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第16回TAMA映画賞授賞式

最優秀新進男優賞・齋藤潤「愛することをやめず、生き抜くことを諦めない」第16回TAMA映画賞授賞式【完全フォトレポート】

2024年11月30日、パルテノン多摩大ホールにて、第16回TAMA映画賞授賞式が行われた。本記事は、そのうち、最優秀新進男優賞を受賞した俳優・齋藤潤(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)の受賞スピーチを特集。

受賞スピーチ【完全】レポート

第16回TAMA映画賞授賞式

齋藤潤

齋藤潤
この度はこのような名誉ある賞をいただけてほんとうに光栄に思います。僕がここに立てているのは、力強いスタッフの皆様、主演の綾野剛さん、キャストの皆様、そして劇場に足を運んでくださった皆さん、作品を愛してくださる皆さんのおかげだと思っております。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
第16回TAMA映画賞授賞式

齋藤潤

‐今年は出演された映画が5本公開されて、ほんとうに大活躍となった1年でした。その中で特に記憶に残っていることは?
 
齋藤潤
たくさんの映画に出させていただいて、歴史ある現場に自分が立たせていただく責任や、映画が公開されて、皆さんから反応をいただけるのはすごく幸せなことだなと思いました。そして、撮影中では、役を愛する大切さと責任を感じ、自分自身の弱さを実感する1年でした。同時に自分の中で幸せだなと思える瞬間がたくさんありました。
第16回TAMA映画賞授賞式

齋藤潤

‐『カラオケ行こ!』の撮影現場での綾野剛さんとはいかがでしたか?
 
齋藤潤
剛さんは愛が強く溢れた方で、初めてお会いしたときから今もその想いは強まっていくばかりなんですけど、全関係者の皆さんに対する愛だったりとか、役に対する愛を現場の最前線に立ちながら持たれていて、ほんとにほんとにカッコいいっていう想いがずっとあります。その剛さんが、まだ何も知らない僕の隣にずっと居てくださって、撮影中も、そして、公開されてからもずっと助けてくださり、支え続けてくださって、ほんとに感謝しかありません。

第16回TAMA映画賞授賞式

‐X JAPANの「紅」を熱唱するシーンがとても印象的ですが、いかがでしたか?
 
齋藤潤
X JAPANさんの「紅」は、オーディションの頃から取り組んでいて、この映画にとっての重大さを原作を読んだときも感じていたので、監督をはじめとするスタッフの皆さんと毎回お話をさせていただきながら、そして、毎日のように練習の場を設けてくださって、すごく感謝しています。
 
‐あのシーンが成立するまでに長い道のりがあったわけですね。
 
齋藤潤
とても難しかったです。

第16回TAMA映画賞授賞式

‐映画祭のパンフレットにもコメントされていますが、『カラオケ行こ!』の脚本の野木亜紀子さんは齋藤さんにとってどんな存在ですか?
 
齋藤潤
ほんとにカッコいいですね。作品をやられている最中も、そして別の作品に取り組んでおられる今も。
野木さんの脚本を演じるのは僕にとってすごく難しかったんですけども、読んでいる時も演じる時も、完成した映像を見ても、楽しみ方が毎度違って見えるので、そこはほんとうにすごいなって感じました。なので、今回この作品で一緒に仕事をさせていただいたのが、すごく幸せでした。
 
‐最後に今後の抱負や映画のご予定があればお願いします。
 
齋藤潤
もっともっとたくさんの映画にこれからも携われるように頑張りたいという想いが強いです。
そして、 この映画の2時間という短い中で、役のすべてを写し出せるように、愛することをやめず、生き抜くことを諦めないで、これからも日々精進していきたいです。
 

第16回TAMA映画賞授賞式

第16回TAMA映画賞授賞式

齋藤潤/森田想/早瀬憩

第16回TAMA映画賞授賞式

齋藤潤

第16回TAMA映画賞授賞式

受賞者全員フォトセッション

■フォトギャラリー

[記事・写真:三平准太郎]
 

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