初監督作品がカンヌ上映、期待の新鋭・武石監督特集上映

2020.01.22

1⽉25 ⽇(⼟)より、池袋シネマ・ロサにて期待の新⼈監督、武⽯昂⼤の特集上映が開催される。＜『カレーとチャーハン時々、オトン。』〜武⽯昂⼤監督特集上映〜＞と題された特集は、武⽯監督の⼤学時代からの短編を集めたラインナップとなっている。武⽯監督は若干24歳の期待の新鋭監督。初監督作品『おるすばんの味。』がカンヌ国際映画祭で上映された経歴を持つ。

『カレーとチャーハン時々、オトン。』〜武⽯昂⼤監督特集上映〜

「⼈」と「物」に感謝する作品を作りたい

【「カレーとチャーハン時々、オトン。」～武石昂大監督特集上映～】と題した本特集は、武石監督の大学時代からの短編を集めた上映となっている。「人」と「物」に感謝する作品を作りたいと語る武石が描き出す物語は最新の映像美の中にもどこか懐かしさを感じさせるもので、「旧く」もあり時代の「魁」ともなりうる逸材の来航を体感できることをテーマとした特集だ。
４作品目となる『チャーハン』は、前作『父、かえれ！』に続き武石作品２度目の出演になる根矢涼香、監督の高校時代からの友人で多数の話題作に出演中の伊島空（『止められるか、俺たちを』『Iʼs-アイズ-』）、オーディションで本作主演に抜擢された門田宗大の俳優陣で構成され、スタッフは録音に『カメラを止めるな！』の古茂田耕吉、武石作品の音楽を全作品担当している余宮魁登が務めている。

上映期間：2020 年1/25（土）～1/31（金） ※一週間限定上映
劇場：池袋シネマ・ロサ
公式サイト：http://www.cinemarosa.net/lateshow.htm

武⽯昂⼤プロフィール
1995 年⽣まれ東京都出⾝⾼校三年⽣の⽂化祭をきっかけに映像制作を始める。
⽇本⼤学芸術学部映画学科監督コースを在学中もカリキュラムとは別に⾃主的に映像制作を続ける。
在学中に監督した「おるすばんの味。」は第五回⼋王⼦ShortFilm 映画祭学⽣部⾨グランプリを始め、数多くの映画祭にて⼊選・⼊賞を納める。昨年五⽉にはフランス・第71 回カンヌ国際映画祭での上映も⾏われた。現在は映画を中⼼に、MV、プロモーションビデオなどを監督をしている。

上映作品一覧

『チャーハン』（2019 年|⽇本|31 分|カラー|DCP）★最新作
あらすじ
⼀⼈暮らしの倉⽥透の元に家なし職なしになった男・飯⽥伸太郎が現れる。⾃分の家のように振る舞う伸太郎を気にも留めない透だったが、伸太郎の不可解な⾏動を透の彼⼥沙耶は疑っていた。
［監督］武⽯昂⼤［撮影］道川昭如［録⾳］古茂⽥耕吉
［ヘアメイク］⽥部井美穂［⾳楽］余宮魁登
［プロデューサー］吉⽥哲平仮屋園太海［プレス］⼩倉実果
［出演］⾨⽥宗⼤/伊島空/根⽮涼⾹

『チャーハン』

『おるすばんの味。』（2017 年|⽇本|10 分|カラー|DCP）
あらすじ
⺟・ゆかと⼆⼈暮らしの少⼥・みゆきの⼣ご飯はいつも決まって⺟が作り置きしておくカレーだった。寂しさからみゆきは⺟の作ったカレーを捨ててしまう。
その⽇から14 年、２０歳になったみゆきは亡き⺟のカレーを思い出すのだった。
［監督］武⽯昂⼤［撮影］崎広亮太［録⾳］松本麟［⾳楽］余宮魁登
［出演］本⽥七海/平岡まい/⼩林万⾥⼦/前⽥敏光/⽚岡礼⼦
2018.5.17 第71 回カンヌ国際映画祭にて上映

『おるすばんの味。』

『明⽇かえるために、今⽇おきる。』（2019 年|⽇本|20 分|カラー|DCP）
あらすじ
毎⽇あの⼿この⼿で起きようとするがなぜか寝坊してしまう林尚弘、学校やバイトにも⾏けず⾃分の居場所を⾒失っていた。いつしか部屋には⾃分にだけ⾒える少⼥が現れる。
［監督］武⽯昂⼤［撮影］⾼間賢治［録⾳］⽔本⼤輔/宮崎渉⼤/与⽥⾹菜⼦［⾳楽］余宮魁登
［整⾳］北摂プロダクション［助監督］林晃平
［出演］河合透真 / 千歳ゆう / 萩原正道 / 梅澤寛容 / 吉岡そんれい / ひらたむねあき/⼩島奈菜⼦
⽮島康美 / ひと:みちゃん

『明⽇かえるために、今⽇おきる。』

『⽗、かえれ!』（2019 年|⽇本|20 分|カラー|DCP）
あらすじ
新婚夫婦の瀬菜と祐樹のもとに14 年前に家を追い出された瀬菜の⽗・茂がやってきた！！茂を受け⼊れない瀬菜をよそに周りに溶け込んでいく茂。
茂はどうして今になって瀬菜の前に現れたのか。
[監督]武⽯昂⼤［撮影］守屋良彦「撮影助⼿」伊藤敏⼀/⽥島幸［録⾳」斎藤⼗三
[録⾳助⼿]野⽥英樹[制作]都楳勝[ヘアメイク]⽥部井美穂[⾳楽]余宮魁登
[プロデューサー]森⽥茂才[製作]⼋王⼦⽇本閣
[出演]ひと:みちゃん / 根⽮涼⾹ / 梅澤寛容 / 岸本愛 / マイケル・ファンコーニ/⽚岡礼⼦