作家・山崎ナオコーラ、漫画家・雁須磨子ら、映画『his』への絶賛コメント&応援イラスト到着
1月24日(金)より全国公開となる、映画『his』(『愛がなんだ』の今泉力哉監督最新作)に、各界著名人より絶賛コメントと応援イラストが続々と到着した。
山崎ナオコーラ(作家)
「LGBTQを描く物語」といった安易なところに落とし込まず、ひたすら登場人物ひとりひとりの心のひだを描き切っている快作。子どものことをみんなが考えていて、切ないけれど、未来が見える。
はるな愛(タレント)
ただただどこにでもある日常。その地域の毎日の姿の中に人間と人間が愛しあう姿、それを歪だという考えをもてるでしょうか?
人間が人間を好きになるシンプルな無駄が一切ない物語。
主人公が言った「ただなんとなく会いたかった」この言葉から始めてもいいんじゃないでしょうか?
堀尾正明(フリーキャスター)
LGBTQは現在頭では理解されてきている。しかし、いざ自分の息子や娘の相手や友人がそうだとしたら果たして納得できるだろうか。
人間愛の理想と裁判シーンのギャップが、見事に演出されている。
私の中のずるさや偏見を見せつけられた作品。
溝口彰子(『BL進化論』シリーズ著者 もとレズビアン・アクティヴィスト)
『ムーンライト』、『ある少年の告白』など、現実のホモフォビアを認識した上で、それを乗り越えるヒントを具体的に示す映画を異性愛者のクリエーターが作る。
そんな時代が日本映画にも到来したことを告げる作品。
七崎良輔(合同会社Juerias LGBT Wedding共同代表、LGBTコミュニティ江戸川代表)
日本に暮らす僕たちは今、考えなくてはならない時期にきている。
常識とはなにか。幸せとはなにか。この作品の良さはそういった社会的なテーマだけではなく、全てのシーンの美しさだ。
背景も、セリフの一つ一つも、懐かしくて温かい。優しさに思わず涙が出た。ありがとう、そらちゃん。
雁須磨子(漫画家)
小池田マヤ(漫画家)
はるな檸檬(漫画家)
映画『his』
【ストーリー】
井川迅は周囲にゲイだと知られることを恐れ、ひっそりと一人で田舎暮らしを送っていた。そこに、6歳の娘・空を連れて、元恋人の日比野渚が突然現れる。「しばらくの間、居候させて欲しい」と言う渚に戸惑いを隠せない迅だったが、いつしか空も懐き、周囲の人々も三人を受け入れていく。そんな中、渚は妻・玲奈との間で離婚と親権の協議をしていることを迅に打ち明ける。ある日、玲奈が空を東京に連れて戻してしまう。落ち込む渚に対して、迅は「渚と空ちゃんと三人で一緒に生きていたい」と気持ちを伝える。しかし、離婚調停が進んでいく中で、迅たちは、玲奈の弁護士や裁判から心ない言葉を浴びせられ、自分たちを取り巻く環境に改めて向き合うことになっていく――。
【クレジット】
宮沢氷魚 / 藤原季節
松本若菜 松本穂香 / 外村紗玖良 中村久美
鈴木慶一 根岸季衣 堀部圭亮 戸田恵子
監督:今泉力哉
企画・脚本:アサダアツシ
音楽:渡邊 崇
製作プロダクション:ダブ 企画製作:メ~テレ 製作:映画「his」製作委員会 配給・宣伝:ファントム・フィルム
©2020映画「his」製作委員会 (日本/5.1ch/カラー/127分)
公式サイト:https://www.phantom-film.com/his-movie/
2020年1月24日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
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