【インタビュー】川崎鷹也「大事にしているのは、決断したあとにどう思うか」俳優デビュー映画『魔女の香水』
香水の香りをテーマに女性の成長を描く映画『魔女の香水』(6/16公開)の主題歌「オレンジ」を担当したシンガーソングライターの川崎鷹也。さらに、本作で俳優デビューとなった彼に、演技初挑戦のこと、アーティストとしての今後の抱負などを聞いた。
川崎鷹也演じる“河原優也”は、夢に挫折し将来への希望を見失った“若林恵麻”(演:桜井日奈子)が、自分の力で未来を切り開いていくときに、側で仕事仲間として支えていく。
川崎鷹也 インタビュー&撮り下ろしフォト
■俳優初挑戦のきっかけ
-俳優初挑戦ということですが、やってみようと思われたきっかけは?
川崎鷹也(河原優也 役)
先に主題歌のオファーがあって、その後、宮武監督から演技への興味はあるんですか?と質問いただいたのがきっかけです。
それに対して「(僕の中に)演技をやってみたいという気持ちは少なからずあって、いつの日かそういうチャレンジをできるときが来たらやってみたいと思っています。」とお答えしたところ、けっこうセリフのある役をいただくことになりました。
-演技をやってみたいというお気持ちはこれまで公言はされていたんですか?
川崎鷹也
いえ、心の中だけで思っていました。
-なるほど。では、いざオファーを受けて実際にやってみようと踏み出すことにプレッシャーなどはありましたか?
川崎鷹也
プレッシャーはありましたし、不安でしかなかったです。でもそれを言っていたらなにもできないので、飛び込んでみました。
-演じられた“河原優也”というキャラクターは決断が早いところがって、それは川崎さんのこれまでのプロフィール(歌手になる経緯など)と似ていると感じましたが、演じるにあたっての取り組みをお聞かせ下さい。
川崎鷹也
おっしゃっていただいたように、“河原”の仕事に対するスタンスは僕に通じるものがあって、それは、仕事の内容はもちろん、誰と仕事をするか、どういうモチベーションで仕事をするかっていうところに重きを置くところです。そして、河原は、人をよく見ていたり、一見チャランポランなんだけど、仕事には真面目に取り組んで、やる時はやる!というところも僕と似ているかなと感じました。
ですから、役作りはそんなにしていなくて、と言いますか、そもそも役作りってどうやってやるの?って話なんですけどね(笑)
なので、宮武監督からも「川崎鷹也さんそのままでやってほしい」とお話がありましたので、思ったことをそのままセリフとして表現する、というやり方になりました。
-なるほど。では、監督からは特に演出はなかったということですね。
川崎鷹也
はい。キャラクターについては特に無かったです。もちろん、セリフのスピードや間(ま)についての指示はありました。
-実際に映画撮影の現場を体験されてみていかがでしたか?
川崎鷹也
映画の撮影現場では、前室という大きな会議室みたいなところがあって、そこで俳優のみなさんと一緒に過ごす時間が多いというのが、音楽の現場とはぜんぜん違うなという印象を持ちました。最初はどこに座ったらいいのか、何を話していいのかわからなかったです(笑)
■「僕が出ているシーンは全部気恥ずかしい」
-『魔女の香水』の完成した作品をご覧になって、映画デビューとなったご自身を見ていかがでしたか?
川崎鷹也
めちゃめちゃ恥ずかしかったです(笑)うわぁ、出てきた出てきた!って。
-MVでのご自身とは違う?
川崎鷹也
まったく違いました。なので、僕が出ているシーンは全部気恥ずかしかったです。
でも全体を通して、監督が恵麻(演:桜井日奈子)を通して伝えたいことがうまく表現されている作品だなと感じました。
-気恥ずかしいとして、役者としての出来栄えのご自身の評価はいかがですか?
川崎鷹也
僕にとって初演技でしたが、撮影初日、二日目、三日目と、その日できる全力の悔いのない演技をしたつもりではありました。ただ、演技はすればするほど、あ、最初はこうしておけばよかったなというのが、どんどん出てくるところがあります。やっているその瞬間は完璧だと思っていても、後日、やっぱりこうしておけばよかったなとか、日々勉強して、成長して、前に進んでいるなというのを感じながらの撮影でした。
なので、スクリーンで映像を観ながらも、「あ、ここはもうちょっとこういうふうにしたいな」「次にこういう機会があったらこうしよう」とか、次に向けての意識を持ってました。
-この作品の試写は、情報ゼロで拝見して、あとから川崎さんが初演技だと聞いてビックリしたぐらい自然に感じました。
川崎鷹也
ありがとうございます!
-ちなみにセリフ覚えの不安はありましたか?
川崎鷹也
もちろん、映画の撮影自体が初めてなので、どういう流れで進んでいくんだろう?という不安はありましたが、セリフ自体は覚えるものなので。
-何事もやるしかないという気持ちで取り組まれる方ですか?
川崎鷹也
そうですね。もちろん、今取り組んでいるドラマのように、朝から夜までの撮影が連日続いていると、スケジュール的にセリフを覚える時間が無いかもというのはあります。
-伺ったお話では、お友だちの三浦貴大さんにセリフ覚えのお付き合いをいただいたそうですが、三浦さんとの交流のきっかけは?
川崎鷹也
僕のMVを前田あっちゃん(前田敦子)と一緒に撮ったときに、スナップ写真としてカメラマンとして入っていたのが貴大さんだったんです。もともとあっちゃんの友だちでもあるんですけど。
その撮影が終わっての打ち上げで、あっちゃんと貴大さんと朝まで飲んで、仲良くなっていきました。
-三浦さんとどういうところで波長が合いましたか?
川崎鷹也
貴大さんの人間力や優しさに僕が甘えさせてもらっているという構図ですが、とてもピュアな方だなと思えるところです。
-本作においての三浦さんからのアドバイスはありましたか?
川崎鷹也
はい。セリフの出し方など、演技についていろいろ教えていただきました。
■「桜井日奈子さんは太陽みたいな人」
-桜井日奈子さんとの共演シーンがありますが、撮影現場ではどういうお話をされましたか?
川崎鷹也
音楽や演技についてなどいろんなお話をしました。僕はお芝居をやったことなくてわからないことだらけなので、どのようにセリフを言ったらいいかとか、どうしたら日奈子ちゃんがやりやすいのかとか、本人に聞くこともしました。
-音楽の話とはたとえば?
川崎鷹也
日奈子ちゃんは元々僕の曲を好きでいてくれたので、この曲が好きとか、この曲を聴きながらジムに行っているとか、そういうお話をしました。
-桜井さんの印象は?
川崎鷹也
日奈子ちゃんは、現場を明るい雰囲気にしてくれますし、僕がやりやすいような空気を出してくれたり、太陽みたいな人でした。
■主題歌「オレンジ」は作りやすかった
-主題歌「オレンジ」(タイトルは金木犀の花の色をイメージ)を書かれるにあたっての取り組みポイントをお聞かせください。
川崎鷹也
「オレンジ」は、河原目線の恵麻(演:桜井日奈子)の世界を書いてほしいという宮武監督からのオーダーがまずありました。
ただ、「河原は果たして恵麻のことが好きなんだろうか?」「恋愛なのか?どういう気持ちで恵麻を見ているんだろう?」というようなわからない部分がたくさんあったんです。
それで監督に聞いたら「河原は恵麻のことを好きになります!」とおっしゃって、えっ?好きになるの?そんな感じ?物語に恋愛的要素があったっけ?って思いました(笑)
でも、恵麻のひたむきさや、仕事に対する姿勢だったり、自分のやりたいことを疑わずにまっすぐに突き進んでいく部分に、河原は惹かれていっているんだろうなというのはなんとなくありました。
更に監督から「河原は、一見チャラそうに見えるけど、そのキャラクターは自分の感情を表に出すのが苦手なキャラクターだから、自分の殻というか仮面みたいなもので、わざとヘラヘラしているキャラクターだよ。」ってことも言われて、なるほど!って思いました。
そういうことを受けて、河原の仕事に対する想いや、恵麻に対する純粋な気持ちを楽曲に込めようと思って、割とストレートな言葉選びをしました。“香り”“髪がなびく”という部分は僕が恵麻を見たイメージです。
-監督からのオーダーという形で楽曲を作るのは面白い作業でしたか?
川崎鷹也
面白かったですし新しい経験でもありました。これまで書いてきた曲は、僕自身思っていることや見ている景色なので、今回のように“河原”になりきって恵麻をどう見ているか?という世界観なので、そこは監督と何度も話し合いました。
-そうやって“河原”というキャラクターを理解していた結果として、先ほどおっしゃったように、ご自身と河原には近いところがあると。そういう意味では「オレンジ」は作りやすかったですか?
川崎鷹也
はい、作りやすかったです。自分が見ている映像をそのまま楽曲に落とし込んだというスタンスになりますし、時間もそれほどかからなかったです。
■「大事にしているのは、決断したあとにどう思うか」
-先ほどのお話に関連しますが、川崎さんがアーティストになろうと決心された経緯や、ご結婚のこと、そして今回の俳優初挑戦と、決断の思い切りの良さや諦めず前に進むパワーを感じます。本作に登場する香水「Parfum de prières(パッファンドプリエール)」にも、そういったメッセージが込められていますが、川崎さんが新たな挑戦をされる上での不安はありますか?またどうやってその不安の克服を?
川崎鷹也
不安はものすごくあります。でも大事にしているのは、決断したあとにどう思うかということ。たとえば、目の前にイチゴ味とチョコ味のアイスクリームがあって、イチゴ味を選んだとします。そのあとに「チョコ味にしておけばよかった」と思うのか、「イチゴ味、最高に美味い!」と思うのかで人生が変わる。
チョコ味にしておけばよかったと思う人は、何事においても、こっちにしておけばよかったって悔やんで、あっちにした人を羨む人生。
僕はそうじゃないなぁって思っているから、俳優をやろうがやらまいが、仮にやらなくて幸せな人生だし、でも俳優をやらせていただいたときにどう思うか?っていうところをすごく大事にしています。
だから、もちろん決断するときは悩みますけど、「やってみっか!もしできなかったら“ぜんぜんできませんでした!”って謝ろう!」という想いで挑戦するようにしています。
-アーティストの方へのお決まりの質問となりますが、作詞・作曲されるときは、曲が先?それとも歌詞が先ですか?
川崎鷹也
曲によるんですけど、基本的には同時です。ギターもメロディーも歌詞も一緒に即興で書いています。ギターを弾きながらメロディーも歌うんですけど、そこにはもう歌詞も乗っていたり。
ひとつテーマがあったとしたら、そのテーマに向けて即興で曲を書いているというイメージがいちばん強いです。
ですが、今回の「オレンジ」については、メロディーが先でした。エンドロールで作品がどのように終わるのかをイメージした上で、最初はインパクトのあるア・カペラで始めるために、キャッチーなメロディにしたいと思って、メロディから作り始めました。
■アーティストと俳優の両立は…
-6月に「オレンジ」を含む3rd アルバム『ぬくもり』の発売されますが、どんなアルバムでしょう?
川崎鷹也
今回のアルバムの楽曲はすべてバンドアレンジですが、全曲を通して、人と人との温もりを感じられるような曲たちを集めたアルバムになっています。「会いたくても会えなくなる時期はみんなにあるし僕にもあったけど、そんな時でも電話でも声を聞きながら相手のことを想って、幸せな気持ちになれる。そういう人がいること自体が幸せで、ぬくもりだなぁ」って思ったので、「ぬくもり」という曲をアルバムタイトルにしていますし、リード曲にもしています。
そういう世界観を統一した上で、誰かを想う尊い気持ちが凝縮されたバラードアルバムになっています。
-デビューされてからアルバムを出されるペースが早いように感じますがどうでしょう?
川崎鷹也
早いかもしれません。なのでスケジュールに余裕が無いときも(笑)
-余裕が無いなか、アーティスト、俳優、番組出演などの両立はどのようにされてますか?
川崎鷹也
両立できてるのかなぁ(笑)今も毎日のようにドラマの撮影をしていて、撮影がない時に音楽活動をしていて、休みがほとんどない中かなり頑張ってます!(笑)
そういう中で、撮影の入りが遅いときは、朝、子どもを保育園に送っていったりして、なんとか奥さんの機嫌を伺いながらやってます(笑)
でもほんとに家族の支えがあってこの仕事ができているなっていうのは改めて実感しています。
撮影の仕事はとくに、入りの時間だけ決まっていて、終わりがわからないこともありますが、そういう時でも奥さんがサポートしてくれたりしているので、両立できているのかどうかは果たしてわからないんですけど、家族がいるからこの仕事ができているんだなと思っています。
-お休みがほとんどないとのことですが、そういった中でも、もし自分だけの息抜きをできるスキマ時間ができたとしたら、どんなことをして過ごしたいですか?
川崎鷹也
サウナです!サウナとマッサージですね今は。
撮影の合間に、3時間空きますってなったときに、サウナに行ったりとかするので、そういう時に心のリフレッシュしています。
やっぱりこういう仕事をしていると毎日セリフのことや曲のことなど、脳が休まる時間がそんなに無いので、リラックスしてなんにも考えなくていいやっていう時間として、サウナやマッサージは至福のひとときです。
-今、目の前の仕事でお忙しいとは思いますが、そういう中でも今後の抱負はありますか?
川崎鷹也
全国ツアーは、バンド形式や、弾き語りなど、いろんな形態でやっていて、まだ手探りなんです。照明も音響もライブ演出も。
なので、僕が見てきたアーティスト、それこそスターダストレビューさんや山下達郎さんは世界観がバチってあって、僕もそういうふうにいずれはなりたいと思っています。だからこそライブのスタッフ含めて、ライブ構成の正解に向かってどんどん成長しつつ、進化しつつ、先へと向かっていきたいと思っています。
なので今はライブスタッフ、アレンジャー、バンドメンバー含めていろんなことを試しながらツアーを周っているので、今後は自分のチームとして確たるものにしたいなというのは漠然としていますが音楽としての抱負があります。
加えて、俳優業というものをいただける機会があるのであれば、チャレンジしていきたいですし、そうすることでまた、ライブステージや音楽活動に還元していきたいです。
-実際、俳優活動による音楽活動へのフィードバックを感じることはありますか?
川崎鷹也
すごくあります。MCの言葉の使い方もそうだし、僕は歌いながらお客さんの目をよく見るので、その目線の送り方や表情の作り方のひとつひとつが、演技の仕事させてもらってから初めて気づいた部分がとてもたくさんあります。(桜井)日奈子ちゃんもそうですし、共演者の皆さんから教わることがとてもたくさんあるので、まさにリアルタイムにそういったことが音楽にフィードバックされていっています。
■音楽だけはまだ僕らが頑張らないと
-本作には、魔女役のAIの質問に答えて香水を作るサブスクリプションサービスが登場しますが、川崎さんは「AI」の可能性や課題についてどう思われていますか?絵画・イラストや音楽の分野にもAIの活用が始まっていますが。
川崎鷹也
AIは医療分野含めて、良いところがたくさんあると思いますけれど、音楽だけはまだ僕らが頑張らないと(笑)
今、ドラムやギターはギリギリのところにいると思っていて、AIの方が音も含めて良かったりすることもあるんです。ただ、“ボーカル・歌”に関しては、まだまだ生身の人間には敵わないなと思っているので、将来そこに追いつかれたら問題ですね(笑)
-最後に『魔女の香水』について、ご自身の見どころ含めたPRメッセージをお願いします。
川崎鷹也
僕の役どころとしては、恵麻を絶妙な距離感で見守って、導いたりとか逆に導かれたりとか、いろんな関係性含めてストーリーが展開していくので、この2人の関係性をよく見ていただきたいです。そしてこの作品は働く女性に向けた映画なので、明日からまた頑張ろうって思ってもらえるような作品、そして加えて主題歌の「オレンジ」を通していいなって思ってもらえるようなお時間になったら嬉しいです。
川崎鷹也(かわさきたかや)プロフィール
1995年生まれ。栃木県出身。一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声 と美しいビブラート、癖になるメロディーラインが魅力。2020年8月、SNSで“魔法の絨毯”が人気となり、同曲のストリーミング累計は現在3億回再生を突破中!日本レコード協会から「ダブル・プラチナ認定」を授与された。 2023年は自身最大規模となる全国ツアー『あなたとのぬくもり』を敢行。さらには初の俳優業もスタートさせ、映画『魔女の香水』やNHK夜ドラ『褒めるひと、褒められるひと』への出演が決定。6月14日にワーナーミュージッ ク・ジャパンより3rdアルバム『ぬくもり』をリリースする。
■撮り下ろしフォトギャラリー
[ヘアメイク:髙徳洋史(LYON)/写真・インタビュー:三平准太郎]
関連記事
映画『魔女の香水』
【INTRODUCTION】
香水の香りをテーマに女性の成長を描く映画『魔女の香水』。“魔女さん”と呼ばれる一人の女性が創る香水の香りが、夢に挫折し将来への希望を見失った若い女性を華やかな未来へと導く。香りと言葉で背中を押され、自分の力で未来を切り開いていく爽快なシンデレラストーリーは、運命を切り開く勇気を与えてくれる。
“魔女さん”白石弥生を演じるのは宝塚歌劇団月組のトップ娘役を経て俳優へと転身し、近年では映画監督や脚本家デビューなど枠を超えた挑戦を続ける黒木瞳。
派遣社員をクビになり自暴自棄となりながらも、魔女との出会いによって華麗なる転身を果たす・若林恵麻を等身大で演じるのはバラエティから映画・ドラマなど幅広く活躍中の桜井日奈子。恵麻の憧れの男性となる実業家の横山蓮を演じるのは、実力派俳優の平岡祐太。また、シンガーソングライターとして活躍する川崎鷹也が本作の主題歌を担当し、演技を初披露しています。
メガホンをとりオリジナル脚本も手掛けたのは宮武由衣。TV業界でドラマの演出やプロデューサー業を務め、劇場映画で監督を務めるのは本作が3作目となります。
【STORY】
白髪の美しく高貴な上品さを漂わせる女性・白石弥生(黒木瞳)が香水店で2つの香水を見せながら常連客を相手に語っている「世の中には似て非なるものがたくさんある」。
一方、華やかなセレブ達が集まっているバンケットホールで派遣社員として奮闘する若林恵麻(桜井日奈子)。高卒の恵麻は、いつか正社員になって、一流の仕事を与えられることを目標に頑張っていたが、後輩の見習い女性への上司のセクハラ行為を抗議したことで職を失ってしまう。自暴自棄になった恵麻は、夜の街のスカウトマンに連れられ「魔女さん」と呼ばれる弥生の店を訪れ、その店を手伝うことになった。
ある日、金木犀の香り漂う男性・横山蓮(平岡祐太)と巡りあう。弥生に授けられた言葉と香りによって自分の人生を切り開くのは自分自身だと気づかされ、天職を探し求めるように香料会社で働き始める。
すっかり香りの世界に魅了されていく恵麻は、営業先で蓮と再会することに―。魔女の香水『Parfum de prières(パッファンドプリエール)』の力に後押しされるように懸命に未来を切り開いていく恵麻の運命は、果たしてどんな風に変わっていくのだろうか?!
出演:黒木瞳 桜井日奈子/平岡祐太
水沢エレナ 小出恵介 落合モトキ 川崎鷹也 梅宮万紗子/宮尾俊太郎 小西真奈美
製作統括:菅原智美
企画協力:エメラルド倶楽部
TBSスパークル
制作:クロスメディア
配給:アークエンタテインメント
©2023映画『魔女の香水』製作委員会
公式サイト:https://majo-kousui.jp/
2023年6月16日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他全国ロードショー
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。