【完全レポ】佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平の自宅で過ごす時のマイホーム◯◯は?『マイホームヒーロー』ドラマと映画イッキ観イベント
2024年2月27日、秋葉原UDXシアターにて、『映画 マイホームヒーロー』マイホームヒーローDAY~ドラマと映画イッキ観イベントが行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、青山貴洋監督が登壇。改めてドラマ版の撮影を振り返った上で、映画版の魅力についても語った。
今回のイベントでは、ドラマ全話を2時間に凝縮し特別編集された「ドラマ『マイホームヒーロー』スペシャル」(※MBS(関西ローカル)にて2月28日(水)20時より、※TBS(関東ローカル)にて3月3日(日)13時30分より放送)と『映画 マイホームヒーロー』(3月8日劇場公開)を一気に上映された。
イベント【完全】レポート
ドラマ版を振り返って
‐改めてドラマ版の映像をご覧になっていかがですか?
佐々木蔵之介(鳥栖哲雄 役)
ほんとに楽しく観ました。でもやっぱり客観的には観れなくて、特に血のりの時は弁当大変やったなぁとか、恭平に殴られているときのあの倉庫は寒かったなぁとか、飛鳥ちゃんとうちのマンションで、外でトイレをしているときに、道を挟んだ向かいのおばちゃんがずっとこっちを見てて恥ずかしかったとか、いろんなことを思い出しました。
齋藤飛鳥(鳥栖零花 役)
私は逆に視聴者の気持ちで観ました。ドラマで皆さんが観ていただいたとおり、零花ちゃんはノホホンと時々出てくるだけなので、視聴者の皆さんと同じように「蔵之介さんはこんなに大変だったんだ、こんなにボロボロになってたんだ」って楽しんでました。
高橋恭平(なにわ男子)(間島恭一 役)
僕も客観的には観れなかったです。弾を撃たれるときも寒かったですし、基本、寒かったですね。ここ、もうちょっとこうした方が良かったなっていうのもいっぱいありました。
‐寒さっていうのはやっぱり思い出されるんですか?
高橋恭平
そうですね。
佐々木蔵之介
寒かったと言えば、カイロをいっぱい貼ってたやろ?
齋藤飛鳥
貼ってました。
高橋恭平
僕は貼ってなかったですね。そういうことか。
佐々木蔵之介
しかも薄着でなんで貼らへんの?って思ってた。
高橋恭平
裏ではめっちゃ震えてました。マジで震えてました。
でも貼るカイロって熱くなりすぎないかとか怖くないですか?
佐々木蔵之介
ぜんぜん怖ないよ。
高橋恭平
あれを直貼りするとヤケドするんです。
佐々木蔵之介
直貼りやないよ。
高橋恭平
ちょっと前まで直貼りやと思ってたんです(笑)
だから、振るカイロをコートのポケットに入れてました。
5時間のドラマ版を2時間のスペシャル版に。
‐30分×10話のドラマを2時間のスペシャル版(TBS系列で3月3日放送)にまとめられましたが、大変だったのでは?
青山貴洋監督
本当に大変で、年明けから作業を始めて、つい先週まで編集作業をやっていました。そして、視聴者の皆さんにとっても、テレビで2時間ドラマを一気に観てもらうことはとても大変なことなんです。1時間の連続ドラマでも、今の時代、なかなか腰を据えて観てもらうのが大変ですし。
しかも、ダイジェストっぽくならないようにという観点で編集し直して、そして蔵之介さんにもご協力いただいて、新しく録ったナレーションもいくつかあります。
また、劇伴の一部も映画用に作ったものに差し替えています。2時間のドラマとして見やすくするためです。
佐々木蔵之介
5時間近くあったものを2時間に縮めるという編集作業は楽しかったですか?
青山貴洋監督
楽しかったですね。あと、僕がドラマで監督したのは、1話、2話、10話だけなんです。もちろん、台本段階では全話に携わっているんですけど。
そういう他の監督がエピソードの映像を編集するのは新しい発見があり、やりがいもありました。
齋藤飛鳥「一から十まで何もわからずに生きているタイプです」
‐原作コミックファンから佐々木さんのお芝居が大好評だと伺っています。 鳥栖哲雄という役をどのように演じられましたか?
佐々木蔵之介
自分の中で、鳥栖哲雄は今どう思っているんだろう?この先の展開をどう考えているんだろう?って迷うことがあったら、いつもマンガを読んで確認していました。
マンガがすべてを引っ張っていってくれました。
ドラマのクランクインの日に、タバコを投げつけられるシーンの撮影があって、「あ、タバコを投げられた哲雄はどうしてただろう?」ってマンガで確認したら、こんな格好してたんですよ。
佐々木蔵之介
これをやろうと思って、実際にやりました。できるもんなんやって思って。このように寄せられるものは寄せていこうと、原作マンガをコンテ絵のようにしてやっていました。
青山貴洋監督
そうなんです。ドラマ版の蔵之介さんは細かいポーズなんかを原作マンガに寄せてくださっているんです。例えば、2話で零花ちゃんが家に帰ってきたときに、身体を動かして隠すシーンがあるんですが、あれも原作の哲雄がやっているポーズです。
佐々木蔵之介
あと、セリフに関しても、マンガだけにあるセリフをドラマにも入れてみませんか?って提案することもありました。
‐零花はドラマ版のときから、お父さんが何か隠しているのかも?という鋭い直感を感じさせてましたが、齋藤さんとの共通点はありますか?
齋藤飛鳥
いや、私はまったく(笑)人の感情も何もわからないので(笑)
佐々木蔵之介
そんなことないやろ?
齋藤飛鳥
何もわからないタイプなので、ほんとに一から十まで何もわからずに生きているタイプなので(笑)
佐々木蔵之介
何言うてんねん。センターもやってたのに。
齋藤飛鳥
だから、零花ちゃんは鋭いところもそうですけれど、自分の中の正義がずっとある子なので、零花ちゃんみたいな人には憧れるなって思って演じていました。
‐高橋さん演じる間島恭一はドラマでは哲雄に嵌められてボロボロで逃げていましたが、殺されるシーンなど演じていていかがでしたか?
高橋恭平
ほんとにドラマでの恭一はいろいろやられちゃったので、ほんとに残念です(笑)
佐々木蔵之介
残念です?(笑)
高橋恭平
死にかけて、哲雄に罪を着せられて、いろいろありましたけど、その中でも垣間見える人間性、ポロっと気を許しちゃうところはギャップがあるキャラクターかなと思って演じていました。演じていてとても楽しかったです。
‐高橋さんがお話されている時に佐々木さんがツッコミを入れるという仲の良い関係性が見えました(笑)
佐々木蔵之介
ツッコミ甲斐があるから(笑)
高橋恭平
無いですよ。
佐々木蔵之介
無いことないやろ。
高橋恭平
殺されそうになって、携帯を投げつけたりとか、いろいろ初めてやったし、若いけど怖さも出すにはどう演じよう?半グレとはどういうもの?というところからスタートしました。
そういう役作りを自分の中で考えるのは楽しかったです。
佐々木蔵之介「一から十まで僕は何も考えていないです」
‐映画版ではドラマ版の7年後が描かれます。刑事になった娘の零花が事件を調べたり、半グレを束ねる上層部が動いたり、哲雄はドラマ以上に大ピンチになります。哲雄が殴られたり蹴られたりと追い詰められたときの演技がとても上手いと共演者からの声も出ています。演じられる上で心がけていたことは?
佐々木蔵之介
一から十まで僕は何も考えていないです。
齋藤飛鳥
(笑)
佐々木蔵之介
(笑)
いや、その時の気持でやっています。殴られたり蹴られたりも、相手の方が思いっきりやってくれたのが良かったんだと思います。遠慮されてしまうと良くならないので。
そこはお互いが信頼し合って、絶対に安全にやりましょっていうルールでドラマも映画もやっていました。
青山貴洋監督
追い込まれていく度に、蔵之介さんの目つきがどんどんすごくなっていって、僕からしゃべりかけるのも憚れるぐらいの雰囲気が出ていました。
‐佐々木さん、その自覚は?
佐々木蔵之介
無いですねぇ。
倉庫で、恭一と一緒に追いつめられる中、2人がタッグを組もうとするシーンがあって、僕はこのシーンがとても好きで、やられつつ先の展開を考えているというのは面白かったですね。
‐零花は映画では刑事になって、お父さんを追いつめていくことになります。父の疑惑に気付いて気持ちが大きく揺さぶられる演技も見どころのひとつです。予告編で印象的だったのは、涙を流すシーンですが、演じられてていかがでしたか?
齋藤飛鳥
ほんとに私は何も考えていないので、脚本を読んだ時点で、涙を流すって確か書いてあったと思いますが、その時点はあまり深く考えられないし、お芝居のこともあまりわからないので、その場その場の空気感や、監督の指示に沿いながらやっています。あまり泣くことを覚悟してなかったというか。
でも、いざ撮影当日になったら、零花ちゃんにとってのとても大事なシーンだったので、すごいプレッシャーを感じました。
元々アイドルをやっていて、あんまりたくさんお芝居をやってきたわけじゃないですし、きっと現場にいらっしゃった皆さん、「コイツ、やれんのか?」みたいな気持ちがたぶんあったと思うので、その期待に応えられるかなぁって心配はちょっとありながら、技術的なことはわからないので、思うがままやらせていただきました。
青山貴洋監督
飛鳥ちゃんは謙遜されるタイプなので、僕から言うと、その涙のシーンは撮影している僕も泣いちゃったので、それぐらい、飛鳥ちゃん本人が思っている以上に人に伝わるお芝居だったと思います。何テイクか撮ったんですが、その間もずっと涙が止まらなかったので、泣きすぎているように見えないように、(編集で)涙を消すこともしていたんです。
齋藤飛鳥
へぇ、そうなんだ?
青山貴洋監督
涙が出すぎてもいけないなと思って、そういう調整をしたりするほど、やっている時の入り込み方はすごかったと思います。
もうひとつ言うと、映画版での車の中でお母さんと電話をするシーン。7年後の零花ちゃんをどう描くのか?というのは僕の中でも少し迷いがあったんですが、飛鳥ちゃんのそのシーンでもお芝居を見た瞬間、「これは大丈夫だ!」って感じました。自分の中の気持ちの転換にもなりました。
そのシーンで、しばらくカットかけずにいると、それを撮っているカメラマンが、芝居に引き込まれて、カメラ台のレールから落ちてしまったという。それぐらいのお芝居を飛鳥ちゃんはされると思います。
アクションも見どころ
‐恭一もアクションシーンがありますが、演じられてていかがでしたか?
高橋恭平
ドラマでも映画でもアクションシーンがありますが、アクションはやってみたいことのひとつだったので、楽しかったです。
でも、ドラマ版で銃を手に取るシーンで、アイドルターンをやってしまって、殺陣指導の方に「取る姿が綺麗すぎる」って注意されました(笑)
何も考えずにやると勝手にそうなっちゃうんです。
それぞれの「マイホーム●●●●」
‐普段、ご自宅でこだわっていることや趣味などは?
佐々木蔵之介
最近は忙しくて、家に居ているときは、寝てるか酒飲んでるか風呂入ってるか。マイホームスリーパーか、マイホームドランカーか、マイホームニューヨーカー(笑)
みたいな感じですかね。
齋藤飛鳥
匂いが好きで、お部屋ごととか、お手洗いはこれとか、洗面所はこれとかっていうのを決めていて、でも強い匂いは嫌いなので、いかにほのかに、それぞれの部屋の香りがケンカしたりせず、鼻にも悪くないぐらいの良い香りを漂わせられるかを、日々研究しています。
‐合計何箇所ぐらいあるんですか?
齋藤飛鳥
それを言ったら部屋の数とか想像されそうでやめときます(笑)
佐々木蔵之介
百個ぐらい?
齋藤飛鳥
(笑)
高橋恭平
マイホーム銀シャリ・・・えっと、服を整理したりするやつ・・・
‐断捨離?
高橋恭平
そう!断捨離!マイホーム断捨離です。
不要になった服をまとめて、先日後輩に譲りました。
‐基準はあるんですか?
高橋恭平
直感即決です。服は買うときもあまり試着せずにほとんど直感で買います。
高橋恭平、24歳の誕生日!
佐々木蔵之介
2月28日は、恭平くんのバースデーなので、是非皆さんでお祝いしたいと思います!
(会場拍手)
高橋恭平
ケーキの上にオムレツってすごいですね。見たことないですけど可愛らしい。嬉しいです。
‐高橋さん、24歳はどんな1年にしたいですか?
高橋恭平
今年は辰年なので、僕も辰年生まれなので、ちょっと竜みたいにカッコよく強く、そしてこの『マイホームヒーロー』がガーンって伸びる1年になったらいいなと思います。
‐佐々木さんが24歳のときはどんな青年でしたか?
佐々木蔵之介
会社員やったかな?広告代理店の新入社員やったと思います。通勤してました。
‐高橋さんにもメッセージをお願いします。
佐々木蔵之介
ほんとに昇り龍のようにいってください!
高橋恭平
任せといてください!!
■フォトギャラリー
[写真:川尻敏晴/記事:三平准太郎]
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『映画 マイホームヒーロー』
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最後の敵は、最愛の娘。父:殺人犯 VS 娘:警察 VS 半グレ組織 【ノンストップ・ファミリー・サスペンス】 ついに完結!
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ヒーロー』。
《STORY》
娘の彼氏を殺してしまった鳥栖哲雄は、半グレ犯罪組織との熾烈な攻防を生き抜いた。
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佐々木蔵之介
齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス) 大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也 / 立川談春 神野三鈴
主題歌 「インソムニア」Eve (TOY’S FACTORY)
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:青山貴洋
脚本:船橋勧
音楽:堤博明
制作プロダクション:TBSスパークル C&Iエンタテインメント
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
公式サイト:mhh-movie.jp #映画マイホームヒーロー
公式X:https://twitter.com/mhh_drama_movie
本予告
2024年3月8日(金) 全国公開
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