空前の大ヒットを生んだ繊細でダイナミックな獅子舞の魅力溢れる超貴重な設定画公開。映画『雄獅少年/ライオン少年』
限定上映から奇跡の全国公開を果たした3D CG映画『雄獅少年/ライオン少年』(5/26公開)より、空前の大ヒットを生んだ、繊細でダイナミックな獅子舞や、主人公・チュンの魅力溢れる超貴重なキャラクター画や美術設定画が一挙解禁となった。
チュンは、身体が弱く友達も少ないが負けず嫌い。そんな性格を表すように、ポケットに手を入れて歩くキャラクター画とその周辺には様々な表情の作画がある。そして獅子舞の師匠のチアンは、目じりが垂れ下がり、気だるさが細やかに表現されている。
本作で特に描くのが大変だった獅子舞に関しては、プロジェクトが始まった時、監督チーム、絵コンテチーム、アニメチームがそれぞれ獅子舞の訓練受け、動作の基本的な法則をベースに絵コンテ作りを始め、そこに舞踊や武術の動作を組み合わせ、さらにカメラの動きを調整して視覚効果を生み出したという。
その中で一番難しかった獅子頭は、型の種類、材料の違いなどについて特に細かく調査。獅子頭には大量の毛がついていて、伝統的なものは硬い毛を使い、動くとよく跳ねるのが特徴だが、チュンの持っている新しいタイプの獅子頭は、毛がふわふわしていて、動きの演算が非常に多かったという。映画全体の精神表現にも影響する部分なだけに、相当な集中力と労力を使って仕上げた獅子頭は、繊細だが力強くダイナミックなものとなった。その貴重な設定画では、二種類の獅子頭を様々な角度から丁寧に描いていることが分かる。
そのほかにも、獅子舞を披露する競技場やチュンたちが生活する村の設定画からは、まるで実写のような美しい風景が見てとれる。
人を引き付ける物語と豪華吹替声優陣だけではく、細やかなデザインと、まるで本物のような美しいアニメーションの裏側を知ってからご鑑賞いただけるとより一層本作をお楽しみいただけること間違いなしだ。
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映画『雄獅少年/ライオン少年』
《INTRODUCTION》
中国で空前の大ヒット、21年度公開作品の映画満足度ランキング第一位。22年に日本で限定上映され、圧倒的な作品力で絶賛された。格差社会の底辺でもがく少年の成長を熱い獅子舞バトルを通して描き、誰もが涙した衝撃作が日本語吹替版で全国公開決定!困難を乗り越え成長する主人公・チュンに花江夏樹、チュンを獅子舞に目覚めさせた同名のヒロイン・チュンには、高い演技力で話題沸騰の桜田ひより。共に大会を目指す仲間、マオとワン公に山口勝平、落合福嗣。師匠・チアンに山寺宏一、その妻アジェンに甲斐田裕子ら豪華声優陣が結集。
中国発・世界のCGアニメーションの常識を覆した超絶クオリティ、魂が震える最高のクライマックスを体感せよ!
《STORY》
出稼ぎ両親の帰りを待つ貧しい少年チュンは、ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから、獅子頭を譲り受けた。
チュンは、お調子者のマオと食いしん坊のワン公を誘い、獅子舞バトル競技大会出場を決意。飲んだくれの元獅子舞選手チアンに無理やり弟子入りする。
チアンの妻アジェンの励ましを受け三人は猛特訓を続けるが、大会目前でチュンの父が大けがをして帰郷した。
家族のため、大都市に出稼ぎに行くチュン。過酷な労働が続き、仲間との夢をも諦めそうになったチュンの前に、再びあの少女が現れた――。
監督:孫海鵬(ソン・ハイポン)
エグゼクティブ・プロデューサー:張苗(チャン・ミャオ)
原題:雄獅少年 英題:I Am What I Am
日本語吹き替え版声優:花江夏樹 桜田ひより 山口勝平 落合福嗣 山寺宏一 甲斐田裕子
提供:北京精彩、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment、ギャガ
配給:ギャガ、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment
2021年 / 中国語音声 / 日本語字幕 /
©BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD ©TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
公式サイト:https://gaga.ne.jp/lionshonen/
公式Twitter:https://twitter.com/lionshonen
予告編
2023年5月26日(金)全国公開
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