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シノノメ色の週末

「私は○○な高校生でした」桜井玲香×岡崎紗絵×三戸なつめ 映画『シノノメ色の週末』完成披露イベント

2021年10月19日、都内にて、映画『シノノメ色の週末』完成披露イベントが行われ、乃木坂46卒業後、初の映画主演となる桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、工藤阿須加、穐山茉由監督が、本作のタイトルにちなみ全身「シノノメ色」の衣装で登壇。撮影時のこと、それぞれが高校生だった頃のことを振り返った。(動画&フォトギャラリー)

イベントレポート

■トークノーカット動画

イベントのすべてはトークノーカット動画で御覧ください。

YouTube player

■乃木坂46時代から、映画初主演までを振り返って。

シノノメ色の週末

穐山茉由監督/工藤阿須加/岡崎紗絵/桜井玲香/三戸なつめ/中井友望

-ついに完成披露ということで、こうして今まさに映画をご覧いただいた皆さんを前にしてのお気持ちは?

桜井玲香(大月美玲 役)
ついに公開された!って、なんか嬉しいようなちょっと恥ずかしいような何とも言えない気持ちなんですけれども、無事に皆さんに映画館でお届けできたっていうことか本当に嬉しいです。ありがとうございます。

シノノメ色の週末

桜井玲香

-乃木坂46を卒業されて、役者として初めての映画初主演作品。グループ活動含めて、これまでを振り返っていかがですか?

桜井玲香
グループ時代もいろんな経験をさせて頂いてたんですけど、一人になって改めてリスタートという気持ちで、全て初心の気持ちで日々学ばせて頂いています。
そんな中で今回、こうして主演として映画に挑戦させて頂いて、本当に幸せ者だなって思います。

シノノメ色の週末

-監督、本作の着想は?

穐山茉由(監督・脚本)
私自身女子校出身なのもあって、女子校はちょっと怖そう、ギスギスしてそうというイメージを持たれたりするんですが、意外と本人たちは平和で、ほのぼのとした空気が流れています。
そういうイメージとのキャップをもう少しリアルに描けないかなと思い、それをそのまま学生時代として書くのではなくて、20代後半の女性の悩みも含めて描きたいと考えて出来上がった物語です。

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穐山茉由監督

■脚本を読んで。

桜井玲香
穐山さんの世界観全開だなと思いましたし、会話のやり取りがとても面白いと感じました。
私が演じた美玲は読者モデルをやっていて、クラスのみんなからも憧れられるような女の子で、自分もしっかり持っているので、台詞の節々にちょっと棘があって、気の強さが表れてる印象ですが、気の強い部分だけじゃなくて、皆さんが見た時に共感してもらえて、応援したいなって思えるような愛らしさがある女の子にできたらいいなと思って演じました。

-オーディションのシーンもありますが、ご自身の体験と照らし合わせていかがですか?

桜井玲香
もう痛いほど分かりました。可愛くて才能もある子というのは、この業界には本当にたくさんいるので、その中で自分自身で戦う辛さや、ちょっと負けそうになる感じとか、とても理解できました。

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岡崎紗絵(一ノ宮まり/まりりん 役)
(脚本を)初めて読んだ時に、始まりから終わりまですごく優しい雰囲気のあの空気感だなっていうのと、女子ならではのあるよなぁっていうポイントがたくさんあって、共感しながら読んでました。
まりりんは、すごく真面目で、部長とかもやれちゃうぐらいみんなを引っ張っていく力があるんですけど、でも人を思うが故にぶつかってしまったりだとか、不器用な面も持ち合わせた素敵な女性だと思います。

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岡崎紗絵

三戸なつめ(安東雅美/アンディ 役)
私は脚本を読んで、ちょっと小説読んでるみたいな気分になって、頭の中にいっぱいイメージが湧きました。
アンディは、私に近いところがあり、私も好きなことに一直線になるタイプなので、そこはとても共感しながらやってたんですけど、アンディも好きなことはあるけど、現実でのつまずきで、好きなことをやりきれない、その一歩を踏み出せないところは、繊細に演じようと意識しました。

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三戸なつめ

中井友望(杉野あすか 役)
私は脚本を読んで純粋にワクワクしました。先輩3人が学校に忍び込んで、全速力で廊下を走って、それこそ制服まで着ているし、すごいパワーを感じました。
私も廊下を一緒に走りたいと思いました。
あすかは、廃校になる高校の現役女子高生なんですが、3人のパワーに負けないように、そして私が加わることで良い化学反応が起こればいいなと思って演じました。

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中井友望

工藤阿須加(上川龍之介 役)
温かい作品だなと読ませて頂いて思ったんですが、男は僕一人ですか?って(笑)
って思ったんですけど、顧客を決めて現場に行くしかないなと思いました。
(男性から見ると)女性は、難しいところがたくさんあるかなと僕自身は感じています。僕は妹が3人いる中で育ったので、女性の気持ちや思ってることを察しやすい方だと自分では思っているのですが、それでもこの映画を観て、改めて学ばせていただきました。
女性から誘われても、ちゃんと状況を把握してから行くようにしましょう!

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工藤阿須加

■「私は○○な高校生でした」

-皆さん、制服を着るということについてはいかがでしたか?

岡崎紗絵
私はドキドキしてました。

桜井玲香
私は高校生の役として着るんじゃなく、20代後半として着るだったから割り切れてました。

岡崎紗絵
学生に見えなくてもいいってことだったから、確かにそこの安心感はあったかもしれないです。

シノノメ色の週末

岡崎紗絵/桜井玲香

桜井玲香
そこは押しておきたいポイントです。

-桜井さんも女子校出身だそうですが、皆さんはどんな高校生でしたか?

桜井玲香
美玲とは真逆で、目立つ女の子ではなかったです。
校則が厳しかったので、そんなにオシャレをするわけでもなく、とりあえず学校に行ってすぐ帰ってくるみたいな普通の子でした。
そして高校2年生で乃木坂46に入ってからは、そこからは乃木坂漬けでしたね。

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岡崎紗絵
私は日々をいかに楽しむかっていう事に頭をフル回転させている高校生でした。
文化祭や体育祭などのイベントはもちろん、日常も、4時間目のチャイムが鳴ったらすぐに購買に走って人気の肉まんを勝ち取るとか、そういうことを日々考えて、一緒にいる仲間とどう時間を楽しむかっていうことをいつも考えてました。

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三戸なつめ
私は、食堂のソファーを陣取って寝てました。あとは図書室に行って、窓からサッカー部の練習を見てたりとかしてました。私は部活をやってなかったので、ヒマだったので。

シノノメ色の週末

中井友望
私は高校が嫌いでした(笑)
でもこの3人の先輩が私が高校の時にいてくれたら楽しかっただろうなって思います。なので、この映画を通して、良い高校生活を疑似体験できました。

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工藤阿須加
毎日、朝から晩までテニス部活動してました。
朝5時に起きて、10km走って、朝ご飯食べて、学校行って朝練して、また授業中にご飯を食べて、お弁当が2時間目のタイミングで無くなり、お昼は学食にで食べて、6時間目の授業が終わったらまた学食に行ってパンを買って部活に行き、部活が終わったら友達と買い食いして、家に帰って軽くトレーニングして夕飯を食べて、ちょっと勉強して夜食を食べるっていう学生生活でした。
当時は食べても食べても太らなかったですね。その分動いていたので。

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■“女子あるある”

桜井玲香
アドバイスを直球で言わず、遠回しに言って、なんとも言えない空気になるところ。

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中井友望
廊下を走るシーンばっかり言ってますが(笑)、ふだんは着飾っている美玲ちゃんとまりりんが走るためにヒールを脱いで、女子同士だからこその全力を楽しむところが好きです。

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三戸なつめ
10年以上とかの久しぶりに会っても、すぐに打ち解ける対応力の良さかな。

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-男性から見ていかがですか?

工藤阿須加
女性から相談を受けた時に、本気で答えたらダメだって思ってます。
とにかくまず聞いて、僕もそう思うって頷くだけでいいかなって。そこで反対の意見を出したところで、彼女たちの中では決まってるじゃないですか。
ですよね、監督?

穐山茉由監督
そうなんですよ。ただ聞いてほしくて答えは決まってるんですよね。それはあると思います(笑)

シノノメ色の週末

■最後にメッセージ

桜井玲香
3人の女の子の会話や空気感は、リアルに女子校出身あるあるみたいな感じなんです。
女子校出身の私でもそう思うぐらいすごくリアルだなって思います。
そんなものが描かれているので、女子校を知らない皆さんにとっては、ちょっと覗き見するような、そういう作品になっているのと、あと、コロナ禍でできないことがたくさんある中で、皆さんは、ご自身と向き合う時間があったと思うんですけども、この映画にもそういうメッセージが含まれています。ご覧になって、自分も明日からちょっとだけでも前に進んでみようかなって、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

シノノメ色の週末

穐山茉由監督
私がこの作品を作った時の想いとしても、主人公の美玲ちゃん含めて3人とも20代後半で、色々と壁にぶち当たっていく世代だと思うんですが、その時のことを私も振り返って、この物語を書きました。
ただ、どの世代でもきっとそういう心当たりがあるはずで、人に知られたくないような感情や、見られてちょっと嫌な部分とか、それらはとても人間らしくて愛しい部分があるということを表現したいと思いましたので、そいうことを感じて頂けたら嬉しいです。

シノノメ色の週末

岡崎紗絵/桜井玲香/三戸なつめ

シノノメ色の週末

工藤阿須加/岡崎紗絵/桜井玲香/三戸なつめ/中井友望

■フォトギャラリー

[写真:金田一元/動画・記事:桜小路順]

映画『シノノメ色の週末』

INTRODUCTION
数々の舞台で観客を魅了した桜井玲香、ついに映画初主演!
2014年に舞台デビューを果たして以来、数々の話題作で幅広い層の観客の心を奪ってきた桜井玲香。2019年にキャプテンとしても活躍した乃木坂46を惜しまれながら卒業してからは、ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」や「フラッシュダンス」、ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3に出演するなど、本格的に女優としての道を歩み続ける彼女の待望の初主演映画が完成した。

STORY
女子校を卒業して10年、美玲はモデルを続けているが、いつの間にか雑誌のグラビアを飾ることはなくなり、パッとしない日々を送っていた。
そんな中、高校時代に放送クラブで⼀緒だったアンディから、部長だったまりりんと3人で、取り壊しになる母校にタイムカプセルを探しに行こうと誘われる。
超マジメで目立たなかったまりりんが広告代理店に就職し、デキる女ぽくなっているのを見て焦り、相変わらずカメラ好きのサブカル系のアンディにホッとする美玲。裏から校舎へと忍び込んだ3人は、廊下を走り、笑い転げ、やりたい放題。
結局、タイムカプセルは見つからず、また週末に集まることになる。何にでもなれると思っていたあの頃の自分に戻ったつもりの3人だったが、事態は全然!違う方へと転がっていく──。

出演:桜井玲香 岡崎紗絵 三戸なつめ/中井友望 山田キヌヲ/工藤阿須加
監督・脚本:穐山茉由
主題歌:佐藤ミキ「東雲の空」(SACRA MUSIC)
音楽:岡出莉菜
製作プロダクション:ダブ
配給:イオンエンターテイメント
製作:映画「シノノメ色の週末」製作委員会
©2021映画「シノノメ色の週末」製作委員会
公式サイト:https://shinonome-weekend.com

2021年11月5日(金)全国ロードショー

シノノメ色の週末

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