映画『いのちの停車場』、村治佳織作曲応援歌を西田敏行がレコーディングする特別映像解禁
映画『いのちの停車場』(5/21公開)の応援歌「いのちの停車場」を西田敏行が歌唱することが決定。同曲を歌唱する特別映像が解禁となった。
応援歌「いのちの停車場」はギタリスト・村治佳織が作曲した映画のエンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。本作の製作総指揮である東映グループ元会長・岡田裕介が、「人生」と言うテーマを表現したエンディングテーマの作曲を村治に直接オファー。
映画のエンディングとして流れる楽曲は、いのちのあり方を観客に問いかけるこの作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲された。
しかし岡田が完成した楽曲を聞いた際に、その旋律の美しさに感動。この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと発案し、旧知の友の小椋佳に作詞をオファーしたことから本応援歌が誕生した。
そんな“いのち”というかけがえのない、大切なテーマの楽曲の歌い手として、岡田は西田敏行に歌唱を依頼。
劇中でもまほろば診療所の院長として、吉永小百合演じる医師・咲和子に寄り添い、ともに最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じた西田。仙川としてももちろんのこと、今まで演じてきた役を通して様々な人生を送ってきた西田だからこそ表現できる、力強くも優しく包み込んでくれるような楽曲となった。
レコーディングは3月末に実施され、作曲を担当した村治も立ち会った。その歌声を聞き感動した村治は、「今ここでセッションをしたい。」と熱望するほど。
「レコーディングで初めてお会いした際に“役者の歌ですから”とおっしゃっていたのが印象的でした。演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました。」とコメント。
西田以外にこの楽曲に最初に新たな命を吹き込む人はいない、と太鼓判を押した。
そんな西田は、楽曲に対し「小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしくデモテープで感動しました。」と言い、さらに「皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います。この映画のテーマ「いのち」「人生」の中にある、希望を感じていただけたらと思います。」と自信をのぞかせた。
さらに映画「いのちの停車場」の主演を務める吉永は、「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です。」とコメントしている。
応援歌&コメント
応援歌「いのちの停車場」
作詞 小椋佳/作曲 村治佳織生まれてきたこと それは一つの奇跡
命を授かり 慈しみ受け
健やかに育てられて
殊更 際立つ事もないけれど
あれこれ こつこつとした暮らしの営みの中の
喜びや 悲しみの それぞれを愛しみ
生きて いること感じ
停車場は命のまほろば ひととき 安らぎの場生きてきた道を はるばると振り返り
これからの道を 遠く地平まで
目を細めて見晴るかす
停車場 いつでも一生懸命
であれと 素朴な志旗影高く掲げ
名も知れず 細やかな 営みを重ねる
そこに 真実の価値
命の輝きを感じる 名も無い 命一つの重さを
敢えて 諭す停車場
人生の長い旅すがら 一息
停車場は命を 見直す場所
レコーディング風景と本編の印象的なシーンをちりばめた“いのち”への希望を感じる特別映像
■コメント
●西田敏行
岡田裕介会長が「小椋佳さんに詩をお願いして、村治さんに曲をつけてもらって、歌は西田に歌わせてくれよ」と生前におっしゃっていました。どこか裕介さんの遺言のような気持ちがしながらも、精一杯やらせていただきました。
小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。
最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です!とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。
皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います。この映画のテーマ「いのち」「人生」の中にある、希望を感じていただけたらと思います。
●村治佳織
西田さんが歌唱してくださると聞いて、天国の岡田会長からの最高のプレゼントだと思いました。
エンディングテーマでのAyakoさんの素晴らしい歌唱についで、言霊が加わったこの曲に新たな命を吹き込んでいただく最初の方として、西田さん以外には考えられません。レコーディングで初めてお会いした際に“役者の歌ですから”とおっしゃっていたのが印象的でした。
演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました。
●吉永小百合
優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です。
映画『いのちの停車場』
「そこは、自分らしく輝ける場所。」
誰もが予想だにしなかった未知のウイルスに、世界が翻弄されている昨今。「生と死」について考える機会が増えたそんな今だからこそ立ち返るべき、 “いのちを生きる”ことの喜びを、映画『いのちの停車場』が、全世界に問いかける。
INTRODUCTION
都内の高齢者医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師でありながら、作家として「サイレント・ブレス」(2016年刊行)や、NHKにてテレビドラマ化され話題を呼んだ「ディア・ペイシェント」(2018年刊行)を世に送り出した南杏子による「いのちの停車場」(幻冬舎)。今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点やタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族が描かれたその感涙の物語を、『八日目の蟬』(2012)や『ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判』(2015)など多数の名作を生みだした映画界を代表する監督のひとり成島出がメガホンを取り、映画化。
在宅医療を行う主人公の医師を演じるのは、日本を代表する女優である吉永小百合。吉永を支える共演陣として、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行をはじめ石田ゆり子、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげるら豪華キャストが集結!この春、世代を超えたオールスターキャスト&スタッフが紡ぐ感動のヒューマン医療大作が誕生する。
STORY
東京の救命救急センターで働いていた咲和子(吉永小百合)は、ある事件をきっかけに、故郷の金沢で「まほろば診療所」の在宅医師として再出発をする。様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの一瞬の輝きに寄り添っていく。その時、最愛の父が倒れてしまい…。
出演:吉永小百合
松坂桃李 広瀬すず
南野陽子 柳葉敏郎 小池栄子 みなみらんぼう 泉谷しげる
石田ゆり子 田中泯 西田敏行
監督:成島出 脚本:平松恵美子 原作:南杏子「いのちの停車場」(幻冬舎)
推薦:日本在宅医療連合学会 全国在宅支援医協会 後援:日本在宅ケアアライアンス
(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
公式サイト:teisya-ba.jp
公式Twitter:@Teishaba_movie
公式インスタグラム:@Teishaba_movie
#いのちの停車場
映画『いのちの停車場』予告映像
映画『いのちの停車場』特別バージョン予告
2021年5月21日全国ロードショー
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