のん、初舞台「私の恋人」ゲネプロダイジェスト映像公開。12月30日にTV放送も。
2019年8月7日のプレビュー公演を皮切りに、9月8日の千秋楽まで上演された、音楽劇「私の恋人」。女優・のん自身初の舞台出演ということで話題になった本作が、12月8日に衛星劇場で初放送となり、そして12月30日午後7時より再放送される。本記事では、8月28日に東京・本多劇場で行われた関係者向けゲネプロ公演よりダイジェスト映像をお届け。
今回公開した映像は、女優・のんが自身初となる舞台「私の恋人」の東京公演初日に、関係者・メディア向けゲネプロが行われた時のもの。
本舞台は、劇作家・演出家・女優の渡辺えりが主宰し、昨年結成40周年を迎えた「オフィス3○○(さんじゅうまる)」の新作音楽劇で、メインキャストは、渡辺えり、小日向文世、のんの3人だ。
原作は、今年、第160回芥川龍之介賞を受賞した上田岳弘が、2015年に発表した同名小説。上田は、同作で第28回三島由紀夫賞を受賞している。
舞台版は、原作者・上田の快諾の元、渡辺えりが脚本を執筆し、原作小説のテーマはそのままに物語や登場人物など、9割近く変更。
変更となった物語設定では、登場人物が多く、渡辺えり自身の念願だった“たくさんの役柄を少人数で演じきる”という手法に挑み、時を超え、性を超え、物理も超えて30の役をたった3人で演じる。
東京公演ゲネプロダイジェスト映像(72秒版)
※衛星劇場で放送される映像とは別の撮影です。
小日向文世・渡辺えり インタビュー
10月31日に行われた映画『カツベン!』のレッドカーペットセレモニーに登壇した、小日向文世さん、渡辺えりさんに、舞台「私の恋人」を振り返っていただくインタビューをしました。
『カツベン!』関連記事で既報の動画より、「私の恋人」に関するところだけを抜粋した動画を本記事限定でお届けします。
– 小日向さんと渡辺えりさんはつい先日まで舞台で共演されていました。
渡辺えり
そうです。もうずっと一緒でした。
– 9月8日まで上演されていた「私の恋人」はいかがでしたか?
渡辺えり
私は楽しませていただきました。すごく大変な舞台だったんですけど、小日向さんがどんどんどんどん自分の首を締めるくらい、凝ってくださるんですよ。しかも楽しんで。だからね、ほんっとに楽しかったです。
大変な舞台だったんですけど、いつになく楽しい舞台でした。皆さんと一緒にやらせていただいて。「私の恋人」は。
小日向文世
僕もほんとに楽しかったです。ただ、体力的に非常にしんどかったですよね(笑)
この舞台やって、自分の年齢ってものを感じましたね。やっぱり俺は若くないんだ!って(笑)
渡辺えり
(笑)
– のんさんはいかがでしたか?
小日向文世
可愛かったですね!
渡辺えり
先入観の無い人なんで、すごく素直に役を演じてくださって、ほんとにこれからまた楽しみな女優さんだなと思いました。
衛星劇場 オフィス3○○「私の恋人」
放送日時 2019年12月30日(月)
開始時間 後 7:00
終了時間 後 9:00
本編尺:120分
脚本:渡辺えり
演出:渡辺えり
原作:上田岳弘「私の恋人」(新潮社)
演奏:三枝伸太郎
出演:小日向文世 のん 渡辺えり
第160回芥川賞を受賞して注目を集める上田岳弘が、2015年に発表した同名原作をベースに、渡辺えり流の切り口で贈る音楽劇。かねてより、渡辺えり作品への出演を熱望していた小日向文世とのんの二人を迎え、渡辺えり自身の念願だった“たくさんの役柄を少人数で演じきる”という手法に挑み、時を超え、性を超え、物理も超えて30の役をたった3人で演じる。三島由紀夫賞を受賞している話題の原作を、どのようにアレンジし、演技派の3人がどのように表現していくのか注目の作品。
(2019年8月28日~9月8日 下北沢・本多劇場)
番組情報、視聴方法などは下記ページまで。
https://www.eigeki.com/lineup?action=detail&id=107962
ゲネプロフォトギャラリー
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[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]
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