夏帆主演映画公開決定。映画クリエイターを発掘！TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM 2018

2018.11.15

「創りたい映画の企画を世に出す」。その思いから始まったTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM（以下TCP）の最終審査会と新作製作発表が、11月15日、都内で行われた。
2019年ロードショーが発表されたのは、2016審査員特別受賞作品で、夏帆、南果歩らが出演する『ブルーアワーにぶっ飛ばす』など。（フォトギャラリー）

夏帆主演『ブルーアワーにぶっ飛ばす』

映画化＆2019年ロードショーが発表されたのは、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』。
本作は、TCP2016審査員特別受賞作品。2015年に始まったTCPだが、こうやって、順次映画化・ロードショーが実現してきている。
本日、本作の劇場公開が発表され、２年前に受賞した箱田優子監督、出演の女優・夏帆、シム・ウンギョンが登壇した。

夏帆
この作品のお話をいただいた時に、自分がやりたかった役にやっと巡り合ったと思ったんです。
女優の仕事して長いですけど、そういうのはそうそうないことなので、ほんとに自分をさらけ出す感じで演じました。

夏帆

箱田優子監督
2年前の受賞が昨日のことのようです。
夏帆さんにそう言っていただいて、泣きそうです。

夏帆
私と箱田監督はすごく似てるところがあるんです。
監督が物を見る感覚というのがすごく共感できて、あ、これだったら一緒に戦えるなって思えました。
今回、初めてロケハンから参加したんですけど、映画の舞台が監督の地元の茨城県ということで、監督の地元に行って、監督のご実家に伺っわせていただきました。

映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』
脚本・監督：箱田優子
出演：夏帆、シム・ウンギョン
渡辺大知、ユースケ・サンタマリア、黒田大輔、嶋田久作
でんでん、南果歩
製作：「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
配給：ビターズ・エンド
©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年ロードショー

シム・ウンギョン／夏帆／箱田優子監督

TCP2016準グランプリ作品『ゴーストマスター』

本日は、同時にTCP2016準グランプリ作品『ゴーストマスター』の2019年ロードショーも発表された。

映画『ゴーストマスター』
監督：ヤング・ポールプロデューサー：厨子健介
脚本：楠野一郎（『東京喰種トーキョーグール』『天空の蜂』）
特殊造形：百武朋（『ミュージアム』『貞子 v s伽椰子』）
制作：セディックインターナショナル、マグネタイズ
製作：「ゴーストマスター」製作委員会
配給：S・D・P
©2019「ゴーストマスター」製作委員会
2019年ロードショー

厨子健介P／ヤング・ポール監督

TCP 2018受賞作品

審査員特別賞

『Mirror Mirror(仮)』映像ディレクター：塩田悠地

準グランプリ TSUTAYAプレミアム賞

『先生、私の隣に座って頂けませんか？(仮)』脚本家／映画監督：堀江貴大

準グランプリフィルマークス賞

『妊娠してる場合じゃないの！(仮)』演出／脚本家／編集：大月五月

南果歩／『妊娠してる場合じゃないの！(仮)』演出／脚本家／編集：大月五月

「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」について

TCPは、2014年東京国際映画祭で主に若いフィルムメーカーを対象にした講座「映画は完成したけれど」にパネリストとして登場した一人のTSUTAYA社員の想いから発案、実現した。
その講座で多くのクリエイターから寄せられた、“創りたい映画の企画があるがどう実現すれば良いのか分からない”、“撮影した作品の提供先がない”、等の現状の悩みから、「TSUTAYAでできることがあるのでは？」という発想から立ち上がったプロジェクト。

増田宗昭（カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社代表取締役社長兼 CEO・株式会社TSUTAYA 代表取締役社長兼 CEO）
「一切唯心造」という、世の中のすべてのものは“心”が作り出しているという禅の教えがあります。
TCPという仕組みがあれば、アーティストさんの“心”を形にすることの支援ができますし、アーティストさんからしたら心に芽生えたものを僕らと一緒に実現できる。
是非、TCPを使っていただいて、皆さんの心の中にあるものを“形”にしていただきたいと思います。