愛知県出身の服部樹咲と岡崎紗絵が映画の舞台でもある一宮でのお祭りに登場!
映画『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』(10/11公開)の映画舞台が一宮であることと、出演者の服部樹咲と岡崎紗絵が愛知県出身であることから、7月28日に愛知県で行われた『おりもの感謝祭一宮七夕まつり』にスペシャルゲストとして迎えられ、最大の盛り上がりをみせる盆踊りの櫓に登壇した。
この日のために特別に制作された“尾州ウール”の浴衣を着用した2人の登場に、多くの来場者が集まった七夕まつり最大の盛り上がりをみせ、2人も盆踊りフィナーレに参加。
服部樹咲は「櫓に上がって、皆さんと楽しむことが出来て嬉しいです。最後盛り上がっていきましょう!」と観客を盛り上げ、岡崎紗絵も「ものすごい熱気で驚いてます!尾州の魅力が溢れる映画になっているので、地元の皆さんには是非観に行って欲しい作品です!」と挨拶。大熱狂のまま一宮七夕まつりは幕を閉じた。
『おりもの感謝祭 一宮七夕まつり』イベントレポート
■第1部 トークショー
例年100万人規模が来場する『おりもの感謝祭 一宮七夕まつり』。本作の撮影地でもあり、一宮市のシンボルで織物の神様が祭られている真清田神社や、商店街のアーケードにも巨大な吹き流しや七夕飾りで埋め尽くされ、その規模と数の多さはまさに日本屈指の七夕らしく大迫力。
映画『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』は、昨年秋に一宮を中心に撮影が行われ、ゲストとして招待された服部樹咲と岡崎紗絵は、撮影ぶりの一宮となった。
映画の公開が10月に決まり、一宮のみなさんに撮影のお礼と報告を兼ねトークショーを開催。世界三大毛織物の産地として有名な<尾州>。水色の大きな花で彩られた浴衣姿で登場した服部は、「浴衣ってちょっと暑いイメージがありましたが、むしろ涼しいくらいで着心地が良いです」とコメント。
鮮やかな赤色の花柄で大人の艶やかさをまとい登場した岡崎は「私も、ウールというと暖かいイメージがありましたが、とても軽くて涼しいです。やわらかくて洋服を着ているような感覚で着心地が良いです!」と、2人とも口々に生地の良さを語った。
約1年ぶりとなる一宮の印象を聞かれ、服部は「撮影時は10月でちょうどいい気温でしたが、今回は活気にあふれるお祭りに初めて参加できてとても嬉しいです」と秋と夏の印象との違いを話し、岡崎は「尾州は本当にのどかで過ごしやすいです。その雰囲気が映画にあらわれています。」とコメント。
そして本作で初主演を務める服部は、今回のオファーを受けた際の心境を聞かれると、「(自身の)デビュー作『ミッドナイトスワン』と同じ森谷プロデューサーなので、成長した姿を見せたいと思いました。プレッシャーもありましたが、かわいらしい役柄だったので早く演じたいと思いました。」と答えた。
そして、史織の姉で、ファッションデザイナーとして自身のブランドを立ち上げるも夢半ばで一宮に出戻る布美役を演じる岡崎。役どころについては、「すごく人間味あふれるキャラクターだと思いました。妹に対する嫉妬心やジレンマ・葛藤が描かれていて、うまく妹や父と接することができずぶつかるところがとても魅力的なキャラクターです。」と布美の印象を捉えていた。
一宮、尾州地域の撮影では、機織工場、一宮高校、真清田神社、木曽三川などで撮影されたが、当時の印象的だった場所を聞かれ、服部は実際に木曾三川に入って布を洗うシーンをあげ、「天気が良くて、川がひんやりしていてとても気持ちが良かったです。」と語り、岡崎は、機織り工場にはじめて入った時、人の声が聞こえない程の音量で動く機械の光景が衝撃的だったと答えた。モデルとしても活動していることもあり、「洋服がどういう過程で作られているのか、その始まりを知ることが出来て良かったです。」とそれぞれの地元の人も共感するエピソードで会場を沸かせた。
また、撮影中のエピソードとして、服部は「撮影前日に機織工場を見学させていただいたのですが、1つ1つ手作りで作られていて、その工程を見させていただいて、職人ってかっこいなと改めて思いました。」と振り返り、岡崎は自身も服部も名古屋名物味噌カツがお互い好きで、別々ではあるが食べにいったことや、父親役の吉田栄作と叔母役の清水美沙と服部の4人家族のメンバーでご飯に行けたこともコミュニケーションをしっかり取る時間だったと感慨深げに語った。
映画の観どころを聞かれ、岡崎は、スクリーンから出てく澄んだ空気が尾州ならではの魅力なので、大きなスクリーンで観てほしいとコメントし、通学路・古き良き家などの心がほっとするような景色への思いを語った。
そして服部は、まず”主人公史織のかわいらしさと愛おしい部分や家族の愛と優しさ”をあげ、「上手くいかない中でも、史織のまっすぐさによって家族たちの心情がかわっていくことがこの映画の良いところです。夢を追っている人やそれを応援する皆さんに届いてほしいなと思います。」と本作のメッセージを力強く伝えた。最後に、一宮市の中野正康市長から2人の浴衣の色に合わせた花束が贈られ、本イベントを締めくくった。
■第2部 盆踊り櫓にて「ダンシングヒーロー」でファイナルステージ!
この七夕まつりの盆踊り会場に、ファイナルステージとして中野市長と共に服部樹咲と岡崎紗絵が盆踊り櫓に到着。櫓の周りには道からあふれんばかりに観客が集まり、熱気が最高潮に達していた。
服部は「櫓に上がって、皆さんと楽しむことが出来て嬉しいです。最後盛り上がっていきましょう!」と盛り上げ、岡崎からも「初めて七夕祭りに参加させて頂いたのですが、ものすごい熱気で驚いてます!尾州の魅力が溢れる映画になっているので、地元の皆さんには、ぜひぜひ観に行って欲しい作品です!」とコメント。
服部樹咲と岡崎は、フィナーレとしての一曲 ♪「ダンシングヒーロー」を踊り子の皆さん・市民の皆さんと一緒に踊り、会場を沸かせた。
■フォトギャラリー
※『おりもの感謝祭 一宮七夕まつり』とは…公式サイトより
一宮市民の守り神として崇敬されている真清田神社は、太古から織物の神様として知られ、そのご加護により当地方の織物業が発達したといわれています。
織物と縁の深い牽牛・織女にちなんだ、おりもの感謝祭一宮七夕まつりは、7月の最終日曜日をフィナーレとする木曜日からの4日間、盛大に開催されます。
昭和31年(1956年)に始まり、今では市民の夏の最大イベントとして根をおろし、煌びやかな七夕飾りが会場内を彩ります。繊維のまちにふさわしく当地特産の織物を奉納する「御衣奉献大行列」、「ワッショーいちのみや」、「コスプレパレード」や「盆踊り大会」など多彩な行事が開催され、大勢の人でにぎわいます。
映画『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』
《STORY》
グランプリは、賞金300万!デザインの商品化!2週間のパリ研修!
<参加条件>デザインは自分たちで描くこと、服のイメージに合ったモデルを自分たちで用意すること。
高校生の史織は、毎朝 7 時、目覚まし時計代わりの軽快な機織りの音で起きる。明るく誰に対しても優しい性格だが、配膳の配置や歩き出しの足など生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。ある日、史織が描いた服のデザインを、親友の真理子が校内のファッションコンクールにエントリーする。さらに、真理子の提案で一宮市のファッションショーにも出品することに
…真理子の協力のもと史織の服作りが始まった。それを知った姉の布美は、挫折した経験を史織に重ね、応援したい気持ちと背中を押せない気持ちの板挟みになり、父の康孝は史織が傷つくことを恐れ猛反対するのだった。だが、史織自身は服作りへの挑戦を通して様々な人々と関わったことで、ある想いが次第に強くなっていく…。
出演:服部樹咲 岡崎紗絵 長澤樹 黒川想矢
知花くらら 田中俊介 山口智充(友情出演) 近藤芳正 吉澤健 清水美砂/吉田栄作
監督:西川達郎
脚本:鈴木史子 西川達郎 義井優
音楽:小山絵里奈
製作総指揮:神谷哲治
プロデューサー:森谷雄 竹田太郎
製作:「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会(神谷商会、フォワード、ケイ・クリエイト、イオンエンターテイメント、TK 事業開発研究所)
製作幹事:フォワード
制作プロダクション:アットムービー
配給:イオンエンターテイメント
©2024 映画「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会
公式サイト:bishu-movie.com
2024年10月11日(金)全国順次公開
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