• HOME
  • News
  • 映画
  • 原作者・桜木紫乃によるこだわりの内装絵コンテ公開。映画『ホテルローヤル』
ホテルローヤル

原作者・桜木紫乃によるこだわりの内装絵コンテ公開。映画『ホテルローヤル』

映画『ホテルローヤル』(11/13公開)の舞台となるラブホテル。原作者・桜木紫乃によるこだわりの内装絵コンテが解禁となった。

「小説で最も伝えたかったことが1つ1つ伝わってきた」

「ラブホテル」の細かな描写が特徴的な『ホテルローヤル』。桜木氏が描き起こした見取り図を元に、働いていた時の日常をヒアリングしながら美術に反映させたとのこと。
撮影現場に赴き、そのセットを見た桜木氏は「ラブホテルを訪れた人が、どんな表情をするかまで計算されているセット。プロの「仕事」はどんな時も「刺激」の一言に尽きます」と感動された様子。
「ホテルの部屋に用意されているものや販売グッズは、経営者が大真面目に取り組んで用意したものです。「人間って滑稽で切ないよなぁ」という、小説で最も伝えたかったことが、部屋のデザインや小道具のひとつひとつから伝わってきました」と、自身の体験や小説に込めた想いを交えながら絶賛した。

桜木氏の持つ世界観を厳密に映画に落とし込んだ武監督は、「小説を読んで、明らかに一つの部屋が軸になっているのが分かったので、このホテル、そして部屋をもう一つの主人公に出来ないかと考えました」と語り、北海道での撮影を決行。
「今はもう実存していない実際のホテルローヤルと、今の釧路で出会ったロケーションとのマッチングで、美術的な設計図を考えました。本来は北海道に行かなくても東京でセットを組めばいいのですが、そういう作品でも無かった。北海道に行くことで最大のオリジナリティが出せました。行ってよかったです」と、強いこだわりを見せた。

美術を担当した黒瀧きみえ氏曰く「非日常のイメージを大事にしました」とのこと。「部屋のドアを開けた時に『わあ…!』となる空間にしたかったんです。外が見えないセットの中で、釧路湿原をイメージして部屋の壁やバスルームに丹頂鶴やキタキツネをあしらいました。ベッドが置かれている床には、上から俯瞰で撮られることを想定して蝦夷つつじが描いてあるんです」と、北海道を舞台にした作品ならではの美しさを追求したことを明かしている。

原作者・桜木紫乃の記憶と願いを受け継ぎ、隅々まで表現が行き届いた映画『ホテルローヤル』の世界。11月13日全国公開。

映画『ホテルローヤル』

ストーリー
北海道、釧路湿原を背に建つラブホテル、ホテルローヤル。
雅代は美大受験に失敗し、居心地の悪さを感じながら、家業であるホテルの仕事を手伝うことになる。
アダルトグッズ会社の営業、宮川に淡い恋心を抱くも、何も言いだせずに黙々と仕事をこなす日々。
しかしホテルには今日も、閉塞感を逃れ“非日常”を求めて様々な人々が訪れる。
投稿ヌード写真の撮影をするカップル、子育てと姑の介護に疲れささやかな高揚を求める夫婦、行き場を失くした女子高生と妻に裏切られた高校教師。
そんな中、ホテルの一室で心中事件が起こり、雅代たちはマスコミの標的に。
さらに父・大吉が病に倒れ、家業を継ぐことになってしまった雅代は、初めて「自分の人生」に向き合う決意をする…。

出演:
波 瑠
松山ケンイチ
余 貴美子 原 扶貴子 伊藤沙莉 岡山天音
正名僕蔵 内田 慈 冨手麻妙 丞 威 稲葉 友
斎藤 歩 友 近 / 夏川結衣
安田 顕

原作:桜木紫乃「ホテルローヤル」(集英社文庫刊)
監督:武 正晴  脚本:清水友佳子
製作幹事:メ~テレ ファトム・フィルム  製作プロダクション:ダブ  配給・宣伝:ファントム・フィルム
(C)桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
公式サイト:https://www.phantom-film.com/hotelroyal/

予告篇

11月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

ホテルローヤル

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA