南沙良、大西流星、玉木宏の邪悪な一面を告白!映画『この子は邪悪』完成披露イベント
2022年7月25日、スペースFS汐留(東京)にて、映画『この子は邪悪』完成披露イベントが行われ、主演の南沙良、本作で単独映画初出演となる大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏、片岡翔監督が登壇。本作にちなんで自身の邪悪を告白する一幕もあった。
本作は、『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化。
監督・脚本を務めた片岡翔は、本作が長編3作目。これまでに、脚本家として『町田くんの世界』や『ノイズ』、ドラマ「ネメシス」などに携わる。また、2017年には小説「さよなら、ムッシュ」を発表し、今までに3冊の小説を執筆している。
舞台挨拶レポート
■大西流星「南さんの目薬のさし方が・・・」
片岡翔監督
僕としては、家族を失った愛の物語をちょっと気持ち悪く、面白く描いた作品です。
-脚本を読んだ時の感想は?
南沙良(窪花 役)
先の展開の想像がつかない、ワクワクする物語に感じて、撮影の現場に入るのを楽しみにしていました。
大西流星(四井純 役)
僕自身、単独で映画に出演するのが初めてで、その初めての映画がこのような世界観の物語なんだという衝撃がありましたし、こういう作品に携われて幸せです。
-大西さんが演じられた役は?
大西流星
今僕は20歳で、演じた純くんは16歳で4歳年下なんですが、とても大人っぽくて正義感のある子です。20歳の僕から見ても憧れますし、純くんの行動をご覧になって勇気を持っていただきたいなと思います。
-幼なじみ役を演じられた南さんと大西さん、共演はいかがでしたか?
南沙良
現場ではそんなにお話する時間はなかったんですよね。
大西流星
そうですよね。でも、1つエピソードがあります。目薬って顔を上に向けて、上から目薬を垂らすじゃないですか。
でも南さんは違くて、顔は前を向いたまま、目薬を横にしてさすんですよ(笑)
そのさし方に衝撃を受けて、かっこいいなって思って、習得してから(なにわ男子の)メンバーの前でやってみたら、「流星、なにそれ!?俺にも教えてや!」って皆がたかってきました(笑)
南沙良
こうやってさします。
玉木宏(窪司朗 役)
そのさし方は間違ってるんじゃないか??(笑)
■いつか玉木宏さんみたいに。
-桜井さんは撮影現場はいかがでしたか?
桜井ユキ(窪繭子 役)
ちょうど撮影は丸1年前くらいで、ほんとに暑かったです。冷房が無い場所での撮影が多かったですし。
あと、南さんが蚊に刺されまくっていたのを覚えています。
南沙良
そうなんです。それで桜井さんが虫予防の薬をくださいました。
-玉木さん、大西さんとの共演シーンはどうでしたか?
玉木宏
まだ「なにわ男子」としてデビューされる前でしたし、デビューすることも発表されていない段階で、でもいずれ有名になってどんどん忙しくなっていくんだろうなって思っていたら、昨年の7月28日にデビューされて。今は大忙しなんだろうなっていう親心でいます。
撮影現場では器用に順応されていて、アクションもちょっと教えるだけですぐにできたりとか、さすがだなと思っていました。
-玉木さんからアドバイスはあったんですか?
大西流星
はい。玉木さんとの初めてのシーンの撮影前から、僕の「なにわ男子」としてのアイドル活動のことを聞いて「デビューできたらいいね」って言ってくださったりして、そういう会話があったおかげで、変な緊張感無く、お芝居にすんなりに入ることができました。
玉木さんはめちゃめちゃ声がいいので、それに癒やされながら「自分もいつかこういう逞しい大人になりたいな」と感じてました。
片岡翔監督
そっち路線じゃない方がいいと思います(笑)
大西流星
(笑)
でも玉木さんは憧れです。
■「私は邪悪」
-『この子は邪悪』というタイトルにかけて、皆さんの邪悪な一面を紹介ください。
玉木宏
「悪戯」
イタズラが大好きなんですけど、辞書で調べると「人が迷惑に思う行為」とあったので、今42歳なんですけど、40歳でイタズラは辞めました。
で、僕の子どもが今2歳なんですけど、みんながシーンとしている中でいきなり「ワーッ」と驚かしてきたりして、やっぱり僕の(悪戯好き)遺伝子が入っているのかなって(笑)
桜井ユキ
「謎の反発心」
たとえば、よく映画のコピーで「全米が泣いた」とかあるじゃないですか。こういうフレーズを聞けば聞くほど反発したくなるんです。「絶対に泣かないぞ」「感情の着地点くらいこっちに委ねてよ」って思うんです。
片岡翔監督
「不謹慎な妄想」
僕は仕事柄、サスペンスやミステリーの小説や脚本を書いていて、人が死ぬシーンが大好きなんです。どのキャラクターをどうやって殺すかってことを日常、家事しながらとか、子どもと遊びながら考えています。
桜井ユキ
子どもと遊びながらそんなことを考えているんですか?
片岡翔監督
(笑)
そういうふとした瞬間に考えたりしてます。この映画を観てもらえればわかりますが、そういう邪悪なことをいつも考えています。
え?笑えないですか?
桜井ユキ
けっこうギリギリ・・・
大西流星
いちばん邪悪な人がここにいましたね・・・
南沙良
「夜更かし」
仕事から帰ってくるのが遅いので、お風呂に入ってたりするともう日付を越えていて、そこから自分の好きなことをしてたりすると朝になっちゃうんです。
でも次の日の仕事も早いので困っているんです。。。
-ちなみにその好きなこととは?
南沙良
アニメや映画、YouTubeなんかを観ています。
大西流星
「自分の話ばかり」
これだけ見たらすごく自己中な答えですけど(笑)
(「なにわ男子」の)メンバーの中ではみんなが盛り上がっているのを俯瞰で見ている方なんですけど、1対1でご飯に行くと、特に最年長の藤原丈一郎くんと一緒にご飯に行く機会が多いんですけど、丈くんもめちゃめちゃおしゃべり屋さんなんです。ヒマさえあればしゃべっているぐらいお話が好きな人で、いろいろお話してくれている中で、僕が気になるキーワードがあったら、自分の話を思いついちゃって、「そういえばさ」って話を切っちゃうんです。
そういうのを2、3回くらい繰り返してたらしくて、「流星ってホンマ人の話聞かへんな」ってちょっと説教されました(笑)
玉木宏
撮影現場では気遣いもよくされていてそういうことはなかったですけどね。
でも、メンバーの会話を俯瞰で見ているってことはちょっと変わっているところもあるのかな?(笑)
■最後にメッセージ
南沙良
想定外のラストを想像しながら観ると、すごく楽しめるんじゃないかなと思います。
面白かったら是非周りの方に広めていただけるととても嬉しいです。
片岡翔監督
2017年の初夏頃からこの話を書き始めて、それからここまで5年かかりました。僕のすべてを詰め込んだ作品で、かなり奇想天外な話で、こんな映画で大丈夫かなと思うこともあったんですけど、こんなに素敵な方々が出演してくださり、スタッフにも恵まれ、今ほんとうに感激で胸がいっぱいです。
あとは、この映画ができるだけ多くの人に観てもらえたらなと思っています。そのために皆さんの拡散の力をお借りいただければ嬉しいです。
■フォトギャラリー
[記事・写真:三平准太郎]
映画『この子は邪悪』
STORY
心理療法室院長・窪司朗の娘である花はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態に、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。「この人、お母さんじゃないー」。
監督・脚本:片岡翔
出演:南沙良 / 大西流星(なにわ男子) 桜井ユキ 渡辺さくら 桜木梨奈 稲川実代子 二ノ宮隆太郎 / 玉木宏
製作:「この子は邪悪」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、ハピネットファントム・スタジオ、C&Iエンタテインメント、TCエンタテインメント)
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント、Lamp.
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017 準グランプリ作品企画 GREEN FUNDING賞
© 2022「この子は邪悪」製作委員会
2022年/カラー/シネマスコープ/5.1ch/100分
映倫区分:PG12
公式サイト:https://happinet-phantom.com/konokohajyaaku/
公式Twitter:@konokohajyaaku #この子は邪悪
本予告映像
9/1(木)より新宿バルト9他にて全国ロードショー
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