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ペナルティループ

若葉竜也主演映画『ペナルティループ』の共演に伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨン

『人数の町』の荒木伸二監督監督が若葉竜也を主演に迎え、オリジナル脚本で描く最新作『ペナルティループ』が去る5月16日(火)にクランクアップしたに合わせて、伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨンのメインキャスト情報が解禁。3名のクランクアップコメントも到着した。

岩森淳は、最愛の恋人である唯を素性不明の男・溝口に殺された。大きな喪失感を抱えながら、岩森は自らの手で犯人に復讐することを決意し、綿密な計画を立て、完璧に実行した…はずだった。岩森が翌朝目覚めると、周囲の様子は昨日のまま。確かに殺したはずの溝口も生きている。そう、時間が昨日に戻っているのだ。困惑しながらも復讐を繰り返す岩森だが、何度殺しても翌朝は来ず、その度に恋人の敵を討ち続けることになる。このループは一体何なのか、なぜ岩森はこの世界に入り込んでしまったのか、そして溝口が唯を殺した目的は何だったのか―?

『ペナルティループ』は先の読めない展開が待ち受けるタイムループ・サスペンス。若葉竜也演じる主人公の青年・岩森に繰り返し復讐される敵・溝口役に伊勢谷友介、岩森の恋人・唯役に山下リオ、そして謎の男役にジン・デヨンといった個性的なキャストが集結。それぞれがこれまでにない役柄を演じ、『人数の町』(20)が国内外で称賛を浴びた荒木伸二監督が放つ異色のタイムループ・サスペンスで躍動する。撮影は5月にクランクアップし、完成は今年の秋を予定している。来年3月の全国公開を控え、今後の続報に期待が高まる。

クランクアップコメント

ペナルティループ

伊勢谷友介/山下リオ/ジン・デヨン

●伊勢谷友介(溝口登 役)
僕は芝居が好きなんだろうか?
現場で殺されている時も、分からなかった。でも、その予定調和(ループ)から抜け出し始めた瞬間、監督の絶妙な演出を受け感動し、若葉君のこだわりと素直さとの調和が生まれた時、それは動き始めました。キャラクターの気持ちとシンクロし始めます。役者をやる上でそれは全ての事で、僕が芝居を好きな理由そのものです。
ループしている撮影中、監督と話した時、不思議な事を言っていました。「一つの状況で多くの出来事が同時に起きている事が大好きなんだ」と。この作品が編集を経て、監督の特殊な世界観の中で、何が生まれているのか、それが楽しみです。

伊勢谷友介 プロフィール
1976年5月29日生まれ、東京都出身。『ワンダフルライフ』(99)で俳優デビュー。『あしたのジョー』(10)で第35回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を始め数々の賞に輝く。『CASSHERN』(04)、『雪に願うこと』(06)、『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11)、『飛んで埼玉』(19)、『るろうに剣心 最終章 The Final』『いのちの停車場』(21)などに出演。

●山下リオ(砂原唯 役)
初めて監督にお会いした時、この方の頭の中を覗いてみたい!とすごく思いました。
この映画で描かれているのは、監督の頭の中の世界の、ほんのヒトカケラでしょうが、私が感じた人間への興味を満たしてくれるのでは?と思いました。
見えそうで見えない、掴めるようで掴めない、唯という役を噛み砕いていく時間はとても楽しかったです。完成を楽しみにしています。

山下リオ プロフィール
1992年10月10日生まれ、徳島県出身。2008年、『魔法遣いに大切なこと』で映画デビューにして主演を務める。近年の映画出演に、『寝ても覚めても』(18)、『朝が来る』(20)、『あの子は貴族』(21)、『Ribbon』『母性』(22)、『零落』(23)などがある。主演ドラマ「わたしの夫は―あの娘の恋人―」(23/テレビ大阪・BSテレ東)も好評を博す。

●ジン・デヨン(謎の男 役)
この映画に参加させて頂いたことに心から感謝しています。日本の映画に外国人の自分が出演することが邪魔になるのではないかと思い、撮影のない日でも現場で見学させて頂きながら映画に染み込む為にハーモニーを壊さず静かに自分の役割を果たす為に悩み考えました。監督は丁寧に説明して下さり、私が理解できるのを待ってくださいました。話を聞いて頂けるだけでも自信を持つことができとても心強く有難かったです。脚本、現場が良ければ良い作品になるのは間違いない!誰よりもこの映画の公開を待っています!

ジン・デヨン プロフィール
1981年7月23日生まれ、韓国・釜山出身。韓国で上演された「李舜臣」(09)、「彼女を信じないでください」(13)、「ミラクル」「オセロ」(19)などの数多くの舞台に出演。第94回アカデミー賞・国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』(21)では、演劇祭スタッフ兼韓国語通訳のユンス役を務めた。

映画『ペナルティループ』

《STORY》
岩森淳は、最愛の恋人である唯を素性不明の男・溝口に殺された。大きな喪失感を抱えながら、岩森は自らの手で犯人に復讐することを決意し、綿密な計画を立て、完璧に実行した…はずだった。岩森が翌朝目覚めると、周囲の様子は昨日のまま。確かに殺したはずの溝口も生きている。そう、時間が昨日に戻っているのだ。困惑しながらも復讐を繰り返す岩森だが、何度殺しても翌朝は来ず、その度に恋人の敵を討ち続けることになる。このループは一体何なのか、なぜ岩森はこの世界に入り込んでしまったのか、そして溝口が唯を殺した目的は何だったのか―?

脚本・監督:荒木伸二
出演:若葉竜也、伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨン
配給:キノフィルムズ
製作:木下グループ
公式Twitter:@PenaltyLoopfilm

2024年3月、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開

 

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