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映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

當真あみを待ち受けにして撮影に臨んだ中条あやみ、舞台挨拶で大粒の涙。映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

2025年9月22日、丸の内ピカデリーにて、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会が行われ、當真あみ、齋藤潤、池端杏慈、杉野遥亮、中条あやみ、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、酒井麻衣監督が登壇。(フォト&動画)
 
本作は、芥川なお原作の純愛小説を、脚本・岡田惠和×監督・酒井麻衣という世代を跨いだ新鮮なタッグで実写映画化。
余命を宣告されながら、家族や友人、そして慣れない学校生活に対して明るく振る舞う主人公・桜井萌を演じるのは、連続ドラマ初主演となる「ちはやふるーめぐりー」(NTV)への出演中で、本作で長編映画初主演を飾る今最注目のヒロイン當真あみ。
萌から突然告白される純朴な同級生の佐藤日向を演じるのは、映画『カラオケ行こ!』(24)での悩める中学生役で印象を残し、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞に輝いた齋藤潤。
さらに、萌の親友であり、日向の幼馴染である高遠麗を池端杏慈、13年後の日向を杉野遥亮、13年後の麗を中条あやみ、萌の両親役として田中麗奈そしてユースケ・サンタマリアといった豪華キャストが集結し、フレッシュな顔ぶれから実力派まで揃った珠玉のヒューマンラブストーリーが誕生した。

舞台挨拶レポート

■トークノーカット動画レポート

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■フォトレポート

舞台上に映画の世界観が再現される中、まずは登壇者からの挨拶。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

ユースケ・サンタマリア/田中麗奈/杉野遥亮/齋藤潤/當真あみ/池端杏慈/中条あやみ/酒井麻衣監督

桜井萌を演じた當真あみは、作品を観客に見ていただき、直接会うのが初めてであることに触れ、「こうして作品を皆さんに見ていただく、そして直接お会いするっていうのが今日が初めてなのでとてもとても楽しみにしてきました。この時間が皆さんにとって本当に楽しいと思える時間になるよう今日務めてまいるのでよろしくお願いいたします」と述べた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

當真あみ

続いて佐藤日向を演じた齋藤潤は、約1年前に撮影した作品が完成披露試写会を迎えられたことを喜び、「素敵な登場人物たちがこれから出てくるので、楽しみにしてくださったら嬉しい」と観客にメッセージを送った。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

齋藤潤

高遠麗役の池端杏慈は、観客に会えることを楽しみにしており、「今日は最後まで楽しんでいっていただけたらなと思います」と呼びかけた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

池端杏慈

佐藤日向の13年後を演じた杉野遥亮は、「皆さんといい時間過ごして、いい感じで帰っていただけたら嬉しいです」と期待を寄せた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

杉野遥亮

高遠麗の13年後を演じた中条あやみは、今年の自分のいる地域からは「ストロベリームーン」が見られなかったとしながらも、「こうやって今日あの大きいストロベリームーンが見れてすごく嬉しい。なんかいいことがありそうだなって思ってます」と心境を語った。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

中条あやみ

萌の母・美代子役の田中麗奈は、応募の中から当選した観客に対し、「皆様が一番最初のお客様です。おめでとうございます」と祝福。また、観客には若い世代が多いかもしれないが、「私や裕介さんの世代のお父さんお母さん世代にも楽しめる作品なので、ぜひ幅広い年齢の皆様に見ていただきたいです」と作品をアピールした。

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

 
萌の父・幸介役のユースケ・サンタマリア(本名:中山裕介)は、「ストロベリームーン」という言葉が気に入り、本名が中山裕介であることから、「今後はストロベリームーン中山に改名しようかどうか今すごい考えています」と冗談を飛ばし、観客を和ませた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

ユースケ・サンタマリア

最後に酒井麻衣監督は、観客への感謝を伝え、「とてもいい映画になっていますので、早く皆さんに見ていただきたいです」と作品への自信を覗かせた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

酒井麻衣監督

主演・當真あみの心境とプレッシャー

長編映画初主演を務めた當真あみは、萌を演じることが決まった時の気持ちについて、「まず一番に『やった!』という嬉しいという気持ちがありまいた」と明かした。この作品が本当に素敵な作品であることも嬉しかったという。
一方で、「主演という形で参加させていただくということで、自分の現場での振る舞いやお芝居一つ一つで雰囲気が変わっていくのだろうな、ということにプレッシャーを感じましたけど、楽しんで頑張りたいと思っいました」と振り返った。
実際に演じた感想としては、自身が演じた萌が「明るくていわゆる天真爛漫で、ちょっと天然っぽいピュアなところがあって、自分の気持ちにすごく真っすぐな女の子」であったため、性格面で自身とは違う部分をしっかり理解しながら楽しく演じたかったと述べた。
 

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

齋藤潤、日向役への熱い思い

日向役の齋藤潤は、原作(著者:芥川なお)を読んだ時から「日向君をやりたい」と思っていたため、出演決定時は「めちゃくちゃ嬉しかった」という。
また、共演した當真あみ演じる萌と向き合う演技について、「ずっとお芝居をしてても、あみちゃん演じる萌ちゃんを見ていたら、自然と背中を押してくれたり勇気をもらえたり言葉をたくさんもらっていました。なので、撮影中はそのエネルギーと一緒に頑張れたら良いなと思っていました」と語った。

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

高校生キャストの印象の変化

最近、ドラマ撮影(「ちはやふる-めぐり-」)でも共演した當真と齋藤について、お互いの印象の変化が話題となった。
 
當真は、斎藤の印象が大きく変わったという。映画の撮影時、日向役の齋藤は「物静かでおっとりしていて、優しさがにじみ出ている」男の子であった。それは役を現場にそのまま降ろしていたからだと感じたが、ドラマ撮影時は「ものすごく弾けていて」、映画よりも同世代の俳優がたくさんいたため、「少年らしい一面もあるんだな」と改めて発見したと述べた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

齋藤潤/當真あみ

齋藤は、當真について「すごく優しくて」と述べ、約1年間も萌役の當真と一緒にお芝居ができたことが「幸せ度が半端なく」嬉しかったという。當真が現場でプレッシャーを周りに出さずに、撮影期間中もドラマ撮影中も「チーム、そして同世代の皆をまとめる存在でいてくださった」ため、本当に頼もしい存在であったと感謝を伝えた。

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

池端杏慈と中条あやみ、麗役を語る

萌の親友であり、日向の幼馴染である高遠麗を演じた池端杏慈は、麗について「本当にサバサバしていて好きだなって思った」と述べ、幼馴染の日向には「ちょっと辛口な部分もある」が、親友の萌に対しては全力で応援する「強くてかっこいい女の子」を演じることができて幸せだったと語った。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

池端杏慈

その麗の13年後を演じた中条あやみは、これほどプレッシャーを感じた作品はなかったと告白した。その理由は、當真あみ演じる萌が「萌しかいない」、佐藤潤演じる日向が「佐藤君しかいない」、池端杏慈演じる麗が「この人しかいない」という、「それぞれがこの人しかいないと思うキャスティング」であったからだと述べた。

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

中条は、役作りのために、事前に見たみんなの映像がとても良く、その作品を良くできるようにと常に考えていたという。撮影期間中、高校生時代の萌役の當真と会う機会が少なかったため、「ずっと携帯の待ち受けを、萌ちゃんにしていました」と、當真の写真を自身の携帯の待ち受けにしていたという驚きのエピソードを披露した。
當真は「めちゃくちゃ嬉しいです!」と照れた。
MCが待ち受けにした効果を尋ねると、中条は「萌に対する想いがより深くなりました」と答えた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

當真あみ/池端杏慈/中条あやみ

 

杉野遥亮、13年後の日向を演じる

日向の13年後を演じた杉野遥亮は、高校生時代の日向を演じた齋藤潤とは現場で1回しか会っていない(計3回程度)としながらも、13年前の日向君が「すごく真面目で一生懸命」なのを見て、「あ、俺もそういうとこあるな」と共通点を感じたという。
また、酒井監督が「同じ自転車を使っている」など、衣装や持ち物を通して「すごい繋がりを持たせてくれていた」ため、役に入りやすかったと述べた。
 
齋藤潤は、杉野が13年後を演じると聞いた時、「頑張らないといけないな」と強く思ったという。映画で杉野演じる大人の日向を見た時、「二つの時代の日向君がすごく重みが、深みが増したな」と感じたと感想を述べた。
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杉野遥亮/齋藤潤

池端杏慈も、13年後の中条あやみが演じる麗について、「13年後も変わらず」強く逞しい女の子を演じてくださっていたのを見て、「嬉しい気持ちにもなりましたし感動した」と語った。
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池端杏慈

高校生キャスト、お互いへの感謝

當真あみは、日向役の齋藤、麗役の池端との関係性について感謝を述べた。
當真は人見知りな性格で、自分から話しかけるのが苦手であったが、池端が「すごくたくさん話しかけてくれて」、麗と萌の仲の良さの土台となる部分が「自然と出来上がっていた」という。
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當真あみ/池端杏慈

齋藤については、現場では役を「ずっと続けてその場にいてくれる」存在であったと述べた。「お芝居も無理せずともスッと合うような感覚があって、それが一番リラックスしてできた」ため、二人には心から感謝していると語った。
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齋藤潤/當真あみ

田中麗奈とユースケ・サンタマリア、親目線で語る

萌の両親役として出演した田中麗奈とユースケ・サンタマリアの二人は、家族のシーンの撮影を振り返った。
田中麗奈は、まず岡田惠和の脚本に出演できたことが大変嬉しかったという。原作にはなかった両親のエピソードがより多く入っており、「それを酒井監督が美しく、ピュアに撮ってくださって制作チームの相乗効果を感じました」と語った。
現場では家族3人のシーンが多く、たくさんコミュニケーションを取り、お互い助け合って「すごい良い雰囲気で撮影が進んだ」と述べた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

田中麗奈

ユースケ・サンタマリアは、岡田惠和の脚本を読み、「今の岡田さん、これすごいいいじゃないですか」と絶賛し、出演を決めたという。しかし、台本の初稿(準備稿)が気に入っていたのに対し、本番用の本になった時に「結構大きく変わってて」と戸惑いがあったことを明かした。
そこで監督と初めて顔を合わせた時、ユースケが「監督すげえな」と感じたエピソードを披露。ユースケが自分の意見を伝えると、監督は「そう思わたのは分かります」と受け入れながらも、「なぜ脚本がこうなっているか」を詳細に説明し、その考えの深さにユースケは「信頼度がドーンとマックス」になり、「この人に全部任せよう」と完全に背中を預けて撮影を乗り切ったと振り返った。
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ユースケ・サンタマリア/田中麗奈/杉野遥亮

 

酒井麻衣監督が込めたこだわり

酒井監督は、「現場で生まれた“純粋な愛の話”や“思いやり”を優しく映させていただいた」と語った。
特に力を入れた点としては、萌、日向、麗ら高校生5人組の「和気あいあいとしたエチュード(アドリブの芝居)」をお願いしたところ、彼らが話し合って「等身大の、少しクスッと笑ったりもする演技が撮れたのが良かった」という。
また、萌に対する愛情を、お父さん、お母さん、親友、好きな人という「いろんな方の視点で描いている」ため、そこの感情を常に大事にしたと述べた。
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酒井麻衣監督

映画鑑賞後の号泣エピソード

MCから「思わず涙が出てしまう映画」という点について質問があった。
當真あみは、試写を見た時に「人に顔見られたくないな、ってぐらい泣いて出た」という。「私は自分の役目線で見ることが多くて、萌に向けられた愛が画面からビシビシ伝わってくるので、そこに結構うるっと来ました」と語った。
「特にお父さんお母さんのシーンと13年後の麗ちゃんと日向君のシーンでは、抑えようと思ってもつい涙が出ちゃった」と、客観的に彼らの姿を見たときに感動したと明かした。

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中条あやみは、「もう映画館で試写で見ながら、もうその本当私も自分の作品ってなかなか客観的な目で見れなかったりすることもあるんですけど、もうずっと泣いてて」。
さらに、試写が終わり退室する際、酒井麻衣監督の顔を見た瞬間に、感情が堰を切ったように溢れ出した様子を告白した。
「終わった後、試写から出てきて、なんか監督の顔見た瞬間に、なんかダムが決壊したみたいに、なんかだーって泣き始めちゃって。あれは何だったんですかね?監督」と酒井監督に問いかけた。
これに対し酒井監督は「中条さん、とても感動されて本当に号泣されていましたね」と振り返ると、中条あやみは「その時の感情を思い出しただけでうるうるしちゃう」と語った。
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中条あやみ/酒井麻衣監督

MCの辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)が、号泣の理由を「何の涙だったんでしょう?」と深掘りしようとすると、中条あやみは、「え、でも本当になんかすごくなんだろう、その本当の時間がこの映画にはあったなって思って」と、作品に流れる時間の真実性に感動したためであると説明しつつも、当時の感情が蘇ったようで、堪らず大きな涙を流し、話し続けるのが難しい状態に。なんとか声を絞り出すように「すごいこれだけいい映画です。皆さん見てください」と観客に呼びかけた。

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

その後、MCは、観客も映画を見て号泣し「立ち上がれなくなる可能性」があるかもしれないとし、「何かアドバイス」をするよう中条あやみに求めた。しかし、中条あやみは涙でうまく話せなくなり「無理、もう無理」となると、MCはこれを受け、「やめときましょうか。では、杉野さんにお願いしましょうか。」とすると、中条も「杉野さんお願い!」と、杉野遥亮に質問をパスする流れとなった。
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中条あやみ

それを受けた杉野遥亮は、「映画には純粋な想いがたくさん詰まっていた」と感じており、特に13年前の若いキャストたちが「一生懸命みんなで何か作ってる感じ」を見て、彼らの思いが「今のこういう世の中に、こういう時代に、皆さんの心を動かせるいいものができていたのかな」と思いながら見ていたと述べた。
 
田中麗奈は、家族のシーンが多かったため、萌役の當真あみをずっと見守っていて、「頑張れ、頑張れというか、支えていく気持ちを全力でいた」という。萌が学校に行ったり、恋をしたり、やりたいことをやっていく姿を見て、「すごく生き生きしてて、素敵で、それを見れただけなんか本当に幸せ」だったと、母親目線での感動を語った。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

田中麗奈/杉野遥亮

ユースケ・サンタマリアは、役柄だけでなくプライベートでも娘として見ていた當真が、役作りのために「ずっとダイエット」をして、暑い夏にフルーツばかり食べて痩せていくのを「俳優仲間としても、父親役としても、すごい心配でした」と話し、「本当に精神的にどうかなりそうだったんですけど、なんとか乗り切りました」と、撮影の苦労と當真への思いを語った。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

ユースケ・サンタマリア/田中麗奈/杉野遥亮/齋藤潤/當真あみ

13年後のキャストとのつながり

當真あみは、13年後の麗役の中条あやみと日向役の杉野遥亮について、「現場ではお会いできませんでしたが、スクリーンでお二人を見た時、ずっと現場で会っていた麗がそのまま大きくなったように感じました。萌としても、お二人がこんなに大きくなってるっていうその嬉しさや、ずっとずっと見守ってたみたいな感覚があって、その間の無いはずの記憶までどんどん出てきて、彼らが役柄とリンクしていました」と強調した。
 

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齋藤潤も、「映画を見た時にどう頑張っても日向君の目線んでしか見れなくて、スタッフや出演者一人一人の温かい想いがこれから観客に届くと思うと嬉しかったです」と語った。
 

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お気に入りのアドリブシーン

當真あみにとってお気に入りのシーンは、酒井監督が意図的に入れたエチュード(アドリブ)のシーンであった。高校生メンバー5人が「恋だったり友情だったりを全力で楽しんでるシーン」が微笑ましく、クスッと笑えると述べた。
続けて當真は、池端杏慈とのシーンについて、事前に監督から「例えば手を繋ぎたい」という一つの題材をもらい、それを二人でどうするか話し合い、カットがかかるまで自由に芝居をするという手法で撮影したと明かした。この撮影は「お芝居というよりも、ただ役としてそこに生きてるみたいな感覚になって楽しくて」、その雰囲気がそのまま映像に映っているはずだとアピールした。

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齋藤潤も、男子高校生役の親友たち(川村健二役の吉澤要人、福山凛太郎役の黒崎煌代)と、萌と手を繋ぐための練習をするシーンなどで、アイデアを出し合いながら自由演技をしたのが「すごく楽しかった」と語った。セリフがないシーンの間でも、お互いの中を作れたと感じているという。
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齋藤潤/當真あみ

 

當真あみの「一目惚れ」

MCから「一目惚れしてしまったもの」についての質問に対し、當真あみは、季節が変わってきたのでシャツが欲しいと思っていたところ、街中ですれ違った人の「ブルーのストライプのシャツ」がめちゃくちゃ可愛くて、どこのものか分かったため、その日のうちに店に探しに行き購入したというエピソードを披露した。

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

最後のメッセージ

最後に、酒井監督と主演の當真あみから、映画へのメッセージが送られた。
 
酒井麻衣監督は、「この映画を通して、大切な人を思っていたら何があっても強く慣れる、そんな愛だったり優しさだったりがあの詰まってる映画になっています」と述べ、大切な人と見てほしいと観客に伝えた。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

齋藤潤/當真あみ/池端杏慈/中条あやみ/酒井麻衣監督

主演の當真あみは、タイトルの「余命半年」という単語に触れ、「限られた時間というものが悲しいものではなく、その中でどれだけ自分を大切に生きるかとか、どれだけ強く生きるかっていう姿が描かれている」と語った。さらに、「恋だったり友情だったり家族愛だったり、本当に誰かが誰かを思う温かさっていうのがこの映画にはいっぱい溢れている」ため、その温かい思いが「どれだけ強いものなのか」を感じながら見ていただけたらと思うと締めくくった。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

齋藤潤/當真あみ/池端杏慈

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

ユースケ・サンタマリア/田中麗奈/杉野遥亮/齋藤潤/當真あみ/池端杏慈/中条あやみ/酒井麻衣監督

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

ユースケ・サンタマリア/田中麗奈/杉野遥亮/齋藤潤/當真あみ/池端杏慈/中条あやみ/酒井麻衣監督

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

杉野遥亮/齋藤潤/當真あみ/池端杏慈

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』完成披露試写会

■フォトギャラリー

[写真:山田健史/動画・記事:三平准太郎]

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』

《INTRODUCTION》
TikTokで話題を呼び、「令和イチ泣ける!」と注目された芥川なお原作の純愛小説を、脚本・岡田惠和×監督・酒井麻衣という世代を跨いだ新鮮なタッグで実写化する映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』。
主演の當真あみほか、齋藤潤、杉野遥亮、中条あやみ、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、そして池端杏慈、黒崎煌代、吉澤要人、伊藤健太郎、泉澤祐希、池津祥子、橋本じゅんらを迎え10月17日(金)に全国公開される。
 
余命を宣告されながら、家族や友人、そして慣れない学校生活に対して明るく振る舞う主人公・桜井萌を演じるのは、連続ドラマ初主演となる「ちはやふるーめぐりー」(NTV)への出演中で、本作で長編映画初主演を飾る今最注目のヒロイン當真あみ。
萌から突然告白される純朴な同級生の佐藤日向を演じるのは、映画『カラオケ行こ!』(24)での悩める中学生役で印象を残し、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞に輝いた齋藤潤。
さらに、萌の親友であり、日向の幼馴染である高遠麗を池端杏慈、13年後の日向を杉野遥亮、13年後の麗を中条あやみ、萌の両親役として田中麗奈そしてユースケ・サンタマリアといった豪華キャストが集結し、フレッシュな顔ぶれから実力派まで揃った珠玉のヒューマンラブストーリーが誕生した。
 
《STORY》
子どもの頃から病弱で、家の中だけで過ごしてきた桜井萌。15歳の冬、余命半年と医師から宣告される。
家族が悲しみに暮れるなか、高校に通うことを決意した萌は、同じクラスの佐藤日向に突然告白。恋人同士となって少しずつ距離を縮めていく2人は、萌の誕生日に“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”という満月「ストロベリームーン」を見に行く夢を叶える。
しかしその日を境に、萌は音信不通となってしまう。萌が消えた理由とは。
そして13年後に明かされる、萌の思いとは……。
出演:當真あみ 齋藤潤 / 杉野遥亮 中条あやみ
  池端杏慈 黒崎煌代 吉澤要人 伊藤健太郎 泉澤祐希 池津祥子 橋本じゅん / 田中麗奈 ユースケ・サンタマリア
原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)
脚本:岡田惠和
監督:酒井麻衣
配給:松竹
(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会
 
2025年10月17日(金)全国公開
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』

本ポスタービジュアル

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