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青葉家のテーブル

公開から4ヶ月越しで初の舞台挨拶実現。映画『青葉家のテーブル』

6月の公開当初は緊急事態宣言中の為、舞台挨拶などのイベントを泣く泣く自粛しとなったいた映画『青葉家のテーブル』。この度の緊急事態宣言解除を受け、同作ファンの要望に応え、アップリンク吉祥寺での公開に合わせて10月17日、本作初の舞台挨拶が行われた。

チケット発売後、即完となった舞台挨拶には主演の西田尚美、映画オリジナルキャストの市川実和子、栗林藍希、そして松本壮史監督が登壇し、つかの間の再会と4ヶ月越しの念願が叶った舞台挨拶にキャスト・観客ともに笑顔溢れるイベントとなった。

本作は、「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに日々の暮らしに寄り添った様々なコンテンツを発信する「北欧、暮らしの道具店」。2018年4月より「北欧、暮らしの道具店」から配信が始まり600万回以上再生された短編ドラマの長編映画化作品。

公開前には特典付きムビチケ前売り券が完売し、公開初日にはメイン館であるTOHOシネマズ日比谷が全回ほぼ満席、日本最大級の映画レビューサービス「Filmarks」の初日満足度ランキングにて第3位を獲得するなど、公開後も「共感しかない」「想像以上に心に刺さる映画」と大きな話題を呼んでいる。誰もが経験した“青春の奮闘”と“若気の至り”を思い出す、夏の始まりにふさわしい大人と若者の青春ムービーとなっている。

舞台挨拶レポート

緊急事態宣言が明け、雨の降る中本映画初となる舞台挨拶に駆けつけた『青葉家のテーブル』ファンを前に主演の西田尚美、共演の市川実和子、栗林藍希が映画から飛び出してきたかのような衣装に身を包み登壇した。

満席の会場を嬉しそうに見つめながら青葉春子役を演じた主演の西田が「6月に公開した時に舞台挨拶ができなくって、いつになったら出来るんだろうという思いで過ごしていたんですが、こうやって上映することができて、みなさんと時間を共有することができて、本当に感謝しています。ありがとうございます。」と挨拶し、念願の舞台挨拶ができたことの喜びを滲ませ、感謝の想いを伝えた。

青葉家のテーブル

西田尚美

15年ぶりの主演作の反響を聞かれた西田は「ドラマの時から観てくださった方もいましたし、映画を知って新しく足を運んでくださった方もいて、観た方が“あのご飯が美味しそうだった”とか“インテリアが素敵だった”とか、大人パート、若者パートそれぞれの想いや悩みとか、作品から何かを感じ取ってくださった声をたくさん拝見したので、少しでも気持ちに触れられてよかったなと思いました。」とその確かな反響に安心した様子。

本作が約5年ぶりの映画出演となった市川は「母が初めて私が出ている作品で2回観に行ってくれたそうで、パンフレットも送ったら『毎日ずっと観てる見てる』って言われました(笑)。親孝行できたなと思いました。」と身近な青葉家ファンの存在を明かし、会場の笑いを誘った。

青葉家のテーブル

市川実和子

試写会で初めて作品を観た際に「こんなに自分をずっとスクリーンで観るのは初めて」と話していたという栗林は「最初に観たときは、まず(自分がたくさん映っていて)びっくりしました。撮ってる時からわかってたんですけど(笑)。私も家族が2回観に行ってくれました。」とはにかみながら嬉しそうな笑顔を見せる。

青葉家のテーブル

栗林藍希

先日第13回TAMA映画賞にて最優秀新進監督賞を受賞し、目覚ましい活躍をみせている松本監督は、本作の反響について「SNSや業界の方、知人からの反響もすごくあったんですけど、僕の父親から電話で感想を言われて、珍しく『あのシーンはどうだったんだ』など色々聞かれました。会社でも宣伝してくれてたんですが、色々解説して人気者になっていたようです(笑)。」と家族からの嬉しい反響を明かした。

青葉家のテーブル

松本壮史監督

ドラマ版からのキャストのみならず、市川や栗林など映画オリジナルキャストが参加したことについては「作品はタイトルの通り家の中のお話が主だったが、新しい風が入ることで(物語が)広がって行った。今まで描かれていなかった春子さんの一面が見えたりして、それがすごくよかったなと思います。」と西田。

■20年前を知る西田・市川、“トップモデル”の同志との共演に確かな手応え

司会から共に“トップモデル”として活躍した西田さんとの共演について聞かれると、“トップモデル”という言葉に反応して「トップモデル!?」と市川と西田が目を合わせてが思わず爆笑してしまう場面も。西田を「大先輩」とたてつつ、「尚美ちゃんとはお互いに20年前を知っているので、私はある実感を持って時を過ごすことができました。実際の時が流れている分、密度が違った気がしていて、みなさんにもそれを感じていただけたら嬉しい。」と西田と目を合わせながら語り、同じ時を過ごした同志との共演に喜びを滲ませた。

青葉家のテーブル

市川実和子/西田尚美/松本壮史監督

劇中で歌も披露した栗林は「レコーディングでは緊張していたみたいで、私より年下のヒロ役の大友一生くんに『緊張しないで、もうちょっとリラックスして』とアドバイスされて(笑)。そこからは、仲が縮まって映画の中と同じような仲良い雰囲気に変わって、その空気感のままレコーディングしていたので、気がついたら終わっていました。」と共演者同士の仲睦まじい様子を覗かせた。

■監督は蛙亭・中野周平を大絶賛

本作で市川演じる知世のお店の店員役として映画初出演を果たし、先日のキングオブコントでも大活躍をみせた蛙亭の中野周平に話が及ぶと監督は「中野さんはすごく緊張されてました。西田さんと市川さんと三人のお芝居も多く、大女優を前に『緊張してます』って仰ってたんですけど、僕は全く面白いことを言わないな…って思ってました(笑)。でもカメラが回ると一番堂々とされていて、すごい面白くて、頼りになりました。西田さんも一回テストで笑ってしまっていましたね(笑)」と中野の手腕を絶賛すると西田は「私は笑いを耐えるのに必死でした。間が独特で『どうやって対応したらいいんだよ〜』と思いながらやっていました」と切ない声で訴え、会場の笑いを誘った。

■最後にメッセージ

最後の挨拶で監督は「舞台挨拶ができなくて心苦しい想いをしていたので、このような場を設けていただいて本当にありがとうございます。何か感じたことがあったら、誰かに伝えたりSNSに投稿したりしてもらえると嬉しいです。」と感謝。
西田は「今日、観ていただけたことが幸せ。まだ上映は続くと思うので、ちょっと休みたいなって時にまた観たいなって思ってもらえる映画であって欲しいと思うのですが、どうでしょうか…」と会場に問いかけると観客からは溢れんばかりの拍手が。「こういう映画に出れたこともとても幸せですし、皆さんに観ていただけて嬉しい。今日も雨で寒いですけど幸せな気持ちで帰って(劇中ででた料理の)はぁちゃんライスを作ってもらえたら嬉しいです。」と寒さを吹き飛ばすような優しい笑顔で締めくくった。

青葉家のテーブル

栗林藍希/市川実和子/西田尚美/松本壮史監督

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映画『青葉家のテーブル』

INTRODUCTION
「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに日々の暮らしに寄り添った様々なコンテンツを発信する「北欧、暮らしの道具店」。
2018年4月より「北欧、暮らしの道具店」から配信が始まり600万回以上再生された短編ドラマ「青葉家のテーブル」の長編映画化。
映画『青葉家のテーブル』は、ドラマ版から引き続き、ドラマ「半沢直樹」「にじいろカルテ」への出演も話題となり、後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」も控えている西田尚美が主人公の青葉春子を演じる。

STORY
シングルマザーの春子(西田尚美)と、その息子リク(寄川歌太)、春子の飲み友達めいこ(久保陽香)と、その彼氏で小説家のソラオ(忍成修吾)という一風変わった4人で共同生活をしている青葉家。
夏のある日、春子の旧友の娘・優子(栗林藍希)が美術予備校の夏期講習に通うため、青葉家へ居候しにやって来た。
そんな優子の母・知世(市川実和子)は、ちょっとした”有名人”。知世とは20年来の友人であるはずの春子だが、どうしようもなく気まずい過去があり…。

出演:西田尚美、市川実和子、栗林藍希、寄川歌太、忍成修吾、久保陽香
上原実矩、細田佳央太、鎌田らい樹、大友一生、芦川誠、中野周平(蛙亭)、片桐仁
監督:松本壮史
エグゼクティブプロデューサー:佐藤友子(「北欧、暮らしの道具店」店長)
プロデューサー:杉山弘樹
企画・製作:北欧、暮らしの道具店
製作プロデュース:THINKR
制作協力:株式会社ギークピクチュアズ
配給:エレファントハウス
(C)2021 Kurashicom inc.
公式サイト:https://hokuohkurashi.com/note/162688

予告編(ロングVer.)

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全国公開中

青葉家のテーブル

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