プレゼントあり)。
本作は、「今を幸せに生きる」をモットーに、あえて定職に就かず欲望のまま日々を謳歌する主人公・桜庭萌(あの)を描く完全オリジナルストーリー。
暴飲暴食や爆買いなどの“やらかし”を、経理上の処理に着想を得た「自己流相殺術」でチャラにしながら奔放に生きる萌の姿をコミカルに描き出す。
過酷な「相殺」のために汗水たらす彼女の奮闘に癒やされ、一日の終わりに疲れた心をふっと軽くしてくれる、ポップで新しい「癒やし系ドラマ」となっている。主演のあのは、自身のアーティスト活動とも重なる「生きる術」を体現している。
あの インタビュー&撮り下ろしフォト
作品の見所と主演の意気込み
‐ 自己流の「相殺術」で自由に生きようとするマイペースな主人公が物語の軸になります。今回、オファーを受けた時の感想と作品の見所を教えてください。
あの(桜庭萌 役)
オファーをいただいた時はすごく嬉しかったです。地上波単独主演という形は経験がなかったので、期待感というか「頑張りたいな」と気が引き締まりました。
見所は、とにかくぼくが体を動かしているところです。東京タワーの階段ダッシュをしたり、山に登ったり、お寺での修行で肩をパンと叩いていただく(警策)シーンがあったり……。普段絶対しないようなことをたくさんさせてもらったので、自分でも見たことのない姿を見せられるなと思っています。
‐ 台本を読んだ時の率直な感想はいかがでしたか?
あの
正直「体力を使いそうだなと」と思いました(笑)ツアー中だったので「うおー」と思ったけど、それでもやる意味がとてもある脚本だなって。最終的に「自分らしく生きることの大切さ」が伝わってくるんですけど、それが押し付けがましくなくて、ポップで楽しいんです。
生きる術をポップに伝える感じは、ぼくの音楽とも似ているなと思っていて。ぼくも歌詞を書く時に、伝えたいことをあえてポップに書くことがあるので、すごく共感しました。
体を張った撮影現場の裏側
‐ 撮影現場での印象的なエピソードはありますか?
あの
本当に濃厚な日々でした。東京タワーも、最初はエレベーターを使うのかなと思っていたら「本当に階段で登るよ」と言われて「本当に…??」って(笑) でも、ぼく以上にカメラを持って一緒に登っているカメラマンさんとかスタッフさんとかもいて。みんなで頑張ったし、その疲れがそのまま映像に伝わっていると思います。
あと、共演の竹中直人さんが撮影中に本当におならをされたんです(笑)ぼくの素のリアクションが出ていると思います。撮影初日だったんですけど、竹中さんは本当にエンターテイナーで「これは素敵な作品になりそう」と、すごくいい初日を迎えられました。
意外な才能と嫌いなスポーツ
‐ 今、東京タワーの階段など体力を使うシーンが多かったとありましたが、普段の体力作りは?
あの
全くしないです。ライブがあってもジムもピラティスも行かない。本番で100%以上出すために、普段は温存することを心がけています。
撮影でも、文句を垂れずにスムーズに登れました。
‐ 始球式、キャッチボール、バスケットボールを過去、披露されていますが、経験者のようにフォームが決まっていて、スポーツ万能に見えますが、実際のところは?
あの
スポーツをやるのはホントに好きではないんです。番組の企画でやるぐらいなんですが、なぜかできちゃうから「才能ある」って思われちゃう。スポーツについては知識も経験もないし、褒められても手応えがないんです(笑)
主人公・萌との共通点と相違点
‐ 後先考えず欲望のままに生きる萌ですが、ご自身との共通点はありますか?
あの
「自分がこうしたいと思ったらこうする」というところは似ています。あと、あまり行きたくない飲み会やご飯会に行ってしまった後に、「どうこれを相殺(チャラ)にするか」を考えるところは、ぼくも同じ経験が何度もあるのでめちゃくちゃ共感しました。
‐ 逆に「ここは違うな」と思う部分は?
あの
運動をして相殺しよう、という発想は全くなかったです。そこは萌を見て「偉いな」と思いました。ぼくには経験のない話でしたね。
役作りでのこだわりと苦労
‐ 今回、役作りで工夫したことや苦労したことはありますか?
あの
オリジナルストーリーなので、撮影しながら役を作っていく自由さが楽しかったです。寝相の悪さとかをあえておじさんっぽくやるのを意識しました。しっかり者の弟との差を出したくて、家の中では大幅にだらけるようにしました。
苦労したのは、しっかりハキハキ喋るシーンです。萌は元・社会人なので、普段のぼくの喋り方とは違うトーンで長台詞を言わなきゃいけなくて。噛まないように意識するのが大変でした。あと……やっぱり山登りも大変でしたね(笑)
‐ 「頑張らなくていいけど諦めていない」という萌のスタンスと重なるところはありますか?
あの
ぼくもこの世界に入った時、「余裕そう」とか「気楽そう」に見えるのっていいなと思っていたんです。自分の欲望に正直に生きるのって、実は自分を大切にすること。それって意外と難しいことだけど、結局はちゃんと頑張っているよねって、萌を見ていて励まされる気持ちになりました。
主題歌「KILL LOVE」への想い
‐ 主題歌の「KILL LOVE」について聞かせてください。
あの
昨年出した曲なんですけど、サビの「一生HUGして 一生KISSして一生KILLして生きてたいな」というフレーズが、今回の相殺日記の世界にすごく合っているなと。そんな縁を感じる、ぴったりな楽曲になったと思います。
主演をやって、作詞・作曲もボーカルもやっているというのは面白いなと思います。
あの独自の「相殺術」
‐ 今回は萌の役柄を象徴するパジャマ取材会ということでパジャマ姿ですが、家でもパジャマ派ですか?
あの
はい、パジャマはたくさんの種類を持っていて、パジャマに着替えないと寝られないです。普通の紳士用っぽいというか、チェックのパジャマがいっぱいあります。
今日の取材会場は、畳やちゃぶ台まであって異様な光景ですけど(笑)、テレビ東京さんが「あのちゃんの電電電波♪」を収録しているスタジオなので、こうして雰囲気が変わっているのが面白いです。
‐ あのさん自身の「これやっちゃったけど相殺してるな」というエピソードは?
あの
朝までゲームをしちゃった時とか。寝る時間がないのに「外で働いたから自分の時間を確保したい」ってゲームをして、次のお仕事でだらけないように「よし、倍やってやろう」と気合を入れます。
あと、嬉しいことがあったら嫌なことがあってほしいと思う性格です。なので帳尻合わせみたいなことはけっこうしています。
‐ 「嫌なことがあってほしい」というのは意外です。
あの
幸せすぎると不安になる感覚に近くて。あまり喜ばないように、あえて壁に体を擦り付けて痛い思いをしたり、雨の日に水溜りに入ってみたり……。あえて「雑に生きる」ことで相殺しています。めちゃくちゃ幸せな行動だと思いながらやっています(笑)
食生活と「自由」への価値観
‐ 萌はスーパーのお惣菜で宴会をしますが、あのさんが「一人宴会」をするなら?
あの
辛いものはマストです。辛いラーメンとか大好き。あとはお菓子パーティー。チョコチップクッキーやポテチを食べながらテレビを見る……気を使わなくていい「一人パーティー」が一番楽です。
‐ 劇中で萌が「自由すぎて不安」になるシーンがありますが、あのさんの大切にしている「自由」とは?
あの
ぼくは予定がなければ「ラッキー!」って思うタイプなので、自由すぎて不安になることはないです。結局その時間に音楽制作をしちゃったりして、仕事と繋がってはいるんですけど。
でも、嫌なことや怒りのパワーを音楽に込めることは多いです。それも一つの「相殺術」だったんだなって、今回気づかされました。
‐ 最後に視聴者へのメッセージをお願いします。
あの
映像の質感がすごく面白くて、コミカルで気楽に見れる作品になっています。美味しいご飯を食べながら、ゴロゴロしながら見てほしいです。その時はいっぱい自分を解放して、次の日に「相殺」する気持ちで楽しんでもらえたら嬉しいです。
あの プロフィール
若い世代の女性を中心に人気を誇る「あの」。2020年9月より「ano」名義でのソロ音楽活動を開始。2022年4月 TOY’S FACTORYよりメジャーデビュー。同年10月TVアニメ『チェンソーマン』エンディング・テーマに『ちゅ、多様性。』が抜擢。2023年末には日本レコード大賞特別賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも出場。2024年3月映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』主演声優と主題歌を担当。映画『推しの子』にもMEMちょ役で出演。音楽活動だけに留まらずタレント、女優、声優、モデルと多岐にわたり活動。2025年9月には自身初の武道館公演を開催。
現在、テレビ東京にて、ドラマ「惡の華」が放送中。
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[インタビュー・写真:三平准太郎]
ドラマ『わたしの相殺日記』
《STORY》
先行き不透明な世の中で、誰もが将来への漠然とした不安を抱えながら生きている。主人公 桜庭萌(29)は、そんな不安から”いち抜け”した女性。「今を幸せに生きる」をモットーに、あえて定職に就かず、暴飲暴食、夜遊び、朝寝坊、爆買いetc… 後先考えず欲望のままに日々を謳歌している。なぜなら、彼女にはとっておきの”必殺技”があるから。それは、経理上の相殺処理に着想を得た「自己流相殺術」だ。どんなに羽目を外しても、“相殺“すれば大丈夫…なのか!?
相殺のために汗水たらす萌にツッコミつつ、萌や、萌を取り巻く人物たちに癒やされていく。
一日の終わりに、疲れた心をふっと軽くしてくれるそんなドラマです。
主演:あの
出演:窪塚愛流 ゆめっち(3時のヒロイン) 遊井亮子 / 竹中直人
脚本:田口佳宏 吉見健士
監督:アベラヒデノブ 松浦健志 宮森玲実
主題歌:ano「KILL LOVE」(トイズファクトリー)
オープニングテーマ:ハカネ「dust-chute」(ビクターエンタテインメント)
制作:テレビ東京、共同テレビジョン
製作著作:「わたしの相殺日記」製作委員会
©「わたしの相殺日記」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/sousainikki/
公式X:@tx_sousainikki
公式Instagram:@tx_sousainikki
ハッシュタグ:#わたしの相殺日記
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
放送日時:2026年6月5日スタート 毎週金曜深夜24時52分~25時23分、BSテレ東 2026年6月8日スタート 毎週月曜深夜24時00分~24時30分
配信:U-NEXT、TVer(見逃し配信) 、テレ東HP、Lemino
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