市子

杉咲花主演最新作『市子』場面写真解禁

杉咲花主演の映画『市子』(12/8公開)より、謎に包まれていた川辺市子(演:杉咲花)の真実に迫る、本作の場面写真が一挙解禁となった。ひとり残された恋人・長谷川が、刑事・後藤と市子の行方を追っていくと、彼女に関わってきた人物たちの数々の証言から、彼女の知られざる一面が次々と見えてゆき・・・。

解禁された場面写真は、空虚な視線を宙に浮かべ、捉えどころない表情を見せる川辺市子(杉咲花)の姿と、高校時代の北(森永悠希)が市子を意味深に見つめる表情、プロポーズの翌日に失踪した彼女の行方を追い、恋人の長谷川(若葉竜也)と刑事の後藤(宇野祥平)がこれまで市子に関わってきた人物たちを訪ね、聞き込みをしていく様子を捉えた7点。

3年間一緒に暮らしてきた恋人・長谷川からのプロポーズに、涙をこぼし喜ぶ市子。しかし、誰の目にも幸せに見えた彼女は、その翌日に忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川が失踪届を出すと、現れた刑事・後藤から思いもよらぬ事実を聞かされる。「川辺市子さん。この女性、存在せえへんのですよ」――。

困惑する長谷川は、後藤とともに市子の行方を追っていくうちに、彼女の半生を辿っていくことに。
同じ団地で育った幼馴染・さつき(大浦千佳)、市子に好意を寄せていた高校時代の同級生・北(森永悠希)、新聞配達をしながら同じ下宿で生活していたかつての同僚・キキ(中田青渚)など、これまで彼女と関わりのあった人物たちを訪ねてゆくと、知られざる彼女の過去が徐々に明らかになっていく。
「同い年だと思っていたのに違ったみたいで。年齢、嘘付いてたと思うんですよね」と語るさつきは、鮮烈に焼き付いた幼少の記憶を手繰り寄せる。市子を新聞配達に誘ったキキは、彼女に声をかけた時のことを思い出し「市子ちゃん、ホームレスみたいに夜中に毎日ウロウロしてたんです」と打ち明ける。「川辺、突然いなくなってしまって…。」高校時代、市子に片思いをしていた北の自宅に押しかけると、彼は何か隠している様子も…。数々の証言を組み合わせることで浮かび上がってきたのは、彼女の底知れない人物象と誰も想像し得なかった切なくも衝撃的な真実だった。

名前を変え、年齢を偽り、社会から逃れるように生きてきた川辺市子は、なぜそのような人生を歩まなければならなかったのか。そして、幸せな暮らしを捨てででも、彼女が手に入れたかったものとは――。
観客は、恋人の長谷川とともに、次々に明かされる彼女の真実に思わず息を呑む。
「すべては、生き抜くために。」――ひとりの女性の生き様と魂の叫びが心に突き刺さる、唯一無二の衝撃作をぜひスクリーンで味わってほしい。

映画『市子』

《STORY》
川辺市子(杉咲 花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川の元に訪れたのは、市子を探しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、長谷川の目の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生…と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。
そんな中、長谷川は市子が置いていったカバンの底から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。
出演:杉咲 花 若葉竜也 森永悠希 倉 悠貴 中田青渚 石川瑠華 大浦千佳 渡辺大知 宇野祥平 中村ゆり
監督:戸田彬弘
原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)
脚本:上村奈帆 戸田彬弘
音楽:茂野雅道
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023 映画「市子」製作委員会
公式Twitter:@movie_ichiko
 
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2023年12月8日(金)テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
市子

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