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ドロステのはてで僕ら

ミニシアター2館からスタートした『ドロステのはてで僕ら』がシネコン初進出。新予告編も完成。

東京と京都、2館のミニシアターから始まった『ドロステのはてで僕ら』が絶好調スタートを果たし、なおも人気が衰えず、ついにシネコン初進出が決定した。合わせて新予告編も完成。

本作は、京都を拠点に活動を続け、毎年の本公演では1万5千人を動員する人気劇団ヨーロッパ企画が、劇団として初めて取り組むオリジナル長編映画。

■本作のこれまでの経緯

本作の撮影は今年2月、彼らのホームである、京都・二条にて敢行。クラウドファンディングプラットフォーム「Motion Gallery」にて国内外の上映に向けた支援を募集したところ、目標達成率617%を記録したという経緯を持つ。

緊急事態宣言により4月25日の公開が延期となっていたが、宣言解除、営業再開後の6月5日(金)、下北沢トリウッド、京都シネマという2館のミニシアターから“じわじわ封切りキャンペーン”がスタート。
トリウッドでは、初日から3日間の7回上映中5回のチケットが完売。同日19:00からは「PIA LIVE STREAM & uP!!!」でのオンライン上映会を開催。金土日は、映画館2館とオンライン上映会、合わせて約1,500名のお客様が『ドロステのはてで僕ら』を鑑賞した。
その後、各レビューサイトでも高評価を集め、Filmarks「初日満足度ランキング」では第2位を獲得している。

その後も、トリウッドでは上映回数を増やしても連日満席が続出(6/28まで)。
また2館同時に<ヨーロッパ企画が映画館にいますキャンペーン>と題して、メンバーが日替わりでお客様をお見送りするという前代未聞のキャンペーンを実施。

このように、キャストメンバーが劇場でお客様をお見送りするという光景は、映画ではミニシアターならではの醍醐味だ。演劇なら宝塚などでファンによるキャストのお見送り習慣があるものの、ミニシアターでの観客とキャストとの触れ合いは、もっと自由度が高い。もっともコロナ禍の影響で以前のようにはいかなくなっているが。

■満を持してシネコン初進出

公開前の期待と、観客の口コミ熱、そして初長編映画に懸けるメンバーの気合いがじわじわと高まる中、この好評スタートを受け、7/3(金)にオープンするTOHOシネマズ 池袋のオープニング作品として選ばれた。
合わせて、同日7/3よりTOHOシネマズ日比谷での上映も決定。東京と京都、2館のミニシアターから始まった『ドロステのはてで僕ら』、いよいよ都内シネコン初進出となる。
ミニシアターなどの単館で公開になり、のちにシネコン進出といえば、2018年一般公開映画『カメラを止めるな!』の大躍進ぶりが記憶に新しい。カメ止めブームともなった本作は、低予算且つキャストの世間認知が低くとも(失礼!)、アイディアが良ければ映画はヒットするということを証明した。
『ドロステのはてで僕ら』もアイディアにとても秀逸なものがあり、今後のさらなる飛躍が期待される。

また、映画プレゼンター・赤ペン瀧川とのコラボ映像「赤ペン瀧川の映画添削『ドロステのはてで僕ら』編」も到着した。
『ドロステのはてで僕ら』山口淳太監督が手掛けるTVドラマ「警視庁捜査資料管理室」(BSフジ)に、瀧川が主演していることから実現した本企画。「変態的完成度を誇る作品」「劇団だからこそ挑むことができた無茶な作品。地方劇団無茶祭り!」など、独特のコメントでプレゼンしている。

■赤ペン瀧川の映画添削『ドロステのはてで僕ら』編

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■新Web予告編完成

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映画『ドロステのはてで僕ら』

INTRODUCTION
雑居ビルのカフェを舞台に、2分先の未来が見える “タイムテレビ”を巡る騒動を描いた“エクストリーム時間SF”。
原案、脚本は、上田誠(『サマータイムマシン・ブルース』『夜は短し歩けよ乙女』『前田建設ファンタジー営業部』)。
監督は、ヨーロッパ企画の映像ディレクター、山口淳太(「警視庁捜査資料管理室」)。そして、出演は、ヨーロッパ企画メンバーと藤谷理子、そして『かぐや姫の物語』『四月の永い夢』などで知られる、若手実力派・朝倉あき。

STORY
とある雑居ビルの2階。カトウが部屋にいると、テレビの中から声がする。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。
「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。
“タイムテレビ”の存在を知り、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。
さらに隣人の理髪師メグミや5階のヤミ金業者、謎の客も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく……。
襲いかかる未来、抗えない整合性。ドロステのはてで僕らは--。

原案・脚本:上田誠 監督・撮影・編集:山口淳太
出演:土佐和成 藤谷理子 石田剛太 諏訪雅 酒井善史 中川晴樹 角田貴志 永野宗典 本多力 / 朝倉あき
主題歌:バレーボウイズ「タイトルコール」 音楽:滝本晃司
製作:ヨーロッパ企画 トリウッド 配給:トリウッド 宣伝:下北沢映画祭
(C)ヨーロッパ企画/トリウッド 2020
公式サイト:http://europe-kikaku.com/droste/
公式Twitter:@droste_movie

2分予告編

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TOHOシネマズ 池袋、TOHOシネマズ 日比谷、下北沢トリウッドほか全国順次公開中!

ドロステのはてで僕ら

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