注目の俳優・渡辺大知、“あの名優”をまさかのおんぶ!?
11月15日公開映画『わたしは光をにぎっている』より、松本穂香演じる主人公の澪が東京で出会う、映画監督を目指す青年・銀次を演じた渡辺大知の場面写真が解禁となった。
『勝手にふるえてろ』(17/大九明子監督)、『ギャングース』(18/入江悠監督)などの話題作に出演し、俳優としても注目を浴びる渡辺は、2019年7月クールの連続ドラマ「べしゃり暮らし」(EX)にて間宮祥太朗とともに漫才コンビを演じ大きな話題となった。今回、メガホンを執った中川龍太郎監督と渡辺は本作が初タッグ。中川監督は、音楽や映画など様々な創作活動をされている渡辺が、今回の銀次役にぴったりだと感じ、オファーをしたという。
新たに解禁となった場面写真は、酔い潰れてしまった光石研演じる京介を渡辺演じる銀次がおんぶしたシーンを捉えたもの。
映画の舞台となる東京・立石で実際に撮影されたこのシーン、中川監督は「渡辺さんが力持ちだったのか、光石さんが厳しく節制されているのか、意外にも渡辺さんが軽々と光石さんをおんぶしてしまい、重いのに背負って行っているという質感が出ずに困りました(笑)」と振り返り、無理に重い演技をすることを避け、少し遠くから歩くなどの試行錯誤があったという。
渡辺は、「おんぶのシーンは楽しくて、何度かテストするたびに、光石さんが自然とおぶさってくるようになって呼吸が合ってきました。光石さんの体、暖かかったなぁ。」と語った。
中川監督は渡辺について、「(映画全編を通して)とても誠実に役柄について考えてくださっていたように感じました。もっともっと自分が成長して、また渡辺さんとご一緒してもらいたいです」と絶賛。渡辺と光石の息のあった(?!)おんぶシーンはもちろん、渡辺が役柄に誠実に向き合った本作に注目だ。
映画『わたしは光をにぎっている』
【ストーリー】
宮川澪、20歳。ふるさとを出て、働き出した。
友達ができた。好きな人ができた。その街も消える、もう間もなく。
なんとなく東京へ出てきたが、仕事も人付き合いもうまくいかない澪。ある時から古い銭湯を手伝い始め、昔ながらの商店街の人たちとも交流するようになり、少しずつ都会の暮らしにも喜びを見出していく。だが、やっと見つけた居場所が、もうすぐなくなってしまうと知った澪は、「しゃんと終わらせる」決意をする──。「閉店します」の貼り紙、一夜で壊される建物、路地から消える子どもたちの声──今、日本は発展や再開発の名のもとに、大きく変わろうとしている。<失われてゆくもの>を、感謝を込めて丁寧に送り出すことで、前へ進もうとする澪は、現代に生きる私たちに大切なものが終わる時にどう向き合うかを、まっすぐな瞳で伝えてくれる。
出演:松本穂香 渡辺大知 徳永えり 吉村界人 忍成修吾/光石研/樫山文枝
脚本・監督:中川龍太郎 『四月の永い夢』 主題歌:カネコアヤノ「光の方へ」
脚本:末木はるみ 佐近圭太郎 脚本協力:石井将 角屋拓海 チーフプロデューサー:和田丈嗣 プロデューサー:藤村駿 木ノ内輝
製作:WIT STUDIO 制作:Tokyo New Cinema 配給:ファントム・フィルム
©2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema
公式サイト:http://phantom-film.com/watashi_hikari/
11/15(金)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
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