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大観覧車

堀春菜「文化の違いで役作りに苦労した」。日韓合作映画『大観覧車』舞台挨拶レポート

大観覧車

辻凪子/塚田万理奈監督(ゲスト)/堀春菜

堀春菜の歌唱&大阪弁シーンが可愛い!

12月15日、新宿K’s cinemaにて、音楽をテーマとした日韓合作映画『大観覧車』(旧題:あなたの宇宙は大丈夫ですか)の公開2日目舞台挨拶が行われ、主演の堀春菜、辻凪子、ゲストとして、過去堀春菜も出演した『空(カラ)の味』の塚田万理奈監督が登壇した。
また、舞台挨拶最後には客席にいたベク・ジェホ監督も急きょ登壇し、メッセージを述べた。

『大観覧車』主演の堀春菜は、『空(カラ)の味』や『ガンバレとかうるせぇ』など多くのインディーズ映画の主演で注目を集めている。共演は、韓国の人気ユニット The Jadu の元ベーシスト、カンドゥが演じる。
さらに、劇団間座やNHK「わろてんか」など多くの演劇シーンで活躍する辻凪子が出演、シンガーソングライターの“すのう”は出演と共に劇中歌も担当し、本作はニュータイプの音楽映画として、日韓に新しい風を吹かせる。

本作は2016年10月に大阪で撮影され、2018年3月の第13回大阪アジアン映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、第22回富川国際ファンタスティック映画祭、第14回堤川国際音楽映画祭、第34回ワルシャワ映画祭等の主要映画祭で上映され、韓国では低予算のインディペンデント映画としては異例の50館で劇場公開された。

映画『大観覧車』は、12月14日~20日の1週間限定で新宿K’s cinemaにて公開。

舞台挨拶レポート

舞台挨拶全編は動画でもどうぞ!

大観覧車

塚田万理奈監督(ゲスト)/辻凪子/堀春菜

本作出演のオファーの経緯は?

堀春菜(はるな 役)
ベク・ジェホに出会ったのは、5年前の釜山国際映画祭で『ガンバレとかうるせぇ』で私が行ってた時です。
その3年後くらいに『大観覧車』を大阪で撮るってなった時に連絡をいただいて出演することになりました。
Facebookで連絡が来て、映画祭で出会った監督から連絡をいただけたのはほんとに嬉しかったですけど、大阪が舞台ってことに最初不安を覚えて、「私、大阪人?」みたいになったけど、「大丈夫です」って言われて、そしてギターとか歌とかいろんな初体験があったけど、なんとか頑張った感じです。

堀春菜

堀春菜

– 設定上両親はミュージシャンで、大阪が拠点ではあるけれども、全国を点々とするのでたまに大阪弁をしゃべるということでした。

堀春菜
はい。だから大阪弁はうまくなくていいって言われました。ここで言い訳する(笑)

堀春菜

辻凪子(マミ 役)
私は韓国映画にすごいハマっている時期があって、韓国映画に出たいなぁって思った時期にエレベーターに乗ったら、韓国映画のオーディションのポスターが貼ってあって、受けようかなと思っていたところ、知り合いに誘われて行った飲み会に、その募集ポスターの監督とカメラマンさんがそこにいたんです(笑)
そこで、私が監督した『ゆれてますけど。』(2016)を監督に観ていただいたら「面白いね」って言ってくださって、それでオファーをいただきました。

– すごい偶然ですね。監督の心も揺らしたわけですね。

辻凪子
揺らしました(笑)

辻凪子

辻凪子

『大観覧車』の堀春菜の魅力

塚田万理奈監督(『空(カラ)の味』)
とにかく堀さんがすごい可愛く写っていることがまず推しです。
あと、堀さんは歌が下手だって気にしてたけど、堀さんが歌っているところを見れるっていうのが興奮で、そこのシーンだけでも丸々PVとしてほしいです。

大観覧車

塚田万理奈監督(ゲスト)/辻凪子/堀春菜

堀春菜は“はるな役”を掴めてない?

塚田万理奈監督
キャラクターとかあまり掴めてないのかな?という印象もありました。

堀春菜
なんでわかるんだ?(笑)

堀春菜

堀春菜
先日、『大観覧車』のTwitterアカウントが、当時に『大観覧車』の私のインタビューを紹介したんですけど、そのインタビューでは、「私まだ、“はるな”の役がわかんなくて。。」って答えているので、なんかリツイートできなかった(笑)

堀春菜

堀春菜
今回、すごい難しかったんです。脚本を読んだ段階でも、“はるな”の感情が次々と変わっていくのが追いつけなくて、そして、ウジュ(カンドゥ)が私の家族に入ってくるのもよく理解できなくて。
そういういろいろ難しいことがあって、でも「韓国の文化ではこういうことがあるんだよ」っていろいろ説明していただきながらやっていきました。

大観覧車

2人はどんなタイプの役者?

塚田万理奈監督
2人はぜんぜん違うタイプ。堀さんは、営業がちゃんとできる子だけど、プライベートでは曲者で、でもそこが素晴らしいところ。
凪子ちゃんは、自分をアホに見せたり、キャラクターを演じている。
だから、演技では、堀さんは自分のキャラクターを掴むのに必死に演じてるけど、凪子ちゃんは、全員とのバランスを考えながら演技をする子。
2人ともタイプは違うけど、とても素晴らしい役者で、これからオファーする方は、表面だけを見てオファーしないでほしいですね。

大観覧車

最後にメッセージ

辻凪子
私は大阪人なんですけど、この映画を観て、こんなに大阪が綺麗やったんやって。日本人では撮れない映画を大阪で撮ってもらってそれがすごく嬉しかったです。

堀春菜
この作品は、昨年韓国で50館ほどで上映されました。そしてやっと日本で公開できて、クラウドファンディングにも協力してくださった方々とか、待ってくださった方々に、ほんとにありがとうございますってことを伝えたいと思います。

堀春菜

ベク・ジェホ監督(急きょ登壇)
(予め日本語訳したメモを読みながら)今の3人の話がどんな内容だったのかとても知りたかったです。日本語の勉強はまだ苦労しています。
日本に来て、観覧車と、電車と、自転車と、良い人々に会いました。日本と韓国の政治的な関係が悪いですが、今、ここにいる私たちは良い縁だと思います。ありがとうございます。

大観覧車

ベク・ジェホ監督

映画『大観覧車』

【ストーリー】
出張で大阪に来たウジュは、船舶事故で行方不明になったデジョンと似た男を街中で見かける。ウジュは男を追ううちに一軒のバーにたどり着く。デジョンに似たバーのマスターの歌を聴くうちに眠ってしまったウジュ。彼は翌朝の飛行機を逃してしまい、そのまま会社を辞めてしまう。バーに戻った彼はマスターからギターを習う少女・はるなと出会う。そのままバーの居候となったウジュは、思いがけない久々の休暇を大阪で過ごすことになる…。

出演:
カンドゥ(Kang Doo)- 造船会社の平社員ウジュ役/The Jaduの元ベーシスト、現在は俳優として活躍
堀春菜 – 天王寺動物園の飼育係はるな役/数多くのインディーズ映画で主演し、注目を集める若手女優
ジ・デハン(Ji Dae-han)- ウジュの先輩デジョン役/「オールド・ボーイ」でおなじみの名俳優
すのう – さびれたバーのマスター、スノウ役/大阪のシンガーソングライター、劇中歌も担当している
辻凪子 – リサイクル工場トラック運転手のマミ役/映画、舞台等で人気急上昇中の大阪出身の喜劇女優

監督:ベク・ジェホ(Baek Jae-ho)
製作:WooZoo Label、Plus Win プロデューサー:イ・ジョンオン
制作協力・配給:harakiri films
公式サイト:daikanransya.com
Twitter:@goosegoessouth
Facebook:@daikanransya

2019/12/14(土)~12/20(金) 新宿K’s cinemaにて上映

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堀春菜/ベク・ジェホ監督

辻凪子

辻凪子

[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]

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