幾田りら&あの、高校生の悩み相談に直接回答!『デデデデ 前章』高校生限定試写会舞台挨拶
2024年3月18日、秋葉原UDXシアターにて、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章 高校生限定試写会舞台挨拶が行われ、幾田りら、あのが登壇。集まった100名の高校生の観客を迎えて、寄せられた質問に答えた。
舞台挨拶レポート
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■テキストダイジェストレポート
主人公の門出やおんたんと年齢が近く、青春真っ盛りであろう高校生約100名が会場に詰めかける中、主人公・小山門出役の幾田と“おんたん”こと中川凰蘭役のあのが笑顔満開で登場。「可愛い~!」などの黄色い声援&拍手喝采の中でイベントはスタートした。
100名の初々しい高校生を前に、あのは「参加者みんなが高校生のイベントなんてなかなかない」とシチュエーションに驚く。
幾田も「瑞々しい。皆さんが制服を着ているので先生になった気分」とレア体験に興味津々だった。
幾田は本作の原作漫画について「画力の迫力が凄い。母艦や建造物の細かいディティールの大迫力に心を奪われた。全体のストーリーのコントラストも刺激的で最後まで止まらずに読んだ」と絶賛。
あのも「セリフから浅野先生の言葉の力を感じて、読んでいて感情がぐちゃぐちゃになる様がぼくの好みで最後まで楽しく読んだ」とお気に入りだった。
本作において幾田・あのともに初主演、あのは声の演技も初挑戦となった。
アフレコ収録について幾田は「自分ではない誰かの人生をアニメの中でその人として生きるのは楽しかった」と振り返る。
あのも「普段ぼくは早口に慣れていないのでセリフを何度も噛んだ。でもやっていくうちにそれが楽しくなって、気持ちがいいセリフも多かった。自分の成長も感じられた」と手応えを得ていた。
イベントでは集った高校生との質疑応答も実施。高校生活中にでっかいことをしたいという生徒から「今高校生だったら何をしたいか?」と聞かれたあのは「ぼくは高校時代は学校生活を楽しめていたタイプじゃなかったので、行事を全力で楽しんでみたい」と返答。
これに幾田が「一緒に体育祭とかしたいね!」と誘うと、あのは「真面目に真剣にやり遂げたい」と意気込んでいた。
一方、幾田はその生徒が「金魚を飼っている」と知ると「金魚配信のYouTuberになっちゃえば?金魚YouTuberのパイオニア!」と謎のジャンルを勧めて、すかさずあのから「…誰も見ないよ」とツッコまれ、場内爆笑となった。
大学受験に失敗し、予備校に通う予定という生徒から「人生に行き詰った時にどうやって自分を元気づけるのか?」との質問が。
するとあのは「でもさ、大学に落ちてここに来る行動力があるなら何でも出来るよ!もうなんでもやっていける。なんでもトライして!落ち込む必要はない」と叱咤激励。
幾田も「予備校に通おうとする踏ん張る力があるならば、もうなんでもできると思います」とエールを送っていた。
そんな二人は、自分を元気づける方法として「好きなものを買う。行きたい場所に行く」(あの)、「家族や親友と会って悩みを口に出して、自分が楽しいと思えることを目標に据える」(幾田)と答えた。
また「人前で緊張しないコツ」について聞かれた幾田は「緊張とどう向き合うかが大切。私もライブ前には瞑想して自分と向き合う一人の時間を作る。一人の時間をたっぷり作ると落ち着いてステージに上がることが出来るから」と自身のルーティン伝授。
これにはあのも共感を示して「ぼくもライブ前には一人になる時間を作ってもらって集中する。自分がステージに立つ人としての向上心と意識を高めていく。グワーッと充電」と打ち明けていた。
高校生からの質問を受けた後には、幾田とあのが「流行を知りたい。今何が流行っていますか?」と高校生たちに逆質問。これに会場から、通知が来たら2分以内に自分の写真を撮って投稿するアプリ「BeReal」の名前が挙がると、あのは「おお…。なんでそんなに自分で自分を追い詰めるの?」と驚いた様子。
幾田も「なんだか強いられてる感が強い。今は加工が当たり前の時代にリアルを写し出すという領域まで来ているんだ…」とZ世代の最先端ぶりに感心していた。
作品への熱い思いを語った二人は、イベント最後に、作品タイトルの頭文字である「デ」がデザインされたうちわを持った高校生たちと一緒にフォトセッションを行い、大盛況の中幕を閉じた。
■フォトギャラリー
[写真:山田健史/動画:三平准太郎]
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“普通じゃない”日常を描くディストピア青春譚
《INTRODUCTION》
実写映画化もされた代表作『ソラニン』や、累計発行部数300万部を超える『おやすみプンプン』、そして現在「ビッグコミックスペリオール」にて連載中の『MUJINA INTO THE DEEP』など、数々のヒット作を生み出し続ける漫画家・浅野いにおによる傑作漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称・デデデデ)。2014年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載が開始された本作は、突如東京上空に巨大な宇宙船 通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語。第66回小学館漫画賞一般向け部門、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したのち、昨年全12集をもって堂々完結を迎えた。
担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生、小山門出(こやま・かどで)役を務めるのは、シンガーソングライターとして、 “小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカルikuraとしても活動している幾田りら。声優としては細田守監督の『竜とそばかすの姫』(21)で主人公・すずの親友の別役弘香役で初の声優を務め、本作ではそれ以来2度目にして初のアニメ声優の主演を務めることとなった。門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の女子高生、“おんたん”こと中川凰蘭(なかがわ・おうらん)役を務めるのは、アーティストやタレントとして強烈なキャラクターで若い世代の女性を中心に絶大な人気を集めるあの。 そんなあのはオーディションでおんたん役を見事に射止め、本作で声優初挑戦を果たした。
《STORY》
東京でハイテンション女子高生ライフを送る、小山門出と“おんたん”こと中川凰蘭。学校や受験勉強に追われつつも毎晩オンラインゲームで盛り上がる2人が暮らす街の上空には、3年前の8月31日、突如宇宙から出現し未曽有の事態を引き起こした巨大な〈母艦〉が浮かんでいた。
非日常が日常に溶け込んでしまった東京で、ある夜、悲劇は起こった。2人と世界は加速度的に破滅へと向かっていく・・・。
そして、物語は衝撃の後章へ――――――――――――――――――――――!
出演:幾田りら あの
種﨑敦美 島袋美由利 大木咲絵子 和氣あず未 白石涼子
入野自由 内山昂輝 坂泰斗 諏訪部順一 津田健次郎
原作:浅野いにお「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督:黒川智之
シリーズ構成・脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督:伊東伸高
美術監督:西村美香
音楽:梅林太郎
アニメーション制作:Production +h.
製作幹事・配給:ギャガ
製作:DeDeDeDe Committee
©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee
公式HP:dededede.jp
映画公式X:@DEDEDEDEanime
本予告
2024年3/22(金)前章、4/19(金)後章 全国ロードショー
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