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PLAN 75

カンヌからの凱旋舞台挨拶で倍賞千恵子は歌を披露。映画『PLAN 75』凱旋プレミア試写会

2022年5月30日、ニッショーホール(東京)にて、映画『PLAN 75』凱旋プレミア試写会が行われ、主演の倍賞千恵子、磯村勇斗、早川千絵監督が登壇。本作は、つい先日、第75回カンヌ国際映画祭にてカメラドール スペシャル・メンション(特別賞)を受賞し、授賞式に参加した早川監督と磯村勇斗は凱旋帰国後初の舞台挨拶となった。

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[動画・写真:桜小路順]

映画『PLAN 75』

『楢山節考』(83)のパルム・ドール授賞から40年ーーー
高齢者を「死」に追い込む<プラン75>は現代版「姥捨て山」か!?

INTRODUCTION
脚本・監督は、本作が長編初監督作品ながら、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門への正式出品という快挙を成し遂げた、早川千絵。「経済的合理性を優先し、人の痛みへの想像力を欠く昨今の社会に対する憤りに突き動かされて生まれた映画です。倍賞千恵子さん演じるミチという女性の姿を通して、人が生きることを全肯定する。そんな映画にしたい」と、是枝裕和監督が初めて総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇『PLAN75』を再構築、キャストを一新し、長編映画化した。超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度<プラン75>が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作。昨年のカンヌ国際映画祭での受賞を皮切りに、本年度アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』に続く快挙となるか、受賞への期待が高まっている。

主人公・ミチを演じるのは倍賞千恵子。倍賞は脚本を読み、「最初は“酷い話”だと思ったのですが、物語の終盤でミチがある選択をする姿が描かれており、そこにものすごく心打たれ、惹かれて…それだけで出演を即決しました」と、ミチを演じる覚悟を決めたと振り返る。<プラン75>に携わる側には磯村勇斗、河合優実を配し、他にたかお鷹やステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美らが顔を揃えた。

STORY
国は高齢化問題に対処するため、75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障し支援する「PLAN75」という制度を施行。
高齢者の間では、自分達が早く死ぬことで国に貢献するべきという風潮がにわかに広がりつつあった。
夫と死別後、ホテルの客室清掃の仕事をしながら、角谷ミチ(演:倍賞千恵子)は長年一人で暮らしてきた。市役所の「PLAN75」申請窓口で働いている岡部ヒロム(演:磯村勇斗)や申請者のサポート業務を担当する成宮瑶子(演:河合優実)は、国が作った制度に対して何の疑問も抱かずに、業務に邁進する日々を送っていた。
そんなある日、ミチの職場で高齢のスタッフが勤務中に倒れたことを理由に、ミチは退職を余儀なくされる。職を失い、住む場所さえも失いそうになったミチは「PLAN75」の申請手続きを行うか考え始め――。

出演:倍賞千恵子 磯村勇斗
たかお鷹 河合優実 ステファニー・アリアン 大方斐紗子 串田和美
脚本・監督:早川千絵
企画・制作:ローデッド・フィルムズ
製作幹事・配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
製作:ハピネットファントム・スタジオ/ローデッド・フィルムズ/鈍牛俱楽部/Urban Factory/Fusee
公式サイト:https://happinet-phantom.com/plan75/
公式Twitter:@PLAN75movie #PLAN75

6月17日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開

PLAN 75

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