搗宮姫 が、初主演映画で観客を前に≪仁義を切る≫!『バーストマシンガール』初日舞台挨拶
11月23日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて、映画『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』の公開記念舞台挨拶が行われ、搗宮姫奈、花影香音、坂口拓、北原里英、佐々木心音、住川龍珠、そして主題歌・挿入歌を担当したマキタマシロが登壇した。終盤では、搗宮姫奈が劇中さながらに観客の前でバーストマシンガール仁義切りを行った。(ビデオ&フォト)
本作は、日本を飛び出してアメリカでも大ヒットを飛ばした伝説のカルト・ムービー『片腕マシンガール』(08・井口昇監督)を基に、まったく新しいストーリーと世界観で描くリブート作品。未来でありながら、どこか昭和の日本を思わせる、カオスと暴力にあふれた異空間、そして、異形の者たちが跋扈するスラム街を舞台に、片腕にマシンガン義手を装着した姉妹“マシンガール”の、血みどろの戦いが幕を開ける。
記事後半に、第32回東京国際映画祭「シン・ファンタ」での『バーストマシンガール』組のフォトギャラリーを掲載。
舞台挨拶レポート
舞台挨拶全編は動画でもどうぞ!
劇場公開を迎えた今の気持ち
搗宮姫奈(アミ 役)
やっとだなという気持ちが一番で、2年前にオーディションがあって、1年半前に撮影したんですけど、初めての主演作品で、そして実は映画自体もちゃんと関わるのが初めての作品なんです。
なので、映画の中の私ってすごく頑張っているんです。その頑張っているという姿が、アミにすごくリンクしているので良かったんじゃないかなと思います。
花影香音(ヨシエ 役)
皆さんにお届けできるのがほんとにすごく嬉しいです。さっきここに来るまでにつまづいてこけちゃったんですけど、それくらいドキドキしているのか、緊張しているのか、皆さんにどう伝わるのかなぁって思っております。
ランキング1位の殺し屋を演じて
北原里英(殺し屋協会ランキング1位・キキョウ 役)
まず殺し屋協会ってなんのことだろうってことですが、作品の中では、坂口拓さんよりも強い立場でやらせていただいているので、拓さんより強く見えるのかなっていう心配はありました。私の登場シーンでは、たくさんの人を殺すシーンがあるんですけど、そこは監督にすごい素敵なシーンにしてもらったので、是非皆さん、期待して観てもらえたら嬉しいなと思います。
エキセントリックな殺戮型豊胸兵器役
– 佐々木さんの役はかなりエキセントリックで役作りは大変だったのでは?
佐々木心音(殺戮型豊胸兵器 件壱號 役)
別に・・・
佐々木心音
すみません(笑)
そうですね、エキセントリックではあったんですけど、なかなか演じることはできない役をやらせていただいたので、やっていて自分にこういう面があったんだっていう発見の楽しさがありました。なので、この映画に呼んでくださってすごい嬉しいなって思いながら、たぶん誰よりもこの役を楽しみながらやれたかなと思っています。
いつもの坂口拓じゃない?
– 住川さんは、坂口拓さんの役に憧れる役ですが、撮影の思い出エピソードはありますか?
住川龍珠(リュージ 役)
撮影中は泊まり込みの状態だったんですが、とんでもないくらい楽しい現場でした。
– 坂口さんはいかがですか?
坂口拓(殺し屋協会ランキング5位・マツカタ 役)
主演の2人もとても頑張っていて、ほんとに楽しい現場でした。
花影香音
だ、誰ですか?いつもの拓さんじゃないんですけど(笑)
坂口拓
なんかさ、ハジけると叩かれるじゃない?(苦笑)
主題歌・挿入歌担当、マキタマシロ
– 「ツギハギの幻想」が挿入歌に、「東京カラフル」が主題歌となりました。このお話が来た時のお気持ちは?
マキタマシロ(主題歌・挿入歌)
「東京カラフル」は私のデビュー曲だったので、思い入れの強い曲が映画の主題歌に使っていただいてほんとに嬉しかったです。挿入歌の「ツギハギの幻想」は、映画を実際に観て書いたんですけど、すごいクレイジーでインパクトの強いシーンが盛りだくさんなので、そこを歌詞に変えて作るというのを意識しました。素敵なアクションの映像を曲でも盛り上げられたらなと思い作りました。
厳しかったアクションの稽古
– 撮影前、3ヶ月にも及ぶアクションの稽古をされたそうですが、坂口拓さんの指導は厳しかったですか?
花影香音
そうですね。厳しかったですよね?拓さん。
坂口拓
厳しい中に愛があるというかね。
花影香音
(拓さんは)マツカタを演じられてますがハプニングがあったのを覚えてますか?
拓さんが肋骨を折ってまでのアクションを見ながら、私たちも成長していました。
– 皆さんは撮影中、おケガはされなかったですか?
花影香音
めっちゃくちゃしましたね。ケガばっかりだったよね。
搗宮姫奈
アザとか打ち身がね。
花影香音
でもそれも頑張った証としてね。自分、かっこいいって思ってやってました。
坂口拓
打ち身も技術が無いからなんだけどね。
アクションは気持ちも大事なんだけど、技術もなくてはいけなくて、技術を3ヶ月間教えてきたのに、気持ちだけでバチバチでやっちゃうっていうね。一度2人を呼び出して言ったよね。
最後にメッセージ
北原里英
けっこう衝撃的な内容の映画になっています。個人的には小林勇貴監督がとても好きで、小林勇貴監督と仕事をするのを目標にAKB48を卒業して3日後に夢が叶った作品でもあるので、思い入れはすごい強いです。ぜひ皆さん、楽しんで御覧ください。
坂口拓
スタッフ、キャストが全力でやってきたのを見てきています。弟子の花道となる作品なので、是非皆さんで応援して盛り上げていってください。
花影香音
この映画は、皆さんに面白いものを届けたい、楽しんでもらいたいという思いがたくさんつまっています。
いろいろなご感想があるとは思いますが、私たちは覚悟を決めてこの作品に携わっています。
もう悔いはありません。皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。
搗宮姫奈
今日は小林監督がいらっしゃらないのが残念なんですけど、この映画を見たら、小林勇貴監督のことがわかる作品になっていると思います。
私は、坂口拓さんのことを尊敬していますし、小林勇貴監督のこともほんとに尊敬していて、大好きです。そして、ここにいるキャストの皆が大好きな作品に仕上がりました。一人でも多くの方に届けられると嬉しいです。よろしくお願い致します。
搗宮姫奈 ≪仁義を切る≫!
おひかえなすって!
わたくし、かつて妹と共に身体を売られた者でございます。
ですが、どちら様に何を奪われたところで、歪む人生は歩みません。頑張ります!
これから友を、そして妹を!助けに行ってまいります!
わたくし人呼んで!バーストマシンガール!!
シン・ファンタ フォトギャラリー
11月2日、第32回東京国際映画祭で行われた「シン・ファンタ」の舞台挨拶で行われた搗宮姫奈と花影香音のアクションシーン。
なお、「シン・ファンタ」とは、第32回東京国際映画祭で、2005年以来の復活となった東京国際ファンタスティック映画祭のことで、タイトル名は、雑誌「映画秘宝」の岩田和明氏が命名した。
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映画『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』
物語:無法地帯のスラム街『イシナリ地区』。正義も秩序もないその街は、臓器売買の元締め『ダルマ屋』が支配し、貧乏人は肉体を切り売りしながら、何とか食い扶ちを稼いでいる。幼い頃、親に身体を売られた姉妹のアミ(搗宮姫奈)とヨシエ(花影香音)は、ゴダイ一座の見世物小屋でアイドルとして舞台に立ちながら、助け合って生きていた。その見世物小屋にある日、流れ者のマツカタ(坂口拓)がワラジを脱ぐ。その正体は、『殺し屋協会ランキング5位』の凄腕殺し屋。ヨシエはアミには内緒で、失った片腕にマシンガン義手を装着し、ダルマ屋の女ボス青山ダルマ(根岸季衣)に復讐を考えていた。臓器売買の現場に乗りこんだヨシエは、ダルマの息子カルマを半殺しにする。だが、激怒したダルマは、改造人間兵器『ドリルブラシスターズ』を放ち、激闘の末、ヨシエはダルマ屋に囚われてしまう。知らせを聞いたアミは救出に駆けつけるが、ダルマ一味に捕まり、片腕を切断されてしまった。ダルマはゴダイ一座を皆殺しにするため、『殺し屋協会ランキング1位』の橘キキョウ(北原里英)を送り込む━。
監督・脚本・編集:小林勇貴
出演:搗宮姫奈/花影香音/坂口拓(TAK∴)
北原里英/根岸季衣/佐々木心音/矢部太郎(カラテカ)/住川龍珠/石川雄也
原作:映画『片腕マシンガール』(Fever Dreams Inc.)/オリジナルキャラクター制作:井口昇
2019年/日本/76分/5.1ch/シネスコ/カラー/デジタル/R15+
配給:アルバトロス・フィルム Ⓒ2019 「爆裂魔神少女」製作委員会
公式サイト:http://burstmachinegirl.com
ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿他絶賛ロードショー!
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