山﨑賢人主演映画『キングダム2 遥かなる大地へ』「第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」受賞
今年2022年7月に公開された山﨑賢人主演の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』が日刊スポーツ映画大賞の中で最高賞に値するものとされている、「第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」を受賞した。
この賞は戦後を代表する映画スター、石原裕次郎さんが亡くなった翌1988年(昭63)、石原プロモーション(現・株式会社石原音楽出版社)の全面協力のもと、設立された。
作品を代表して山﨑賢人と佐藤信介監督が12月27日午後8時から日刊スポーツ公式YouTubeチャンネルでプレミア公開された特別番組にメッセージを寄せた。
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山﨑賢人)と、中華統一を目指す若き王で後の秦の始皇帝・嬴政(えいせい)(吉沢亮)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)。
実写化不可能とも言われていたこの大ヒット漫画を原作とする映画『キングダム』は、2019年4月に公開し、邦画史上最大級のスケールで描かれたエン ターテインメント超大作として多くの支持を得ました。数々の映画賞にも選出されるなど映画界に大きなインパクトを与えました。
そして、今年2022年7月15日に公開された『キングダム2 遥かなる大地へ』。
前作同様に老若男女、世代を問わずたくさんの人々から高い評価を得て、 現時点で2022年に公開された邦画実写作品の興行収入でNo.1であり、2作連続でのNo.1となる。今年の夏興行を牽引する大ヒット“キングダム旋風”が映画界を席巻しました。受賞について、山﨑は下記の通りコメントしている。
●山﨑賢人 コメント
本当に素直にうれしいです。本当に気合を入れて大切に撮影をしていた作品なので、こうして監督と一緒にお花をいただいて、話せているというのが本当に幸せです。
長い期間の大変な時期での撮影だったんですけど、みんながこの『キングダム』を本当に愛していて、一つ大きな夢に向かって、みんなで強い心を持って撮影に挑んでたので、いろんなトラブルが起きても、みんなで一つの方向を向いて、力強く、楽しく、撮影を乗り切れたのもこのチームだからだなと、本当に思ってて。やっぱり『キングダム』の魅力に、心の熱さがあると思うんですけど、みんな熱い気持ちを持っていて、見てくれた人にこういう時代だからこそ勇気づけられる作品を作れたなと思って、本当に幸せに思っています。
パート1も本当にすごかったですし、パート2も本当にすごくて、自分自身こんなにワクワクする作品に、これだけ楽しく、気持ちを持って、自信を持ってやるということが、本当に自分の中で大切な作品です。1も2もすごいですけど、3はさらに、さらにすごいの で、自分自身楽しみにしてます。そして本当に楽しみにしていてほしいなと思ってます。
【日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞】
戦後を代表する映画スター、石原裕次郎さんが亡くなった翌1988年(昭63)、石原プロモーション(現・株式会社石原音楽出版社)全面協力のもと、設立された映画賞。作品、監督、主演男女優、助演男女優、新人、外国作品各賞の他に、石原裕次郎賞と石原裕次郎新人賞が併設される。
選考委員は政治、経済、放送、演芸など各界の映画愛好 者から構成され、映画ファンの目線に近い選考を目指している。
【石原裕次郎賞】
石原裕次郎さんの遺志を引き継いで石原プロモーション全面協力のもと日刊スポーツ映画大賞に併設。
興行的にヒットした作品や完成度が高く大作感のある娯楽作に贈られる。
日刊スポーツ映画大賞の中で最高賞に値するものとされている。
【受賞理由】
大ヒット作の続編には、私たちが想像する以上の重圧があったと思います。そして、私たちが想像する以上のスケールで一大娯楽作品は結実しました。壮大な合戦シーン、絡み合う人間ドラマ、すべてが想像以上で、心揺さぶられました。まだまだ長大な原作の序の口ですが、先のまたその先が観たくなる、そんなパート2でした。入念な準備、現場でかいた多くの汗・・・。裕次郎さんが終生忘れなかったカツドウ屋魂がここに受け継がれていると思います。
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