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「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

加藤シゲアキがこけら落とし公演をプロデュース。W主演に大橋和也&寺西拓人。有明の複合施設「TOKYO DREAM PARK」2026年3月27日開業決定

2025年9月25日、東京都港区六本木のテレビ朝日本社1階アトリウムにて、「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会が開催され、オープニングアンバサダーを務めるサンドウィッチマン、高嶋ちさ子、そして新劇場のこけら落とし公演のクリエイティブプロデューサー・原作・脚本を務めるNEWSの加藤シゲアキらが登壇した。

発表会レポート

テレビ朝日の野上慎平アナウンサー、弘中綾香アナウンサーが進行を務め、複合型エンタテインメント施設として有明南地区に建設が進められていた本施設の開業日が2026年3月27日(金)に決定したことが発表され、「夢中から、はじまる。」を施設テーマとする豪華なオープニングコンテンツが一挙に公開された。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

野上慎平アナ/弘中綾香アナ

■早河会長、メディアシティ戦略の中核を強調

冒頭、株式会社テレビ朝日ホールディングス会長の早河洋氏が挨拶に立った。
早河氏は、本施設が「すべての価値の源泉はコンテンツにある」という理念のもと、テレビ朝日が全社的に推進してきたメディアシティ戦略の中核プロジェクトであると説明した。また、エンタテインメントとテクノロジーが融合する新たな発信拠点を目指し、日本を代表するパートナーとともに多様で豪華なコンテンツを展開していく旨を述べた。
開業日は2026年3月27日であることも改めて報告された。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

株式会社テレビ朝日ホールディングス会長 早河洋

■開業を盛り上げるオープニングアンバサダー

本施設の開業を盛り上げるオープニングアンバサダーとして、サンドウィッチマンと高嶋ちさ子の就任も決定した。両組とも、テレビ朝日の人気番組と縁が深い(サンドウィッチマン氏は『帰れマンデー見っけ隊!!』『10万円でできるかな』『博士ちゃん』、高嶋ちさ子氏は『ザワつく!金曜日』『プラチナファミリー』などに出演中)。彼ら3人が「TOKYO DREAM PARK」の開業を大いに盛り上げていく。
「TOKYO DREAM PARK」は、有明という新たな地から、エンタテインメントとテクノロジーを融合させた多様なコンテンツを発信する拠点として、2026年3月27日にその扉を開く。オープニングイヤーの華やかなラインナップに期待が集まっている。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

高嶋ちさ子/サンドウィッチマン

フリップトークでは、サンドウィッチマンの2人と高嶋ちさ子は『自分だったら「TOKYO DREAM PARK」をどう使いたいか?』をそれぞれ次のようにしたためた。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

「ザワつくTDP」高嶋ちさ子

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

サンド伊達「萬みきおコンサート!」

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

サンド富澤「謝罪会見」

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

■施設概要とオープニングコンテンツ

地上9階・地下1階からなる「TOKYO DREAM PARK」には、多目的ホール、劇場、イベントスペース、レストラン、屋上広場などが備わる。特に、開業を彩る主要な3つのコンテンツが発表された。

1. SGC HALL ARIAKE(SGCホール有明)

金の精錬・製作・販売を手がける株式会社SGCとのネーミングライツ契約により命名された多目的ホールである。
座席数は着席時約3,700席、スタンディング時には最大5,000人を収容可能で、世界最高峰のイマーシブオーディオシステムを導入し、迫力ある音楽体験を提供する。
テレビ朝日が音楽番組やイベント事業で培ったノウハウが結集しており、今後はドームやアリーナで活躍するスーパーアーティストが続々と登場する予定だという。開業時期は2026年3月下旬である。
TOKYO DREAM PARK

SGC HALL ARIAKE

TOKYO DREAM PARK

SGC HALL ARIAKE

2. EX THEATER ARIAKE(EXシアター有明)

東京ドリームパークの3階に位置するこの新劇場は、演劇やミュージカルに最適化されており、最大1,546席を擁する。
セリフや歌詞が聞き取りやすい音響設計が施され、多様な演出プランに対応できる自由度の高い舞台構造(組立床、オーケストラピット、張り出し舞台、花道など)が特徴である。劇場デザインの壁面には、有明の海と波をモチーフにした凹凸が施されている。
この「EX THEATER ARIAKE」は、2026年4月から2027年3月までをオープニングイヤーと位置づけ、華やかなラインナップを展開する。
TOKYO DREAM PARK

EX THEATER ARIAKE

TOKYO DREAM PARK

EX THEATER ARIAKE

EXシアター有明 こけら落とし公演:加藤シゲアキ氏の新たな挑戦。クリエイティブプロデューサーとして舞台を一から構築
特に注目を集めたのは、2026年4月開幕の「EX THEATER ARIAKE」こけら落とし公演『AmberS -アンバース-』の発表であった。
クリエイティブプロデューサー、原作、脚本を直木賞候補作家でもあるNEWSの加藤シゲアキが担当することが公表された。
加藤は、2012年に小説家デビューして以降、『オルタネート』が直木賞候補にノミネートされ、戯曲『染、色』が岸田國士戯曲賞の最終候補に選ばれるなど、作家として高い評価を得ている。
加藤はこの大役に際し、長めにレポートが求められた自身のコメントを、以下のように述べた。
 
加藤シゲアキ
この度、『AmberS』のクリエイティブプロデューサー・原作・脚本を務めることになりました。
新劇場のこけら落としという大役ではありますが、小説を軸に培ってきた物語制作の経験と、エンタメ界に長く身を置いてきた経験を活かし、新たな舞台を展開できればと考えております。
脚本執筆だけでなく、クリエイティブプロデューサーという形で、チーム作りからやらせてもらっています。
脚本は概ねできており、実現に向けて各所動いている状況ですが、すでに観客の方々の期待を越えるものになる予感がしています。
有明という土地にふさわしい幕開けになるに違いありませんので、どうか楽しみにしてください。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

加藤シゲアキ

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

加藤が担うのは、永遠の若さを司る薬「アンバース(琥珀)」を巡る壮大な物語である。演出は河原雅彦氏が務める。
主演は、なにわ男子の大橋和也とtimeleszの寺西拓人が務めるW主演体制となることも発表された。主催はテレビ朝日とSTARTO ENTERTAINMENT。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

なにわ男子・大橋和也/timelesz・寺西拓人

3. イベントスペース (EX STUDIO7/8)

複合施設内の2つのイベントスペースで、注目のコンテンツが展開される。
100%ドラえもん&フレンズ in 東京(EX STUDIO7)
開業日である2026年3月27日から、約870㎡の「EX STUDIO7」にて開催されるのは、『100%ドラえもん&フレンズ in 東京』。
世界5都市(香港、上海、バンコク、台湾など)を巡りファンを魅了してきた、ドラえもん史上最大級の展覧会が日本初上陸となる。
まんが・アニメ・大長編の世界が一堂に会し、100体以上の個性あふれるドラえもんが集結する。本展は東京ドリームパークの記念すべき第一弾イベントとして位置づけられている。
東京ドリームパーク7階のイベントスペース(EX STUDIO7)で開催される『100%ドラえもん&フレンズ in 東京』のコンテンツ発表パートでは、イベントのキーアイテムである「100%友達集め鈴」の紹介と、ドラえもん本人の登場と発言があった。
新しいひみつ道具「100%友達集め鈴」
このひみつ道具は、「いつでもどこでも心の中に思い浮かべた“友達”を呼ぶと、その友達がやってきてくれる不思議なひみつ道具」である。
展覧会のキーコンセプトとして、会場いっぱいにたくさんの“つながり”を呼び起こすものだという。
MCは、この鈴に向かって友達の名前を叫べば「いつでもどこでも友達を呼べる」と説明した。これに対し、サンド富澤が「友達がいない人はどうしたらいいんです?」と問いかけると、野上アナは「友達になってほしい名前を鈴に向かって呼べばいいんです」と改めて返し、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

野上慎平アナ

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

弘中綾香アナ

ドラえもんの登場とメッセージ
 
その後、高嶋が「ドラえも~ん!」と大きな声で呼びかけると、ドラえもんが登場。

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

高嶋が「ドラちゃん、久しぶり!」と親愛を込めて声をかけ、サンドウィッチマンらも登場を喜ぶ中、ドラえもんは今身につけている鈴がまさしく「100%友達集め鈴」だと話した。

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

100%友達集め鈴

続けて今回の東京展では、日本ならではの文化や魅力をテーマにした「日本会場オリジナルドラえもん」が新たに4種類登場すると発表された。
MCは、登壇者のサンドウィッチマンと高嶋ちさ子に対し、この新しいドラえもんがどのような姿で登場するかをクイズ形式で出題した。ヒントとして「3月27日というこの季節」が挙げられると、登壇者からは「桜の季節だから」「お花見ドラえもん」といった連想が飛び出した。
そして、ドラえもん自身から、その正体を発表。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

桜ドラえもん

ドラえもんは、「日本では僕がこんな姿になって登場します」と述べ、その姿を公開した。
それは桜をモチーフにした「桜ドラえもん」。サンドウィッチマンの伊達みきおは、「春らしいピンクだ」と、その可愛らしい姿に感心。
この「桜ドラえもん」が「日本会場オリジナルドラえもん」4種類のラインナップの一つとして登場し、残りの3種類については、今後順次情報が発表される予定だ。
また、この「日本会場オリジナルドラえもん」4種類が勢ぞろいするテレビアニメも放映予定であり、これまでに見たことがないドラえもんの新しい魅力に期待が寄せられている。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会
 
最後にドラえもんは、「家族みんなで楽しめる最大級の僕たちのイベントが来年3月27日に有明でスタートします」と告知し、「この僕が今つけてる「100%友達集め鈴」を鳴らすのでみんなで遊びに来てね。よろしく!」と呼びかけた。
「TOKYO DREAM PARK」コンテンツ発表会

4. RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール)(EX STUDIO8)

東京ドリームパーク8階の広大なイベントスペース(約1,200㎡、天井高8m)には、フランスでデジタルアート文化を牽引してきた「ATELIER DES LUMIÈRES(アトリエ・デ・リュミエール)」が日本で初めて誘致される。
2026年初夏にオープンする施設は、「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール)」(光の夢)と命名された。
コンセプトは「アートのシャワーで、目醒める。」で、最新技術搭載の100台以上のプロジェクターと約60台のスピーカーシステムにより、光と音がシンクロする没入型の本格アート体験を提供する。
リュミエールプロジェクトを世界展開するキュルチューレスパス社CEOのオレリアン・ボスク氏は、VTRの中でテレビ朝日との提携について、スペクタクルで前例のない、忘れられない没入型体験を創造できることを誇りに思うと語った。
また、この長期的なパートナーシップは、芸術的な卓越性、創造的なビジョン、そして最先端技術を融合した大規模な没入体験を生み出すだろうと期待を寄せた。
記念すべき上映第1弾作品は、「ゴッホ」に決定している。
TOKYO DREAM PARK

EX STUDIO 8

■フォトギャラリー

[記事・写真:三平准太郎]

■ TOKYO DREAM PARK について

テレビ朝日が来春、有明に開業予定の「TOKYO DREAM PARK(東京ドリームパーク)」は、メディアシティ戦略の中核を担う複合エンタテインメント施設。
「全ての価値の源泉はコンテンツにある」という理念のもと、自社 IP を活用したリアルイベントなどを展開できる新たなプラットフォームとして誕生します。施設内には、多目的ホール・劇場・イベントスペース・屋上広場・レストランなどを備え、エンタテインメントとテクノロジーが融合する発信拠点を目指します。
公式サイト:https://tdp.tv-asahi.co.jp/
 

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