乃木坂46・松村沙友理「乃木坂に乃木坂46の銅像立てたい!?」~HoneyWorksクリスマス大発表会
12月7日、横浜・アソビル「ハニワのアトリエ展」イベント会場にて、「HoneyWorks クリスマス大発表会」が開催され、MCに松村沙友理(乃木坂46)、吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)、そして HoneyWorksのメンバーGom、ヤマコらが、ゲストとして登場した。(フォトギャラリー)
HoneyWorks(通称:ハニワ)は、ニコニコ動画、YouTubeなど動画投稿サイトで活動する関連動画総再生回数7億回を超えるクリエイターユニット。2020年は誕生からちょうど10周年を迎える。
「HoneyWorks クリスマス大発表会」では、2020年1月19日まで開催される「ハニワのアトリエ展」の見どころや、ハニワ初のスマートフォン向けゲーム『HoneyWorks Premium Live』(略称ハニプレ)や、ニューアルバム、ライブツアーなどが発表された。
乃木坂46に入る前から、ハニワの大ファンだったという松村沙友理は、「友だちが少なかった青春時代に私の人生を充実させてくれたハニワに感謝感激しかない」と語り、発表された多くの展開に、「もう大人なので、大人の力を使って全部を楽しみたいです!」と興奮を隠さない様子で、「素の松村が出てしまった(汗)」と自身を振り返った。
クリスマス大発表会後、記者たちの囲み取材に応じた松村沙友理は、乃木坂46の10周年はどうしたいか?という質問に対し、「乃木坂に銅像を立てたいです!ジャンケンに勝った人の!」とおどけつつ、これからの乃木坂46は海外の活動にも力を入れ、もっと多くの人に見てもらいたいと今後の抱負を語った。
HoneyWorksのアートワーク展示イベント「ハニワのアトリエ」開催概要
正式名称:ハニワのアトリエ
会 場:アソビル 3階 「STAMP HALL」(神奈川県横浜市西区高島2丁目14−9)
開催期間:2019年12月7日(土)〜2020年1月19日(日)
営業時間:10:00〜20:00 ※最終入場受付 19:30
定 休 日:2019年12月31日(火)、2020年1月1日(水)
入場方法:事前予約によるチケット制(※空き状況次第では当日券もあり)
公式サイト:https://asobuild.com/honeyworks/
「HoneyWorks クリスマス大発表会」レポート
吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
松村さんはいろんなイベントで人前に立たれていると思いますが、登壇者の50%が着ぐるみっていうのはあんまりないですよね?
松村沙友理(乃木坂46)
初めてです(笑)びっくり。
青春時代はハニワにどっぷりと浸っていた
吉田尚記アナ
松村さんは乃木坂46の中でもかなりアニメとか動画とかお好きな方ですよね?
松村沙友理
かなり好きです。
吉田尚記アナ
そうするとHoneyWorksは?
松村沙友理
HoneyWorks(通称ハニワ。以下ハニワ)は、乃木坂46に入る前からずっと好きでした。乃木坂46に入ってからもハニワさんの映画のエンディングソングをやらせていただいたりとか、お世話にもなりました。
吉田尚記アナ
松村さんがハニワのことを「ずっと前から好きだった」とおっしゃってますがいかがですか?
Gom
ありがたいですね。10年やってきてよかったです。
ヤマコ
嬉しいですね。改めてハニワを長いことやってきたなと感じました。
吉田尚記アナ
ハニワ10周年を記念し、これまでの軌跡をたどるハニワ初のアートワーク展示イベント「ハニワのアトリエ」ということですが、先ほど松村さんは乃木坂46に入る前からとおっしゃってたので、丸ごと青春じゃないですか?
松村沙友理
はい、もうどっぷりと。私の青春はハニワと言っても過言でないくらいです。青春=ハニワ、ハニワ=青春っていうくらいです。でも、私は友だちがいないタイプだったので、ソロのハニワでした。友だちがいなくても青春を感じられるっていうのがハニワの魅力のひとつですよね。
「アトリエRoom1 ~ハニワの軌跡~」
吉田尚記アナ
アートワーク展「ハニワのアトリエ」のみどころを紹介します。まず、「アトリエRoom1 ~ハニワの軌跡~」では、曲のMVに使われたほぼ全ての原画を見ることができます。
松村沙友理
えっ?原画ですか!?
私は原画大好き人間で、ちょっとしたら筆ムラとか細かいところを見るのが大好きなんです!すぐに見に行きたいです!!
吉田尚記アナ
そして今、我々がいるこの場所は、「願い重なるハニワ神社」。恋愛成就、合格祈願など絵馬で願掛けできる「ハニワのアトリエ」限定コンテンツとなっています。
実は今日、松村さんにも絵馬を書いてきていただきました。
松村沙友理
はい。私が書いたのは「年末年始風邪をひきませんように」。
「プレミアムシアター」では新曲初出のフルアニメMVも。
吉田尚記アナ
今回はめちゃくちゃ重要な施設がありまして、それは「プレミアムシアター」。ここでしか観られない作品があります。
Gom
新曲の「東京オータムセッション」をここでしか観ることができないフルアニメーションMVで楽しめます。
ヤマコ
アニメーションがめちゃめちゃ綺麗です。私は静止画しか描けないので憧れの世界なんですよ。キャラクターの心情がグッと伝わるMVになっています。
松村沙友理
えぇ~っ!!そんなことしてくださったんですか!ここでしか観られないんですよね?そしたら毎日来るしかないじゃないですか!
今すぐ観たいので、皆さんすみませ~んって言って、今観てきてもいいですかね?
吉田尚記アナ
えっと、もうちょっと仕事してもらっていいですか?
松村沙友理
はい、すみません(笑)
吉田尚記アナ
それでは、「東京オータムセッション」の冒頭のドラマパート部分をここで観てみたいと思います。
松村沙友理
え~っ!!この冒頭、いろいろ衝撃が詰まりすぎてませんか?
吉田尚記アナ
たとえば?
松村沙友理
まず絵柄というか、アニメーションが映画に近い感じです。今までの作品とも違う雰囲気です。フルアニメーションってすごいですね。
Gom
そして、大人になっている設定というか、大人になっちゃってます。
松村沙友理
えっ!?大人になってる?
今まではまっすぐというか、青春っていうシチュエーションが多かったですが、今回はいろいろ複雑な、まっすぐな気持ちだけでは進めないみたいな予感がしますね。
吉田尚記アナ
場所も丸の内でしたからね。
公式リズムゲーム「HoneyWorks Premium Live」
吉田尚記アナ
続けてハニワから重大発表があります!スマートフォン向け公式リズムゲーム「HoneyWorks Premium Live」公開決定!
松村沙友理
待ち望んでいましたし、なんでもっと早くやってくれなかったんですかってくらいですよね。
Gom
2018年の夏頃からアカツキさんとタッグを組んで、やっと実現することができました!
松村沙友理
もう絶対にやります!そして個人的には乃木坂46として歌わせてもらった「大嫌いなはずだった。」が収録されているのが感慨深いです!
Web漫画『私、アイドル宣言』
吉田尚記アナ
ハニワの楽曲から生まれたプロジェクト「告白実行委員会~アイドルシリーズ~」の女性アイドルキャラクターmonaを主人公とした漫画『私、アイドル宣言』が2020年1月15日に「待てば¥0」で読めるマンガアプリ「ピッコマ」にて連載開始することが決定しました。原作をHoneyWorks、漫画をモゲラッタ(HoneyWorks)さんが担当されるということが、ストーリーにはGomさんたちも参加されているとか?
Gom
はい。楽曲が原案となって始まっている物語ですので。MVができて、そしてついに漫画になりました。
吉田尚記アナ
松村さん、アイドル活動をしている人としては、ハニワのアイドル漫画って読んでみたいですか?
松村沙友理
とても気になりますね。個人的にはこういうアイドルものにすごい感情移入するようになっちゃったので、この発表だけでもう泣きそうになっちゃいました。もう私の中ではmonaちゃんの物語を想像しちゃって泣きそうになりました。
吉田尚記アナ
早くないですか!?発表してから1、2分でもう松村さんの中では?
松村沙友理
はい、もう読んだ気持ちになっちゃいました。
3年ぶりニューアルバム発売決定。全国Zeppライブツアーも。
吉田尚記アナ
約3年ぶりのハニワのニューアルバム「好きすぎてやばい。~告白実行委員会キャラクターソング集~」の発売が決定しました!
松村沙友理
“好きすぎてやばい”っていうタイトルは、今までのテイストと違うというか、気持ちが溢れ出ているのが止まらないっていう感じがもうやばい匂いしかしないですよね。
吉田尚記アナ
そして2020年1月19日からは、このニューアルバムをひっさげての全国ライブツアー「HoneyWorks Premium Live Tour 2020 ~好きすぎてやばい。~」が開催されます。5都市6公演、すべてZeppで行われます。
吉田尚記アナ
すごいボリュームの「クリスマス大発表会」でしたね。それでは、Gomさん、ヤマコさん、松村さん、メッセージをお願いします。
Gom
来年2020年は結成10周年ということで、盛り沢山ですので、どんどん駆け抜けていきたいと思います!
ヤマコ
10周年、初心を忘れず、これからもどんどん新しいチャレンジをしていきたいと思います。
松村沙友理
10周年ほんとにおめでとうございますですし、ハニワシリーズのファンのひとりとして人生を充実させていただいて、感謝感激という気持ちです。
吉田尚記アナ
それらが来年すごい勢いで押し寄せてきますね。
松村沙友理
全部、全部追いかけていきたいと思います。もう大人なので、大人の力を使って全部を楽しみたいです!
発表会後囲み取材
– 今日のイベントを参加されていかがでしたか?
松村沙友理
すごいありがたい気持ちだったんですけど、発表を聞いて、楽しみだなっていう期待が膨らみました。
– 吉田さんは松村さんのすごい熱量はどう感じられましたか?
吉田尚記アナ
通常営業の松村さんだなって感じました。
松村沙友理
いつもは、こういう記者会見では、おすまし松村でいってるんですよ。でも今日は喋り方もゴニョゴニョしちゃって、素の松村が出てしまって汗汗って感じでした(笑)
吉田尚記アナ
このへんの擬態語が入るのはガチオタの人です。
松村沙友理
(笑)
– ハニワを知ったきっかけは?
松村沙友理
私は学生時代はパソコンのゲームもずっとやっていたので、「ひぐらしのなく頃に」とか「シュタインズ・ゲート」もやってました。その流れでニコニコ動画も見ていたので、自然にハニワにたどり着きました。
友だちがいない青春時代たったので、3次元のリア充はできなくても、2次元ならこんな私でも受け入れてくれるので。学校から帰ってきたらずっと家でパソコンの前で朝の4時とかまでいることもありました。
吉田尚記アナ
よくアイドルになれましたね?
松村沙友理
私もそう思います(笑)良かったです、アイドルになって。
– ハニワの魅力ってなんでしょうか?
松村沙友理
楽曲のメロディー、そして歌詞が青春に寄り添っているところ、前向きなんだけど前向きすぎないところ。暗さもあって、青春のいろんな面を切り取ってくれているところは世界に入りやすいですし、何よりも絵も魅力です。
私としては展開の仕方が上手だなって思いますね。オタクとして、受け取り側として、受け取りやすい方法を選んでくれているなって感じがします。
– 今日の発表ではどれが気になりましたか?
松村沙友理
もう全部ですね!
– 乃木坂46のメンバーには、松村さんのようにハニワが好きな方はいらっしゃるんですか?
松村沙友理
たくさんいます!私は乃木坂の中ではお姉さんなんですけど、お姉さんのメンバーもいるし、今ちょうど学生の子でも好きな子は多いので、いろんな世代に愛されているなっていうイメージがありますね。
– 今回、「HoneyWorksクリスマス大発表会」ということですが、クリスマスといえば、松村さんのクリスマスのご予定は?
松村沙友理
今年はメンバーとパーティしよう!ってもう約束しました。
– そのようすはたとえばインスタグラムとかに上げられる予定は?
松村沙友理
なるほど、インスタグラムにはそういうのをあげたしたらいいんですね。ではそうします。
– 松村さんにとっての理想のクリスマスとは?
松村沙友理
う~ん・・・、吉田さんだったらどういうのをしてくれますか?
吉田尚記アナ
僕なんですか、それ?(笑)
ニッポン放送では毎年クリスマスに「クリマスチャリティ ミュージックソン」というのを24時間やります。松村さんが出演していただけるなら、こちらとしてはめちゃめちゃ歓迎です。
松村沙友理
あ、そうなんですね。私とクリマスパーティを一緒にやろうって言ってるのは、新内眞衣なんですよ。
吉田尚記アナ
新内さんはウチの番組でずっとレギュラーされてるので、24時間のどこかで出られるはずです。なのでたぶん、ダブルブッキングされていると思います。
松村沙友理
えーっ(笑)
では、「仕事を取るの?私を取るの?」って聞いてみますね(笑)
– 乃木坂46にとって2019年は変革の年でしたが、改めて振り返ってみていかがですか?
松村沙友理
乃木坂46としてはいろいろ変化があったんですけど、先日は後輩の3期生と4期生だけのライブがあって、そういうのを見ても心強いなって思ったり、2019年は2020年に向けてのちゃんとした土台づくりができた年だったのかなって思うので、今年皆さんにたくさん見守っていただけた分、2020年はより皆さんにパワーを与えられる1年にできたらいいなと思います。
– 年末はレコード大賞がありますが、もし三連覇となったらどうですか?
松村沙友理
メンバー皆でお寿司を食べます(笑)
– 乃木坂46結成10周年にはこんなことをしたいっていうのはありますか?
松村沙友理
乃木坂っていう坂がありますが、そこになにか銅像を立てたいです(笑)
– 全員のですか?
松村沙友理
ジャンケンで勝った人のだけとか。
– 松村さんご自身の2020年の目標はありますか?
松村沙友理
乃木坂46は今年、上海公演など国外に出る活動に力を入れていたのですが、来年はオリンピックイヤーで国際的に注目されると思うので、より多くの人に見てもらえる年になったらいいなと思います。
フォトギャラリー
「HoneyWorks クリスマス大発表会」、「ハニワのアトリエ展」のフォトギャラリーです。
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[写真・記事:Jun Sakurakoji]
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