【完全レポ】佐々木蔵之介「最後に齋藤飛鳥と対決!」高橋恭平(なにわ男子)×宮世琉弥×津田健次郎×木村多江『映画 マイホームヒーロー』完成披露イベント
2024年2月5日、有楽町朝日ホールにて『映画 マイホームヒーロー』完成披露イベントが行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督が登壇。大反響を読んだドラマ最終回から7年後を描いた映画版の魅力について語った。
本作は、2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送されたドラマシリーズ最終回から7年後を舞台に【完結編】が描かれる映画版。
ドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が、娘・鳥栖零花(齋藤飛鳥)に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための【命がけの騙し合い】が繰り広げられた。一旦は平穏が訪れた鳥栖家の7年後に明らかになった新たな事実とは?
舞台挨拶【完全】レポート
■大歓声の中、キャスト登場!
佐々木蔵之介(鳥栖哲雄 役)
(拳を挙げて、客席の大歓声に応えながら)大雪の中、ありがとうございます!
1年ほど前に撮影した本作ですが、今日初めてお客さんに観てもらうということでドキドキしていましたが、この声援で救われました。ありがとうございます!
映画版は(ドラマの最終回から)7年後を描いています。ほんとに7年後に公開されなくて良かったなと思っています(笑)7年後だったらもうおじいさんになっているので(笑)
齋藤飛鳥(鳥栖零花 役)
今日は大雪が降っていて、皆さん、どよんとしているかなと思ったら、こんなにも盛り上がってくださってすごく嬉しいです!
高橋恭平(なにわ男子)(間島恭一 役)
(客席の大歓声にに応える形で拳を挙げて)こういうのをずっとやってみたかったんです(笑)
今日は雪道の中、お越しいただいてありがとうございます!
今日のことはとても楽しみにしていました。皆さんも楽しんで帰っていただければ嬉しいです。
津田健次郎(志野寛治 役)
雪の中、こんなにたくさんの方に集まっていただきほんとうにありがとうございます。早く観ていただきたいなとずっと思っていたので、やっとこの日を迎えられたことが嬉しいです。
宮世琉弥(大沢隼人 役)
今日は、お足元が悪い中、お越し下さりありがとうございます。今日、皆さんの前で舞台挨拶できることが嬉しいです。
木村多江(鳥栖歌仙 役)
ありがとうございます!(拳を挙げるのを)やりたかった!
皆さん、雪、大丈夫でしたか?私達は今日は朝からこの劇場にいたので外の状況がわからなくて、ほんとに大変な中、ありがとうございます。映画をご覧になったら、ネタバレ無しで感想をSNSなどで書いていただけたら嬉しいです。
青山貴洋監督
この映画のクランクアップが昨年の5月5日で、ちょうど9ヶ月。この間、ずっと『マイホームヒーロー』のことばかり考えて、やっとここまで来たので、今日、皆さんに観ていただけるのがとても嬉しいです。
■ひとつの答えを決断します!
‐昨年、ドラマが放送されたときは大好評でした。そういった声は佐々木さんの元に届いてますか?
佐々木蔵之介
“鳥栖哲雄”の怖いシーンが怖くてそこは観れなかったとか、すごく笑ったとか、いろんな楽しみ方をしてくださった方がいてとても嬉しいです。
あと、恭一に罪をなすりつけたので、「鳥栖哲雄、何をしてくれてんねん」っていう声も聞きました(笑)
でも、まぁ、なんとか恭一は生き延びてくれたので、こうして映画版にも登場するわけです。
‐この映画版で完結しますか?
佐々木蔵之介
ひとつの答えとなるものを決断します。
‐完成した映像をご覧になっていかがでしたか?
佐々木蔵之介
ここにいらっしゃる皆さんが、生き生きとスクリーンからはみ出んばかりに暴れ回っているのが、すごく嬉しかったです。
私達キャストも、プロデューサーもスタッフの皆さんも、原作にとても敬意を払って作ってきましたので、原作の魂がちゃんと映画にも投影されていると思いますので、楽しんでいただければと思います。
‐映画版は、ドラマの最終回から7年後。鳥栖哲雄が山に埋めた死体が見つかってしまうという衝撃のシーンから始まります。演じる上で佐々木さんが意識されたことは?
佐々木蔵之介
(鳥栖哲雄は)7年間、1日たりとも安心した日は無かったと思います。罪悪感、後悔もあったでしょう。そして、人を殺めたのに新しい命を授かり、最愛の娘(齋藤飛鳥)が警察官になったという点が大きいです。でも家族を愛するというのは7年後も変わらず意識して演じました。
■齋藤飛鳥「ずっと心が落ち着かない日々でした」
‐齋藤さん演じる零花は、ドラマ版では、何が起こっているのかの真実は知らないまま終わりました。それから7年経って、刑事になって、父の罪に迫っていくという立場になります。この変化に関してどのように感じて演じられましたか?
齋藤飛鳥
私はお芝居の細かいアレコレはあまりわからないので、頂いた台本を素直に受け取り、素直に演じるということに徹しました。あとは、父・哲雄さん、母・歌仙さんとの関係性も、私が素直に演じることで、皆さんに、7年経った今、家族にどんな空気感が流れているのかを感じ取ってもらえるかなと思いました。なので、私はあまり何もしていないです(笑)
佐々木蔵之介
いや、めちゃめちゃ頑張ってはりましたよ!警視庁捜査一課の刑事にもなっているもんね。
齋藤飛鳥
そうですね。優秀な刑事の役です。
佐々木蔵之介
ドラマの中の零花はほっこりして安心していたんですけれど、映画の中では、ずっとヒリヒリしていました。娘とのシーンが。
‐「最愛の娘が最後の敵になる」というキャッチフレーズですが、齋藤さんは佐々木さんとの共演はいかがでしたか?
齋藤飛鳥
零花は真相に迫っていきたい正義感が強くある子だから、その真っ直ぐな気持ちと、でも掴んでしまうと、もしかしたら自分のお父さんが・・・という気持ちと、その2つの感情がせわしなくもつれあって、もどかしい感じとなります。
なので、家族とのシーンでもどこか落ち着かなく、母の優しい顔を見ても、「いろいろ抱えているのか・・・」と思ってしまう、ずっと心が落ち着かない日々でした。
■齋藤飛鳥のこと、大好きになっちゃいました!
‐木村さんは、夫と娘を優しく見守っている母・歌仙を演じられています。どんな気持ちだったのでしょう?
木村多江
7年間経って、息子が1人増えます。そして更に成長してたくましくなっている零花ちゃんがいます。たくましくなって微笑ましい反面、警察官ということでどうなっちゃうんだろう?というジェットコースターに乗ったようなハラハラ感のある気持ちで演じてました。それは映画を観てくださる方も同じような気持ちになると思います。
‐親バカぶりを発揮して、娘の零花ちゃんのことを褒めていただいてよろしいですか?
木村多江
褒めるまでもない。うちの零花ちゃんはほんとうに素敵だから!
この齋藤飛鳥のこと、ほんとうに大好きになっちゃいました。ほんとにすごいの。とっても良いお芝居をしているの。
佐々木蔵之介
僕は本編を観ていて、飛鳥ちゃんのシーンで泣きました。
齋藤飛鳥
えっ?ほんとですか?嬉しい!
ハードル上げすぎにならないかな?でも嬉しい~!
■高橋恭平&宮世琉弥は仲良し!
‐高橋さん演じる間島恭一は、ドラマでは哲雄の罠にハマって、半グレ組織から追われる立場になりました。身を隠して生き残ってきた恭一は、ドラマとはまた違った一面が見られます。今回、ドラマとは違った演じ方をされたのであれば教えてください。
高橋恭平(なにわ男子)
恭一が生きていたということが、ほんとに何より良かったなと思います(笑)
哲雄は死んだと思っていたんでしょうえけど、残念!生きてました!
それから7年間、身を隠して生き続けたということ、そして哲雄との再会。そういった恭一の心境の持って行き方はすごく考えました。そういう何年も経ったキャラクターを演じるというのは初めてだったのもありますから、考えながら、でも楽しみながら撮影に臨みました。
‐ドラマも映画もピリピリしたシーンが多いですが、撮影中に楽しまれたことはありますか?
高橋恭平
僕は日帰りだったので泊まらなかったですが、蔵之介さんや琉弥が泊まっていたホテルにサウナがあったので、そのサウナだけ琉弥と一緒に入りました。それが楽しかったことです。
佐々木蔵之介
僕は湯船からそれを目撃しました。ホテル宿泊客用のサウナなんですけれど、サウナ料金だけ払って入ったそうです。2人で時間を待ち合わせしてサウナに入っていくのを湯船から目撃しました。
高橋恭平
蔵之介さんの連絡先を知っていたら、蔵之介さんも誘うつもりでした。サウナに入ろうと思ったら、浴槽に蔵之介さんがいらっしゃったので、「あっ!」って(笑)
‐宮世さん、サウナはいかがでしたか?
宮世琉弥
とても気持ち良かったです!
露天風呂もあったので、外気浴もしながら、撮影のことも話しながら。
‐お二人は元々、仲が良かったんですよね?
宮世琉弥
(即答で)はい!
高橋恭平
(ワンテンポ遅れて)はい。
(会場笑)
‐撮影の前から?
宮世琉弥&高橋恭平
はい、仲が良かった・・・よね?
佐々木蔵之介
過去形になっていない?
(会場笑)
高橋恭平
撮影の前からずっと仲が良かったので、今日ここに一緒に立っているのは、なんか変な感じがします。
ゲームの趣味が一緒で仲が良くなって、琉弥の家に遊びに行ったり。
■クセツヨ!ツートップキャラクター
‐今回、宮世さんが演じる“大沢隼人”という役も謎めいてますね。
宮世琉弥
復讐心を抱いていて、復讐するという目的だけでお芝居をしました。それ以外は何も考えずに。そこは見ているお客さんもサイコパスなやつだと感じるんじゃないかなって思います。
‐その大沢と並んでクセツヨ2トップの“志野寛治”を演じられた津田健次郎さん。今回は悪役ということで“悪津田”として騒然となっています。哲雄を追い詰める犯罪組織のトップ、ラスボス。既に公開されている場面写真で、シャボン玉を吹いているシーンや恫喝シーンが怖いと話題になっています。
津田健次郎
役作りについてどうしようか考えているとき、衣裳合わせのタイミングで監督に相談したところ、「今回はクセを強く出してくれ」というリクエストをいただいて、その場で本読みをしたら「そんな感じでガンガンやっちゃってください」と。
「いいんですか?」って思ったんですが、とても嬉しくて、台本に書かれていないこともたくさん、現場で監督に提案させていただきました。ほんとに自由にさせていただいた感じです。
‐佐々木さんを追い詰めていくんですよね?
津田健次郎
はい。楽しかったです!(笑)
佐々木蔵之介
私も楽しかったです!(笑)
津田健次郎
ありがとうございます!
蔵之介さんがほんとにリアクションを取ってくださるので、一緒にお芝居をしているのがとても楽しかったです。
佐々木蔵之介
撮影初日に、風船して、そのあとナイフが、ガーッと来て、血を付けられて。その血を舐めて。そんなん、台本にはぜんぜん書いていないんですよ。
津田さんが血を舐めるから、舐められる血ノリに交換!って現場が(笑)楽しかったなぁ。
津田健次郎
そうですね。スタッフさんがすぐに動いてくださってありがたかったです。
佐々木蔵之介
(津田さんは)怖いけど、低音ボイスがセクシーだから。
‐監督、佐々木さんと津田さんのお二人のシーンはいかがでしょう?
青山貴洋監督
クランクインのときにそのシーンがあって、映画としてのスタートきれた!という感じがしました。
あと、見たことが無い津田さんを見たいってずっと思っていたので、クセを強くとリクエストしたあと、津田さんからもいろいろと提案していただいんです。描写的にエグいシーンが続くんですが、でもちょっと面白いんです。そういうところも、エンタメとして楽しめるようになったなと感じたがの、お二人の戦いシーンでした。ぜひご覧になる方にご堪能いただきたいなと思っています。
■サプライズ!バースデープレゼント
齋藤飛鳥
昨日、2月4日は佐々木蔵之介さんのお誕生日ということで、バースデーケーキを用意させていただきました!
佐々木蔵之介
ありがとうございます!
ドラマの中でも娘が誕生日プレゼントをしてくれたので、これはドラマなのか現実なのかわからない感覚にもなりますが、ありがとうございます!
佐々木蔵之介
これは哲雄がスーパーマンに扮しているんですね。
(会場拍手)
齋藤飛鳥
零花からのお祝いということで、Dear お父さんでハッピーバースデーを歌いましょう。
津田健次郎&高橋恭平&宮世琉弥
僕らもお父さんって言えば?
(会場笑)
会場&キャスト
Happy Birthday to you♪ Happy Birthday to you♪
Happy Birthday, dear お父さん♪
Happy Birthday to you♪
佐々木蔵之介
こんなことがあるなんて思っていなかったです。ほんとに生きてて良かったです!
■最後にメッセージ
佐々木蔵之介
クセツヨの人たちがスクリーンで大暴れします。ヤバイアクションシーンもあります。血や汗も流します。
そして大切な人のために涙も流します。
でも、誰が悪なのか、誰が正義なのかわからない。いろんな考え方があると思います。
そして僕は最後に娘と対決します。鳥栖家がどういう結末を迎えるのかを、ぜひみなさん、見届けてください!
■フォトギャラリー
[写真・記事:三平准太郎]
『映画 マイホームヒーロー』
《INTRODUCTION》
最後の敵は、最愛の娘。父:殺人犯 VS 娘:警察 VS 半グレ組織 【ノンストップ・ファミリー・サスペンス】 ついに完結!
累計発行部数370万部(※2024年1月10日時点)を突破し、「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて、2017年より連載中の大ヒットコミック「マイホームヒーロー」が連続ドラマ化&映画化!
2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送されたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための【命がけの騙し合い】が繰り広げられた。
毎週大ピンチが続くハラハラドキドキの展開に、視聴者からは次の放送を求める声が多数噴出し、SNS上では「毎週ドキドキしながらみている」「展開が予想できない!」「地上波でここまでやるとは…ハラハラが止まらない」と大きな話題を呼び、衝撃的な結末と共に最終回を迎えた。
そのドラマシリーズの余韻も冷めやらぬ中、ドラマの最終回から7年後を舞台に【完結編】が描かれる映画版。
出演は、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江、音尾琢真、淵上泰史、神野三鈴ら、原作再現度100%と言われ注目を集めたドラマ版キャストに加えて、津田健次郎、宮世琉弥、板倉俊之(インパルス)、立川談春ほか個性豊かな実力派が勢揃い。監督はドラマシリーズの総監督も務めた俊英・青山貴洋。
主題歌は『呪術廻戦』アニメ1期のオープニング曲などで話題を集めたEveが『インソムニア』を書き下ろした。お父さん最後の大ピンチ、ノンストップ・ファミリー・サスペンス『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金)公開。衝撃のラストを劇場で目撃せよ!
ヒーロー』。
《STORY》
娘の彼氏を殺してしまった鳥栖哲雄は、半グレ犯罪組織との熾烈な攻防を生き抜いた。
あれから7年。平穏な鳥栖家の日常が、音を立てて壊れ始める。山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまったのだ!警察官となった鳥栖家の長女・零花は、哲雄に疑惑の目を向け始める。
「7年前に彼氏を殺したのは、父かもしれない…」
一方、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた半グレ犯罪組織のボス・志野は、再び哲雄に狙いを定めた。かつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一も再び姿を現す。父VS娘VS半グレ組織。最後の戦いが幕を開ける。父は家族を守る「英雄」か、それとも「犯罪者」か―。ノンストップ・ファミリー・サスペンス、ついに映画で完結!
佐々木蔵之介
齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス) 大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也 / 立川談春 神野三鈴
主題歌 「インソムニア」Eve (TOY’S FACTORY)
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:青山貴洋
脚本:船橋勧
音楽:堤博明
制作プロダクション:TBSスパークル C&Iエンタテインメント
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
公式サイト:mhh-movie.jp #映画マイホームヒーロー
公式X:https://twitter.com/mhh_drama_movie
本予告
2024年3月8日(金) 全国公開
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