大林宣彦監督への追悼、そして最新作『海辺の映画館』公開を祝う花火を長岡にて打ち上げ
大林宣彦監督最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』が、本日7月31日(金)からの公開を祝う形で、長岡市と長岡フィルムコミッションが募った有志の方々によって、追悼と感謝の花火が打ち上げられる。
長岡まつり大花火大会は、今年、戦後初めて中止となったが、長岡市は、長岡花火の持つ「慰霊・復興・平和」の想いを未来へつなぐべく、8月1日(土)8月2日(日)、8月3日(月)に「慰霊と平和への祈り」の込め、花火の打ち上げを行う。
この花火には、長岡花火を心から愛し、全力で応援された大林宣彦監督への感謝と追悼も込められていると長岡市が発表している。
さらに『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』の長岡での公開日である9月4日(金)には、大林監督への感謝と、本作の公開を祝う花火を打ち上げが予定されている。これは、長岡フィルムコミッションが「大林監督へ感謝の花火打上げ隊」を立ち上げ、監督を思う有志の方々を募って実現した企画となる。
長岡市による花火(8/1~3)は追悼の意味を込めて、“この空の花-長岡花火物語”ポスターのような白一色の花火を。
有志の方々による花火(9/4)は、公開日はお祝いも兼ねているため、艶やかな花火になるとのこと。
もともと、尺玉一発のつもりで「大林監督へ感謝の花火打上げ隊」を立ち上げ僅か2週間で、尺玉10発の花火を打ち上げられるまで集まったことに、発起人の渡辺千雅氏も喜び、「皆さまの大林監督への想いを、すべて花火に込めて、9月4日の夜空に、美しい花を咲かせさせたいと思います。」とコメントしている。
また、8月2日(日)18:38〜21:00には、NHK BSプレミアム 「ニッポンの夏 長岡の大花火を味わい尽くす!」でテレビ中継も行われる。
▼2020長岡花火3つの希望プロジェクト 「長岡花火の想い 光を灯してつなごう」
https://nagaokamatsuri.com/topics/1686/
▼「大林監督へ感謝の花火打上げ隊」 ※募金は8月末まで。
https://www.facebook.com/obayashinobuhiko/
“ねぇ、映画で僕らの未来変えて見ようよ――“大林宣彦監督からの最期のメッセージ。映画『海辺の映画館—キネマの玉手箱』は、本日7/31よりTOHOシネマズ シャンテ他全国公開中。
映画『海辺の映画館—キネマの玉手箱』
“ねぇ、映画で僕らの未来変えて見ようよ――“大林宣彦監督からの最期のメッセージ。
INTRODUCTION
物語は、尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎え、日本の戦争映画特集を観ていた若者3人が、スクリーンの世界にタイムリープし、戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島を辿り、そこで出会った史実で戦争の犠牲になった移動劇団「桜隊」の悲劇の運命を変えるために奔走するというもの。
メインキャストとして、銀幕の世界へタイムリープする3人の若い男を、厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦が演じる。
3人の男たちそれぞれの運命のヒロインを、本作が映画初出演となる吉田玲、大林組初参加の成海璃子、前作に続く出演となる山崎紘菜が演じている。また、物語の軸となる移動劇団「桜隊」の看板女優を、近年の大林作品を⽀える常盤貴子が演じている。
STORY
尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎えた。最終日は、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト興行。
そこで映画を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。
戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ——。そこで出会ったのは移動劇団「桜隊」だった。
「桜隊」を救うため、3人の男たちは運命を変えようと奔走するのだが……!?
大林宣彦 監督作品
厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦 吉田 玲(新人) 成海璃子 山崎紘菜 常盤貴子
製作:『海辺の映画館—キネマの玉手箱』製作委員会(吉本興業/TANAKA/バップ/アミューズメントメディア総合学院)
製作協力:大林恭子 エグゼクティブ・プロデューサー:奥山和由 企画プロデューサー:鍋島壽夫 脚本・編集:大林宣彦 脚本:内藤忠司/小中和哉
音楽:山下康介 撮影監督・編集・合成:三本木久城 VFX:塚元陽大 美術監督:竹内公一 照明:西表燈光 録音:内田 誠 整音:山本逸美
配給:アスミック・エース 製作プロダクション:PSC
©2020「海辺の映画館—キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
公式HP:umibenoeigakan.jp
公式Twitter:@umibenoeigakan #海辺の映画館
予告編
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