井桁弘恵

【インタビュー】井桁弘恵「もっと自信を持って俳優です!って言えるように」

岩手県・釜石市を舞台に家族の再生を街の人々の人情とともに描き出す映画『釜石ラーメン物語』(7/8公開)で、主演を務める井桁弘恵。ドラマ主演やバラエティ番組のMCを務める等、目覚ましい活躍をみせる彼女に、本作のことや俳優としての抱負などを聞いた。(直筆サインプレゼントあり)

本作は、釜石でラーメン屋「小川食堂」を営む父と妹の所に、音信不通だった長女・正実が突如帰ってきたことから巻き起こる騒動を描いた人情喜劇。
幾度も災害を経験しながら、お互いを支え合って復興を遂げてきた岩手県・釜石市。今も昭和の面影が色濃く残る街並みを舞台に、釜石で暮らす人々の人情を織り交ぜた家族の再生の物語。
井桁が演じるのは、3年ぶりに突如実家のラーメン屋に戻り、波乱を巻き起こす姉・正美を溌剌と演じる。父と姉の挟まれジレンマを抱える妹・仲良を演じるのは主演作品も多数控える今注目の女優・池田朱那。父役にはベテラン俳優・利重剛。ほか藤田弓子、村上弘明、佐伯日菜子、大島葉子など個性豊かな俳優陣が取り囲む。

井桁弘恵 インタビュー&撮り下ろしフォト

■気持ちが顔に出るところは似ている

-演じられた正実(まさみ)をどういうキャラクターとして演じられましたか?

井桁弘恵(長女・正実 役)
周りの人への愛情もあるんだけれど、それを表現するのが苦手で、自分の感情にウソはつけなくて正直すぎる行動をするので、周りからは破天荒と見られがちな側面もある女の子です。

井桁弘恵

井桁弘恵

-ご自身と似ている点はありますか?

井桁弘恵
私はさすがに感情を一直線に行動には移せないですが、顔には出るタイプなので、そこはちょっと似ているところかなと思います。

釜石ラーメン物語

正実(演:井桁弘恵)©「釜石ラーメン物語」製作委員会

-釜石弁の勉強はされましたか?

井桁弘恵
台本のセリフを釜石弁で話していただいた音声データはいただいて勉強しました。
ただ、地元の若い子はそんなにガッツリと釜石弁は使わないとも聞いていて、おばあちゃんと話すところとか、ポイントポイントで釜石弁のセリフで話しています。

釜石ラーメン物語

藤田弓子/井桁弘恵 ©「釜石ラーメン物語」製作委員会

井桁弘恵

■姉ということは意識せずに自然にできた

-井桁さんは実際では妹だと思いますが、池田朱那(いけだ あかな)さんのお姉さん役を演じてみていかがでしたか?

井桁弘恵
私は親戚の中でも一番年下なのもあって、年下との接し方はあまり得意じゃなくて、学生時代も先輩と話すのは気楽なんですけど、後輩と話すときはどういう感じにしたらいいのかわからないというタイプだったんです。
でも、朱那ちゃんは甘えてくるタイプでもなく、とても自立された方でしたので、一人の役者として接することができて良かったです。役柄的にも、姉妹であるけれど対立しがちで、姉だからというのはあまり意識せずに自然にできたかなと思います。

井桁弘恵

-池田さんのコメントに、「井桁弘恵さんのことが大好き過ぎて、喧嘩シーンの撮影は心が痛みました。」とありますが、井桁さんからみて、池田さんとの共演で印象に残っていることは?

井桁弘恵
シーンとしてはたしかに喧嘩のシーンが印象深いですけれど、作品としては一緒に作っている同士なわけで、役の感情として成立するものをお互いが相談しながら模索して進めていくことができました。おかげでとてもやりやすかったですし、大事なことだなと思いました。

釜石ラーメン物語

妹・仲良(演:池田朱那) ©「釜石ラーメン物語」製作委員会

釜石ラーメン物語

姉妹喧嘩シーン ©「釜石ラーメン物語」製作委員会

-撮影の合間は、池田さんとはどんなお話を?

井桁弘恵
事務所が同じということもあって事務所の話が多かったかもしれません(笑)

-今関(いまぜき)あきよし監督の印象は?

井桁弘恵
監督はけっこう自由な方で、その分、役者にも自由でいさせてくれて、絶対にこうじゃなきゃダメというのはなく、いろいろディスカッションさせてもらえましたし、こちらからの提案も受け入れてくださいました。なので撮影は穏やかにスムーズに進んでいきました。
監督がいちばん作品づくりを楽しんでいられたので、その空気が現場にも流れていました。

井桁弘恵

■麺の湯切りシーンは監督のこだわり

-ロケ地の釜石市で食べた釜石ラーメンはいかがでしたか?

井桁弘恵
美味しかったです!澄んだスープに細麺の軽いんですけれど、味はしっかりしていて食べごたえがあるラーメンでした。

井桁弘恵

-それこそ、井桁さんご出身の博多ラーメンとはぜんぜん違う?

井桁弘恵
ぜんぜん違いますね。同じラーメンって言っていいのかなと思うぐらい別物でした。

-井桁さんご自身は、ふだん、ラーメンって食べられますか?

井桁弘恵
たまぁに無性に食べたくなるときがあります。

-ラーメンの種類でお好きなものは?

井桁弘恵
福岡に帰ったときは、とんこつラーメンを食べることはありますが、東京では特に種類のこだわりはなく、塩ラーメンだったりなんでも好きでいただきます。

-劇中、井桁さんが腰を据えてラーメンの湯切りをするシーンがありましたが、大変さはありましたか?

井桁弘恵
大変でした。このシーンにここまで時間をかけるんだ?って思うぐらい(笑)でもそれぐらい監督にこだわりがあったそうです。

釜石ラーメン物語

湯切りシーン ©「釜石ラーメン物語」製作委員会

井桁弘恵

■もっと自信を持って俳優です!って言えるように。

-「おしゃれクリップ」ではMCとして、いろんな方々のお話を聞く立場ですが、それを通してご自身の糧になったなと感じることはありますか?

井桁弘恵
要所要所でいろんな方の素敵なエッセンスを吸収させていただいているなと感じています。第一線で活躍されている方がいらっしゃいますが、どの方にも共通しているのは、当たり前を当たり前と思わず“感謝”の気持ちを持っていらっしゃることです。それはとても強く感じます。
そして、周囲の方へのインタビューで、例えばご両親からの手紙だったりとかを番組がサプライズで用意することがあるんですけれど、それを通しても感じることは、身近な方からも愛されているということ。もちろん、多くのファンの方を元気にされているんですけれど、身近な方も元気にされている。
そういう身近で小さなコミュニティも大切にすることは、私も吸収したいところだなと思います。

井桁弘恵

-最近は、連続ドラマでも主演されることも増えてきましたが、主演として意識していることや取り組まれていることはありますか?

井桁弘恵
まだそんなにキャリアが長くない私ができることってなんだろう?って考えたときに、元気で楽しく現場に居ることだなって思うんです。
主演ということで、現場にいて、スタッフさんと一緒にいる時間も一番長いですし、その場所を穏やかにするということが、私にできることだし、大切なことだからです。ちょっと疲れたなというときは、自ら現場を離れてちょっとひとりで散歩して、負の空気を現場に持ち込まないようにしたりします。
ケータリングを大々的に提供するとか、大御所の俳優さんならいいですけれど、私の場合はまだそういうことじゃないかなとも思いますし(笑)

-俳優としての今後の抱負がありましたらお聞かせ下さい。

井桁弘恵
このお仕事って点数も付けられないし、人の評価も様々なので、どこを信じるのかが難しいです。だから結局自己満足に頼るところもあるなか、いつも自分ってもっとできたんじゃないかな?という悩みが尽きない側面もあります。毎回、自分自身納得がいかない課題が溜まっていくのを、少しでも減らせるようになりたいなっていうのはあります。逆に、そういう反省が無くなったら無くなったでダメなのかもしれないですけれど、もっと自信を持って俳優です!って言えるようになりたいです(笑)

井桁弘恵

■気持ちのストレスを溜め込まないことが大事

-こうして仕事が充実してくると、体調管理も大変だと思いますが、心がけていることはありますか?プロフィールには食生活アドバイザー三級ともありますが。

井桁弘恵
結局は気持ちのストレスを溜め込まないことが大事かなって思います。食べたいものをガマンしてずっとサラダだけにして心が疲れるよりは、たまには唐揚げも食べて、気持ちを上げるのも大事だなと思います。ただ、ドラマ中とかは、毎日唐揚げを食べるわけにもいかないので、バランスを取ることは必要ですけどね(笑)
あと、私は甘いものも好きなんですけれど、生クリームのケーキを食べるよりは、和菓子にしようとか、いくつかある選択肢の中でちょっと身体に良い方を選ぶようにはしています。

井桁弘恵

-そういう中、今日は自分へのご褒美で自分を甘やかそう!というときはどんなものを召し上がりますか?

井桁弘恵
基本的にドーナツとラーメン、あとはやっぱり唐揚げですね(笑)
これは一回ガッツリと食べるとなんだか気持ちが落ち着いて、しばらくは粗食に戻そうってなれるのでいいんですよ。ずっとガマンしっぱなしだと、ちょくちょくチートしちゃうので(笑)

-最後に本作の見どころ含めたPRメッセージをお願いします。

井桁弘恵
釜石市小川町という狭い世界で起きるお話なんですけれど、地元の酒屋のおっちゃんとの関わりだったり、麺工房の人とのやり取りだったり、そういう身近な繋がりで人って支えられているんだなっていうのを改めて感じた作品ですし、何より、家族という絆を感じられる作品です。私も家族のことが好きだし、それがあって今の仕事に繋がっている部分も大きいので、そういう家族の結びつきを描いている作品に出られたことはとても嬉しく思っています。
この映画をご覧になった方が、身近な人や家族との繋がりを思い浮かべたくなるような作品になっているといいなと思います。
あとは、釜石ラーメンや桜など、釜石の街並みの魅力も映像を通して存分に味わっていただきたいです。

井桁弘恵

井桁弘恵(いげた ひろえ)プロフィール
1997年生まれ。福岡県出身。2018年ゼクシィ11代目CMガールに抜擢。
主な出演作品に映画『4月の君、スピ力。』(19)、『イソップの思うツボ』(19)、『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』(20)、『グッドバイ』(21)、ドラマ「仮面ライダーゼロワン」 (19/EX)、「お⽿に合いましたら。」(21/TX )、「メンタル強め美女 白川さん」(22/TX)、「私がヒモを飼うなんて」(23/TBS) 、「自由な女神―バックステージ・イン・ニューヨークー」(23/CX)など多数。TVでは、「おしゃれクリップ」(NTV)でMCを務めるほか、雑誌「MORE」の専属モデルを務めるなど多方面で活躍中。
また、7/24(月)24:59〜スタートのNTV「紅さすライフ」ではヒロインを務める。

■井桁弘恵さん直筆サイン入りチェキ読者プレゼント

井桁弘恵さんの直筆サイン入り撮り下ろしチェキを抽選で1名様にプレゼントします。下記、①~③の手順でご応募ください。当選者には、TwitterのDMにてお知らせいたします。(参考:個人情報の取扱いについて
応募締め切り:2023年7月23日(日)23時59分

井桁弘恵

《応募要領:3ステップ》
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■撮り下ろしフォトギャラリー

[スタイリング:浦田聡美/ヘア&メイクアップ:久保フユミ(ROI)/写真・インタビュー:三平准太郎]

映画『釜石ラーメン物語』

《STORY》
山と海に囲まれた岩手県釜石市のラーメン店「小川食堂」。東日本大震災で妻・正恵が行方不明になってから、夫の剛志と次女の仲良が店を守ってきたが、客足はイマイチ。
ある日、3年前に家を飛び出して音信不通だった長女の正美が突然帰宅。厨房に立つ仲良に「おめえなんかにお母ちゃんの味は出せねえ!」と激怒し、店を畳もうとまで言い出す。
二人はかつて母の味に迫ることができるのか?街の人々を巻き込み、最高の一杯を目指した奮闘が始まる。

井桁弘恵 池田朱那 利重剛
渡辺哲 大島葉子 岡村洋一 木月あかり 厚木拓郎 関口アナン 佐々木琉 山崎将也
森湖己波 長田涼子 椿かおり 島本和人 佐伯日菜子 村上弘明 藤田弓子

脚本・監督:今関あきよし
プロデューサー:伊藤直克
脚本:いしかわ彰
主題歌「ひかり射し込む場所」洸美-hiromi-
協賛:新潟商事 釜石はまゆり会
協力:釜石市
制作協力:寿々福堂
©「釜石ラーメン物語」製作委員会
2022/日本/カラー/16:9/85分
公式サイト:kamaishi-ramen.jp
公式Twitter:https://twitter.com/kamaishiramen

予告編

YouTube player

4月7日より岩手県にて先行公開、7月8日より新宿K’s cinemaほか全国公開!

釜石ラーメン物語

本ビジュアル

釜石ラーメン物語

ティザービジュアル

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