ELAIZA(池田エライザ)主題歌生歌唱!映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』登壇イベント
2022年2月13日、TOHOシネマズ日比谷にて、映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』登壇イベント付きプレミア試写会が行われ、本作日本版カバーソングアーティストを務めたELAIZA(池田エライザ)が登壇。主題歌「Together」を披露した。(動画&フォト)
本作は、孤独で生きる希望を失っていたひとりの女性が、家族の存在や周りの人々の助けによって“愛する”ことを知り、居場所を見つける感動物語。
主人公ズー(ケイト・ハドソン)の苦悩と成長が描かれるドラマシーンに、登場人物の心情を表現したカラフルでポップな音楽シーンが自己完結型のMVとして差し込まれるという、これまでにない構成の音楽映画となっている。
イベントレポート
■ELAIZA生歌唱シーン収録!トークノーカット動画
※生歌唱シーンは、14:03~
■フォトレポート
初の映画監督にして原案・脚本・製作まで手掛けるシンガーソングライター・Siaのように、女優業に限らず映画監督、モデル、アーティストなど幅広いフィールドで才能を発揮しているELAIZAは、兼ねてよりSiaの大ファンだったと明かしており、「オファーが来た時は、『あのSiaの曲を私が歌うんですか⁉いったいこの人達は何を言っているんだろうか』とパニックになりました(笑)」と、憧れのアーティストの作品に関わることができることに驚きを隠せなかったというが、「映画を観させていただいて素晴らしかったので、ぜひ参加させていただきたいと思いました」とその喜びを語った。
▼本作について
ELAIZA
アーティストが監督したという先入観が一切なくなるほど素晴らしい映画。ふとした瞬間に思い出して胸が熱くなったり、急ぎ足で生活していて見逃しそうな、日常の中のささやかな尊いものに改めて気付かせてくれました。
壮大な出来ごとじゃないからこそ登場人物達が身近に感じますし、何かに振り返ったりしたときに、そばにいつでも愛情があったんだなっていうすごく素朴なところに自分を立ち返らせてくれます。
▼自身が“愛されている”と気づいた瞬間
ELAIZA
愛されているなと気付くには案外時間差があるのかなと思っていて。大人になって昔できなかったことができるようになった瞬間があった時に、ふと小さいときに親が言ってくれていた言葉がよぎったりすると、「ああすごく愛されていたんだな」と感じますね。
その時は分からなくても、言葉や愛情は脳や身体に残り続けるのかなって思います。
-監督のSia自身がアルコール依存症に陥り、自殺を試みるほど絶望した過去から“音楽と愛すべき友人”によって救われたというエピソードがありますが、ELAIZAさん自身が救われたものとは?
ELAIZA
やっぱり家族ですかね。母はとてもたくましいので、中学生の時は弱音を吐くと「くだらないこと言わないで」と言われて「厳しい!弱音ぐらい吐かせてよ」と感じていましたが、今思うと「そんなこと言ってないで前向いて頑張りなさい」という愛情も込みだったのかなと。自分の中のささやかな幸せは家族と共にあるのかなと思います。
▼人生に欠かせないもの
ELAIZA
今、一緒に住んでいる猫とインコです。(本作のタイトル『ライフ・ウィズ・ミュージック』にちなんで)ライフ・ウィズ・キャット・ウィズ・パラキート(インコ)です。
▼カバーソング・本作の主題歌「Together」 Japanese coverを生歌で初披露
ELAIZA
「Together」の歌詞に大好きなフレーズがたくさんあるんです。その中でも特に「もう大丈夫 その心に虹が見える 私の天使 昨日にバイバイ 明日におはよう」という歌詞がお気に入りです。
抽象的なようで、すごく愛おしくてストレートで、そこから繋がるサビの歌詞もとってもかっこよくて、「みんなで一緒にともに行こう」という感じがすごく大好きです。
そしてELAIZAは、優しく包み込むような透き通った歌声で歌い上げ、会場を魅了する。(歌唱シーンは動画でご覧ください)
ELAIZA
歌っている日本語の意味からかけ離れないように、なるべく愛情をしっかり込めてがむしゃらにやらせていただきました。
日本語が持つ魅力・やさしさとか気遣いとか音の柔らかさとかにすごく感動しましたし、そしてやっぱりサビのストレートな「Oh together ともに行こうよ」っていうフレーズは、家で聴いていてもみんなのこと思い出したりとか、友達とか大切な人たちとか応援してくれている人たちのことを考えながら、前向きでポジティブな気持ちになれるので私にとってもすごく大切な曲になりました。
▼最後にメッセージ
ELAIZA
きっと皆様にとって大切な映画になる気がしています。私にとって、とっても大切な映画になったからです。
私は映画館というものが大好きで、自分がまた何か新しいものに出会えるんではないのかとワクワクするのが好きで、本作では気持ちの部分でも映像面でも表現というところでも、皆様をきっと前向きな気持ちにしてくださったり、音楽のパワーを感じていただけたりするんじゃないかなと思います。
ぜひ、登場人物達に心を重ねながら観てください。
■フォトギャラリー
[写真:金田一元/記事・動画:桜小路順]
映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』
STORY
孤独に生きるズーを救ったのは、ミュージックと居場所だった―
アルコール依存症のリハビリテーションプログラムを受け、孤独に生きるズー(ケイト・ハドソン)は、祖母の急死により、長らく会っていなかった自閉症の妹・ミュージック(マディ・ジーグラー)と暮らすことに。
頭の中ではいつも音楽が鳴り響く色とりどりの世界が広がっているが、周囲の変化に敏感なミュージックとの生活に戸惑い、途方に暮れるズー。
そこへアパートの隣人・エボ(レスリー・オドム・Jr.)が現れ、優しく手を差し伸べる。
次第に3人での穏やかな日々に居心地の良さを覚え始めたズーは、孤独や弱さと向き合い、自身も少しずつ変わろうとしていくが……。
原題:『MUSIC』
監督・製作・原案・脚本:シーア
出演:ケイト・ハドソン(『あの頃ペニー・レインと』)、マディ・ジーグラー(Sia「シャンデリア」MV)、レスリー・オドム・Jr.(ミュージカル「ハミルトン」)
配給:フラッグ
2021/アメリカ/107分/カラー/シネスコ/DCP/5.1ch/
字幕翻訳:原田りえ
監修:山登敬之/【G】
© 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:https://lifewithmusic.jp/
公式Twitter:@lifewithmusicjp
公式Instagram:@lifewithmusicjp #ライフウィズミュージック
2月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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