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天間荘の三姉妹

奇跡の食事シーンエピソード。そして走馬灯で見てみたいものとは?映画『天間荘の三姉妹』公開記念舞台挨拶

2022年10月29日、新宿バルト9にて、映画『天間荘の三姉妹』公開記念舞台挨拶が行われ、のん、門脇麦、山谷花純、三田佳子、永瀬正敏、寺島しのぶ、北村龍平監督が登壇。また大島優子はビデオメッセージでの参加となった。
本作は、髙橋ツトムの代表作『スカイハイ』のスピンオフ作品『天間荘の三姉妹』の映画化。いのち、ひとの生と死、家族や近しい人たちとのつながり、など誰にとっても他人事ではないテーマを、観る者の心に問いかけながら見つめていく。

舞台挨拶レポート

■トークノーカット動画レポート

YouTube player

登壇・降壇・フォトセッションシーンもたっぷりのトークノーカット動画です。
また、動画概要欄には見どころチャプタータイムを記載していますので、見たいところに一発ジャンプできます。

■テキスト&フォトレポート

天間荘の三姉妹

北村龍平監督/山谷花純/寺島しのぶ/のん/門脇麦/永瀬正敏/三田佳子

最初のあいさつ

のん(小川たまえ 役)
皆さん、今日はお越しいただいてありがとうございます。
今日、こうやって上映することができて、皆さんに観ていただいたということで、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。

天間荘の三姉妹

のん

天間荘の三姉妹

門脇麦(天間かなえ 役)
ずっと家族の物語をやってみたかったので、のんちゃんと優子さんと永瀬さんしのぶさんと、撮影中、家族でいられたことが本当に嬉しくて毎日幸せな現場でした。あと、イルカの背中にも立たせていただいて、のんちゃんと、(同じ作品内で)二人もイルカに乗ったことがある映画って世界にあるのかなって話をしてて、ギネスブックとかに載ればいいねって思ってます。

天間荘の三姉妹

門脇麦

山谷花純(芦崎優那 役)
本日は足を運んでいただき、誠にありがとうございます。本編では、天間荘の皆さんをかき乱す役を演じさせていただきました。でも本人はそこまで暴れん坊ではありませんので、今日は楽しく皆さんと話ができたらいいなと思っております。

天間荘の三姉妹

山谷花純

三田佳子(財前玲子 役)
今日はようこそお越しくださいまして、こうやってお会いできるのをとても喜んでおります。先日、この作品の取材の記事に「三田さんは、この映画が111本目になります」と書いてあったんです。映画を111本も撮ったのかしらと思って、自分でもびっくりしたんですけれど、よく考えてみますと東映で映画女優でデビューしてから丸々62年経っているので、まあそういう数にもなっていたのかなと思って納得したんです。
この『天間荘の三姉妹』は、大変ユニークなお話で、天界と地上の間で繰り広げられる物語ということで、私もそういう作品に参加できて嬉しいなと思いました。それからこの映画が、生と死、命っていうものを真正面から捉えているんですけれど、とっても明るいっていうことが私にとって印象的でした。
北村監督の願いかもしれないし、原作の願いでもあったのかなと思って、その辺を皆さんご覧になって、また次の方にお薦めいただければ嬉しいと思います。

天間荘の三姉妹

三田佳子

永瀬正敏(小川清志 役)
不甲斐ない父親を演じました永瀬です(笑)
この作品の台本をもらって、原作も読ませていただいた時に、早く皆さんにお届けしたいという思いでいっぱいでした。だから、今日は本当に感無量です。この映画をたくさんの皆さんに広めてください。よろしくお願いします。

天間荘の三姉妹

永瀬正敏

寺島しのぶ(天間恵子 役)
今日はたくさんの方たちがお越しいただいたようで、本当に嬉しく思っております。震災という題材が込められてますけれども、その中で残された者と残れなかった者と、そこの間で天間荘というものがあって、何か日本人ならきっとこれは忘れちゃいけないっていうところで、毎回ワンシーンワンシーン真摯にしっかりと向き合って作っていったつもりです。
きっと私たちが話すより、今、このお客様の中では、グっと心の中にこの映画が入り込んでいることだと思います。どうか、そういうことを家に持って帰ってまた考えてみてください。

天間荘の三姉妹

寺島しのぶ

北村龍平監督
今日はありがとうございます。この映画を実現するにはすごい長い時間がかかりました。8年前に、今日来てくれてます、原作の高橋ツトムさんが、震災の数ヶ月後に、「時間が経ったら忘れてしまう。被災者じゃなかったら忘れてしまう。それじゃいけない。自分は作品でメッセージを届けたい。」という宣言を、たった二人で食事をしている時に僕にされて、その2年後に書かれた原作はこれでした。
で、僕はそれをもう是が非でも必ず映画にしなきゃいけないという想いで、今日高橋さんの横におられています、真木太郎プロデューサーを通じて6年前にのんちゃんと初めてちょうどこの頃お会いしました。
で、本当に動き出したのは、彼女も来てますが、脚本の嶋田うれ葉さんが僕に、「龍平さん、これは今こそやらなきゃいけない。やろう!書きたい!」と言ってくれたんですね。3年前に本格的に始動したプロジェクトで、そこにこの愛してやまない天間荘の家族と住人を、この素晴らしいキャスト、クルー、ここに今日来れなかったみんながそれぞれの想いを乗せて命を吹き込んでくれて、本当にまぎれもなく、僕の今まで生きてきた53年間、監督と呼ばれるようになって、25年間で一番誇りに思える作品を持ってこれたことを誇りに思っています。

天間荘の三姉妹

北村龍平監督

大島優子ビデオメッセージ

天間荘の三姉妹

大島優子

大島優子(天間のぞみ 役)
映画『天間荘の三姉妹』公開おめでとうございます。本日はそちらに伺うことができずにすみません。まずは、本日公開舞台挨拶に足を運んでいただきまして、ありがとうございます。
私はこの作品を通して、想いを馳せるということで、大切な人とのつながりを感じられる、時空を超えた時間というものが、自分の中に存在するんだなということを改めて実感しました。
日々忙しかったりだとか、自分のことで精一杯になっていたりすると、足を止めて想いを馳せるという時間を作るのがなかなか難しいと思うんですけれども、そういう時間ってとっても美しくてて、本当に人とのつながりというものを感じて、心がぽっと温かくなったりするんですよね。
それで前に進もうっていう気持ちになると思うので、ぜひともこの映画を見て、それをきっかけに、そんな時間を皆さんも作ってみていただいてはいかがでしょうか。そして、今回映画の中で、私の妹たちがイルカの調教師として日々練習を撮影中にしていました。
私は練習をしてるところは見ていないんですけれども、麦ちゃんとのんちゃんが合、撮影の合間合間に練習に行って、1日中海に入っていると疲れるじゃないですか。でも戻ってきても、パワフルにお芝居を一緒にやっていて、二人とも偉いなと思いながら、そういう頑張りを見ていたので、実際に映画ができた時に、二人が調教師としてやっている姿を見て本当に感動しましたが、本当に自分がお姉ちゃんになったかのように、二人が頑張っている姿っていうのを、この公開が始まってから、全国の皆さんに届くっていうのがすごく誇らしくて本当に嬉しく思っております。
なのでそんな気持ちにさせてくれた二人に、まずはありがとうという気持ちと、あと、皆さんも是非とも、二人の頑張りっていうのをどんどんもっと広めていってほしいなって思います。
のんちゃんと麦ちゃんと姉妹を演じれたこともそうですけれども、お父さんの永瀬さん、そしてお母さんのしのぶさんとも、この4人と家族になれた撮影中の時間というのはとても幸せでした。本当はすごく会いたいので、またいつか皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

撮影中の三姉妹のエピソード

のん
大島さんは本当に気さくにお話してくださって、めちゃくちゃ楽しくて大好きだなって撮影を通してすごく思いました。北海道でロケをしている時に、大島さんが猛烈に美味しいご飯屋さんやパン屋さんを探されていて、私が、マップアプリで、4.8点の高評価なパン屋さん見つけたんです。そこは、スーパーマーケットの中のパン屋さんだったんですけど、そこをおススメしたら、「聞いたことないよ。ほんとに?幻じゃないの?」って言われて、どこか本当のお姉ちゃんに突っ込まれてるようですごく嬉しく感じたのを覚えています。

天間荘の三姉妹

-姉妹あるあるな感じですね。門脇さんはいかがでしたでしょう?

門脇麦
私は長女なのもあって、甘えるって自分の中で難しいんですけど、大島さんには本当に自然と甘えられて、ずっとずっとお姉ちゃんが欲しかったので、「あぁお姉ちゃんができたらこんな感じなんだろうな」と思って。で、妹もずっと欲しかったから、のんちゃんと共演して、妹できたらこんな感じなんだろうなって思いました。3人とも多分タイプが違うと思うんですけど、お互い好きなことをしている時も楽しいし、一緒におしゃべりしてる時も楽しいし、なんか本当に姉妹のように過ごさせていただきました。

天間荘の三姉妹

寺島&永瀬、二度目の夫婦役

-寺島さんと永瀬さん、お二人は夫婦役は今回で2度目で、順風満帆とは言えない形の夫婦でしたが、お芝居をする上で心掛けたことを意識なさったことございましたか?

寺島しのぶ
永瀬さんのことは、殴ったり馬乗りになったりと、相当バイオレンスなことを私がしていますが、永瀬さんはそれをちゃんと受け止めてくださっていて、毎回撮影終わるたびに、「今度はいい夫婦役で会いましょうね」って言い合ってる感じですよね。

永瀬正敏
その通りですね。毎回、ダメ夫をやらせていただいている感じがしますね。次こそは!(笑)

-寺島さんからご覧になった三姉妹というのはいかがでしたでしょう?

寺島しのぶ
本当に楽しくて、三者三様、いろんな人格を持ってて(笑)
特に印象的だったのは、私と三姉妹の4人でオムレツをいただくシーン。私と優子ちゃんと麦ちゃんは右端から食べ始めたんですが、のんちゃんは、なんと、歯型が付くぐらいの感じでいきなり真ん中からくり抜いて食べたんです!
オムレツの食べ方で、何かこの映画の三姉妹の関係性ができたみたいな感じでした。それは、やっぱり(父親が一緒でも)母親が違うっていう、たぶんそれによる違いが一発で表現された!と思いました。
どこから食べるとか相談したわけじゃないんだもんね?

のん
そうですね。

天間荘の三姉妹

寺島しのぶ/のん

寺島しのぶ
まさか、のんちゃんが真ん中から食べるとは思わなかったから・・・

門脇麦
ビックリしましたよね(笑)

寺島しのぶ
そう!みんなはきれいに端から食べてたんですよ。

のん
なんか、具材と卵をバランスよく食べたくて、真ん中から食べ始めちゃうんですよね(笑)

寺島しのぶ
そういうこと?
でもなかなか(そういう人は)いないよね。

のん
(笑)

天間荘の三姉妹

寺島しのぶ
でも、これで、(三姉妹の関係性が)できた!って感じがしました。

-永瀬さんから見た三姉妹はいかがでしたか?

永瀬正敏
微妙な感じのお父さんなので、最初はどういう感じで距離感をと思っていたんですけど、やっぱり3人とも素敵すぎて、ぐいぐい僕の方からいってしまったりとかしてしていましたね。
優子ちゃんは花ですね。現場で彼女がいるとすごく華やかになるし、そういうコミュニケートの取り方を非常によくわかっている人だなと思いました。
麦ちゃんは、僕びっくりしたんだけど、今回、僕はスチールカメラマンということもあって、図々しく皆さんの写真をいっぱい撮らせてもらったんですけど、クランクアップして花束を監督からいただいた時の麦ちゃんは全く違う顔だったんですよ。
その時、(撮影中の麦ちゃんは)ずっと“かなえ”を纏っていて、それを僕は撮っていたんだと気付かされて、すごくびっくりしました。すごい女優さんだなと思いました。
のんちゃんは、もうのんちゃんしかできないですね。あの役は。あの役にリアリティーを持たせるっていうのは非常に難しいことだと思うんですけど、彼女が最初のシーンでパっと出てきて、ひとこと発しただけで、「うわー!!」っと思いましたね。みんな、素敵でした。
しのぶさんも素敵でした!

寺島しのぶ
ありがとうございます!

三姉妹の撮影でこだわった点

-北村監督が、この三姉妹を撮影するにあたってこだわった点は?

北村龍平監督
(寺島さんに)オムレツを作ってもらうために、料理教室に通ってもらったんですけど、「私はこんなのできねぇ」って言いながらもすごい練習してもらいました(笑)

寺島しのぶ
はい、楽しかったです(笑)

北村龍平監督
で、実際に(寺島さんに)作ってくれています。
食事のシーンは、最初から脚本にあったんですけど、最初は何となくみんな淡々と食べてるだけみたいだったんですね。でもなんか違うなと思って。
僕は「ごめんなさい」って素直に言える人が意外と世の中少ないなっていう気がしていて、「ごめんなさい」と「ありがとう」をちゃんと言える人になりたいっていうことがあって、そういうシーンをいっぱい入れたつもりなんです。
で、それを(食事シーンに)足してみたら、4人が本当に素晴らしくやってくださって、一番好きなシーンの一つになりました。

天間荘の三姉妹

のん/門脇麦

天間荘のワケアリのお客さん

-三田さんと山谷さんは、天間荘のワケアリのお客さんということでで、中でも三田さんが山谷さんにビンタするシーンが圧巻でした。

三田佳子
(山谷に向かって)痛かったよね。ごめんなさいね。でも、あれはやっぱりバシッと叩かないと、彼女の性根を人生の先輩として何か思わず叩くというシーンだったので、思いっきり叩かせていただきました。それで彼女も涙があふれて効果がありました。
でも、あの時、私は“財前玲子”の範疇で叩きたかったんですけど、北村監督が「ちょっと弱い。『極道の妻たち』でいってください」って言うんです(笑)
「『極道の妻』のビンタのすごさはやり過ぎじゃないですか?」って言ったんだけど、監督の狙いですからじゃあということで、思いっきりやらせていただきました。
そうしたらやっぱりそっちの方が良かったんですね。やっぱり監督は単純に見てるんじゃないんだなとつくづく思いました。ありがとうございました。

天間荘の三姉妹

山谷花純
まさに『極道の妻たち』を前にした感覚ではいたんですけど、まさかテストの前のドライからバチーンとくると思いもしてなかったので、私、もう目の前が真っ白になってしまって、ふらふらしながら立ち去ったんですけど、本当に真正面から私みたいな年齢の役者に向かって本気で投げかけてくれる、手を差し伸べてくださる先輩とのお芝居っていうのがやっぱり滾(たぎ)るものがありまして、すごく勉強になりました。

天間荘の三姉妹

走馬灯で見たいものは?

-本作にちなんで、皆様が最期の時を迎えた時に、走馬灯に映る映像として、どんなものが見たいですか?

のん
私は、ディズニーランドに行った時のことか、先日、ブルーノ・マーズのライブの来日公演行って、その時のことを思い出したいなと思いました。
めっちゃ楽しかったんです。もうハッピーで、元気出て、「よし!これは舞台挨拶に向けて元気がチャージできた!」っていう感じだったので、走馬灯で見たいなって思います。

天間荘の三姉妹

門脇麦
さりげないことですが、いつの日か分からないけど、いつの日かの家族と家でご飯食べているワンシーンが絶対最後に思い浮かぶだろうなと思います。

天間荘の三姉妹

山谷花純
猫を飼ってるんですけど、ちっちゃい子猫の時に初めて自分の家に迎えた日っていうのを思い出したいなって、今パッと浮かびました。
今はもうすごい大きくデブになっちゃってますけど(笑)

天間荘の三姉妹

三田佳子
走馬灯お言っても、私はもう81歳にもなりましたから、もういつ死んじゃうかわからないし、一期一会が本当に大切だと思っています。
そうですね。生まれた時に、お母さんの腕の中で「あぁかわいいね」って言われた時のあの感じをもう一度見てみたいなと思いますね。
それから、やっぱり死ぬ時にどんな感じで自分はこの世を去るんだろうなっていうようなことも見てみたい。

永瀬正敏
僕も麦ちゃんと同じように普通のことなのかな。普通におじいちゃんと遊んだり、お袋のご飯のこととか。僕も猫を飼ってるんで、その子のことだったりとか、ごく普通のことですかね。
あ、今日のこの舞台挨拶のことかもしれないですね。そうしておいてください(笑)

寺島しのぶ
たとえば前世とか見られないんですかね?現世現世じゃなきゃダメなんですか。そうか前世が見たかったな。

北村龍平監督
それは死ぬ瞬間じゃなくて、生きている間に見た方がいいんじゃないですか?

寺島しのぶ
そうですかね。ちょっと考えます(笑)

北村龍平監督
僕も、今日この光景だと言おうと思ったら永瀬さんに言われちゃったんで・・・。
他に思い浮かぶとしたら、撮影現場で、僕は永瀬さんにはもう目いっぱいの愛情で撮っているんですけど、彼はカメラマンでもあるので、撮影が終わったら、これだけの女優さんが揃っているので、カメラマンモードになってたくさん写真を撮っているんですが、そっちのが100倍ぐらい楽しそうなんですよ(笑)
僕はそれを見て、「なんだよ。俺が撮ってる愛情より、撮ってる方が楽しそうだな」っていうのを思い出すと思いました(笑)

最後にメッセージ

のん
皆さん、今日はお越しくださって観ていただいてありがとうございます。
この『天間荘の三姉妹』という物語は、天空と地上の間にある“三ツ瀬”という町が舞台になっていて、私は最初、原作を読んだ時に、こういう亡くなった方側からの視点から語られるストーリーっていうのにとてもびっくりしたんです。
震災というすごくシビアな題材をファンタジーに落とし込んで、こういう物語で届けるという形があったのかと思って、そういう作品に参加できて本当に嬉しく思っています。
そして、この物語を見ると、遺された人たちが大切に思ってる人が、もしかしたら向こうも大切に自分のことを思い返してくれてるかもしれないっていう、そういう風に感じられる映画だと思います。そういう希望に触れていただけたならば、すごく嬉しいなと思います。
そして、この作品が良かったなって思ってくださった方は、是非ご家族、ご友人、恋人など、周りの人たちにお薦めしていただけたらなと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。

天間荘の三姉妹

天間荘の三姉妹

寺島しのぶ/のん/門脇麦

天間荘の三姉妹

北村龍平監督/山谷花純/寺島しのぶ/のん/門脇麦/永瀬正敏/三田佳子

■フォトギャラリー

[動画・記事:三平准太郎/写真:山田健史]

映画『天間荘の三姉妹』

INTRODUCTION
現在ハリウッドを拠点に活躍する、『あずみ』『ルパン三世』、そしてジャン・レノ主演『ドアマン』の北村龍平監督が、その作風と世界観で熱狂的なフォロワーを持つ髙橋ツトムの代表作『スカイハイ』のスピンオフ作品『天間荘の三姉妹』を映画化。
いのち、ひとの生と死、家族や近しい人たちとのつながり、など誰にとっても他人事ではないテーマを、観る者の心に問いかけながら見つめていく映画『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)公開。

STORY
天涯孤独な少女・小川たまえ(のん)は交通事故で臨死状態になり、「もう一度現世に戻って生きる」か「天へと旅立つ」か自らの魂の決断が出来るまで天空の町・三ツ瀬にある旅館「天間荘」で過ごすことになる。
そこでは初めて出会う腹違いの二人の姉が待っていた。家族 の愛情や友情を知り成長していくたまえだったが、ある日三ツ瀬の町とそこに住む人びとのあまりに大きな秘密を告げられ、たまえは自らの決断を下すことになる。

出演:のん 門脇麦 / 大島優子 高良健吾 山谷花純 萩原利久
平山浩行 柳葉敏郎 中村雅俊(友情出演)/三田佳子(特別出演) 永瀬正敏(友情出演) 寺島しのぶ 柴咲コウ
プロデューサー:真木太郎(「この世界の片隅に」)
監督:北村龍平
脚本:嶋田うれ葉
音楽:松本晃彦
原作:髙橋ツトム『天間荘の三姉妹-スカイハイー』(集英社 ヤングジャンプ コミックス DIGITAL 刊)
配給:東映
制作プロダクション:ジェンコ
製作:『天間荘の三姉妹』製作委員会
2021年/カラー/シネマスコープ/5.1ch/149分
©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
公式サイト:TENMASOU.com
公式Twitter:@tenmasou
公式Instagram:tenmasou

30秒予告編

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全国公開中

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