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SUPER EIGHT・大倉忠義『アイドル経営者』発売記念会見

「昔はパワハラも多かったけど」SUPER EIGHT・大倉忠義、今の時代の後輩への接し方を語る。初著書『アイドル経営者』発売会見

2026年2月1日、東京・音羽の講談社にて、SUPER EIGHT・大倉忠義の初著書『アイドル経営者』の発売記念会見が行われ。アイドルとして、また経営者・プロデューサーとして第一線を走り続ける大倉が、自らに課している「45のルール」をまとめた本書の魅力を語った。

会見【詳細】レポート

代表質問

大倉忠義(SUPER EIGHT)
皆様、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。SUPER EIGHTの大倉忠義です。今回は初の著書ということで、講談社の皆様にも大変お世話になりました。本日は短い時間ですが、よろしくお願いいたします。

SUPER EIGHT・大倉忠義『アイドル経営者』発売記念会見

大倉忠義

‐ 明日2月2日に、初著書『アイドル経営者』が発売されます。今のお気持ちをお聞かせください。

大倉忠義
本の中にも書きましたが、小さい頃から父親の本棚に並んでいる色々な本を、分からないなりに読んでいた記憶があります。まさか自分もそのような本を本屋さんに並べていただけるようになるとは。友人から届いた書店の写真を見て、今は本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

‐ 執筆に至った経緯を改めて教えてください。

大倉忠義
タレント活動の傍ら、後輩のプロデュースもさせていただいています。その中で、華々しい姿を組み立てることも大事ですが、一番の課題であり発見だったのが、年代が違う人たちとのコミュニケーションでした。この経験を話した際、『同世代で働く方々にも響くのではないか』と言っていただいたことが、出版のきっかけです。

‐ 「アイドル」と「経営者」、それぞれの立場で大切にしていることは何ですか?

大倉忠義
どちらの立場も根底は同じですが、裏方の方々と深く関わるようになり、タレント活動だけでは見えなかった視点を得ることができました。より一層、謙虚でいなければならないという気持ちが強くなっています。

‐ オーディションなどで多くの人と関わる際、どのような人に目を引かれますか?

大倉忠義
自分らしさや、独自の空気感を持っている人です。年齢は関係なく、小学生や中学生でも、その人にしかない空気を出している子がいます。自分自身、自分を見つけるまでに時間がかかった分、そうした輝きを持つ人に惹かれます。

‐ 本書では「仕事を忘れる重要性」についても触れています。具体的にどのようなことをされていますか?

大倉忠義
今はスマホ一台で仕事が完結してしまう時代です。メールやLINEで映像チェックなどの連絡が常に届くので、強制的にスマホを離せる場所に行くようにしています。デジタルデトックスはとても大事だと感じています。

‐ 大倉さんご自身の「武器」は何だとお考えですか?

大倉忠義
実は、今も探し続けています(笑)。全然見つかりませんが、これから見つかるといいなと思っています。

‐ 「アイドルに賞味期限はない」という言葉もありましたが、原動力は何でしょうか?

大倉忠義
やはりお客様の存在です。良い時も悪い時も支えてくださる皆様が、一番の原動力です。

‐ メンバーの皆様には中身を見ていただきましたか?

大倉忠義
いえ、自分のことを書いているので恥ずかしくて、メンバーには渡せていません。発売することも直接は伝えていないので、おそらくニュースで知ってくれていると思います。

‐ 本書を通して、どのような人に何を伝えたいですか?

大倉忠義
私と同世代の40歳前後の方々です。後輩ができ、上司との板挟みにもなる世代だと思いますが、「アイドルも同じようなことで悩んでいるんだな」と、気軽に読んでいただければ嬉しいです。

‐ 来週から全国5都市でお渡し会が予定されています。開催を決めた理由は?

大倉忠義
普段、書店に行く機会があまりないので、直接行ってみたいという思いがありました。グループを育ててくれたファンの方々が全国にいらっしゃることを実感しているので、スケジュールが許す限り、直接お会いしたいと考えました。

‐ 今後の仕事での目標や、プライベートで挑戦したいことは?

大倉忠義
発表しているものも、まだ発表できていないイベントや作品もたくさんあります。一つひとつのクオリティを、前作よりも上げていくことに精一杯取り組んでいきたいです。

メディア質疑応答

‐ 初めて本を書いてみた率直な感想を教えてください。

大倉忠義
自分の言葉で表現することを大切にしました。一般的なビジネス書のような難しい言葉は使わず、ブログのような緩い空気感で伝わるように意識しました。約20年続けてきたブログの延長線上にあるような、長いブログを書き終えたような感覚です。

SUPER EIGHT・大倉忠義『アイドル経営者』発売記念会見

大倉忠義

‐ 執筆にはどのくらいの期間をかけましたか?

大倉忠義
昨年の春先にお話をいただき、年末まで修正を重ねていました。8ヶ月ほどですね。本を作るのは本当に大変な作業だと実感しました。仕事の合間や収録後などの時間を見つけて、少しずつ進めていきました。

‐ 現役アイドルと経営者の両立において、難しさを感じる点は?

大倉忠義
非常に難しいです。後輩を指導する立場として、自分自身がタレントとして恥ずかしくない姿でいなければなりません。「誰が言っているんだ」と思われないように律する必要があるからです。ただ、自分の中では「今日はバラエティ」「今日はジュニアの公演」と、毎日やるべきことが違うだけという感覚で向き合っています。

‐ お父様(鳥貴族創業者・大倉忠司氏)に経営の相談をされることはありますか?

大倉忠義
私はまだ新米経営者ですので、まずは周りのスタッフに教えていただいている段階です。父に相談するレベルにまでは、まだ至っていません。

‐ お父様の本棚には、どのような本が並んでいましたか?

大倉忠義
大企業の経営者のリーダー論や、坂本龍馬の本、小説など、幅広いジャンルがありました。それら大経営者の本と同じジャンルに自分の本が並ぶのは、少し申し訳ない気もしますが、こういう夢の叶え方もあるのだと感じています。

‐ 後輩とのコミュニケーションにおいて、具体的にどのような課題を感じていますか?

大倉忠義
距離感と、声をかけるタイミングです。遠すぎれば怖い人だと思われますし、近すぎれば緊張感がなくなってしまいます。そのバランスが非常に難しいです。

‐ 後輩との関係で、言葉の伝え方の難しさを感じるエピソードはありますか?

大倉忠義
全てを言い過ぎないように気をつけています。私にはこう見えているけれど、どう表現するかは本人次第という余白を残すと、逆に「結局、何を言いたかったんだろう」と困惑させてしまうこともあります。誤解が生じて『大倉くんとはやっていけない』と思われないか、今も試行錯誤の連続です。

‐ 今の時代、コンプライアンスやハラスメントへの意識も不可欠です。後輩と接する際に意識していることは?

大倉忠義
私たちの時代は、今の基準で言えばパワハラ的な厳しい教育が当たり前でしたが、今は時代が違います。相手が嫌な思いをしたり傷ついたりしないよう、感情的に怒るのではなく、冷静に伝えることを意識しています。たとえ厳しい言葉になったとしても、そこに愛があることを分かってもらえるよう、関係性を築くことが大切だと思っています。

‐ 組織を強くするために、SUPER EIGHTのメンバーに求めているルールはありますか?

大倉忠義
グループに関しては、それぞれが個々のポジションで社長のような自覚を持って活動していると感じます。私がコントロールするのではなく、それぞれの個人活動をニュースで見て『自分も頑張らなければ』と刺激し合える関係です。そうした個々の力が集合体になった時、グループの大きな力になると信じています。

クロージングメッセージ

大倉忠義
本を出版させていただけるのは大変ありがたいことですが、それを世の中に知っていただくのは非常に難しいことだと感じています。皆様に大きく取り上げていただくことで、より多くの方に届くはずです。ぜひ、お力添えをお願いいたします。本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。

SUPER EIGHT・大倉忠義『アイドル経営者』発売記念会見

大倉忠義

『アイドル経営者』

《概要》
昭和、平成、令和と時代が移り変わる中で、世の価値観や常識もまた大きく変化をしています。コンプライアンスや権利意識などが圧倒的に重視されるいまの社会で、真のエンタテインメントはどうやって作られるのか?そして次世代のプレイヤーはどうやったら育つのか。
大倉が新たに立ち上げた「後進育成」のための会社でのトップとして己に課している「45のルール」をまとめた一冊です。アイドルだからわかること。経営者(プロデューサー)だから考えなければならないこと。2つの異なる視点と立ち位置を軽やかに行き来する著者が語る「現在のコミュニケーション」「次世代の育成」とは!?

著者:大倉忠義
出版社:講談社
価格:1,980円(税込)
発売日:2026年2月2日
ページ:224ページ
ISBN-13:978-4065412640

◆一部内容紹介
「朝のルーティーンについて」
「新しいもの、流行を否定しない」「アイディアは我儘が鉄則」
「アカレンジャーになれなかった自分を認める」
「トラブルはエンタメ」
「SUPER EIGHTにリーダーがいない理由」
「SNSの功罪」
「デビュー曲の選び方」
「昭和・平成の価値観との向き合い方」
「プロデュースとは気付きを与えること」「初プロデュース、なにわ男子の作り方」
「メンバーカラーへの思い」
「アイドルの賞味期限」・・・etc

アイドル経営者

大倉忠義(おおくら・ただよし)プロフィール
1985年5月16日生まれ、大阪府出身。小学6年生時、事務所のオーディションに合格。その後、関西ジュニアとして活動。2004『浪花いろは節』でCDデビュー。
以降、グループとして音楽活動やバラエティ、またソロでドラマ、映画や舞台で俳優としても活躍。
2024年、グループ名を『関ジャニ∞』から『SUPER EIGHT』に改名。また2018年から『関西ジュニア』のライブ構成や演出を担当したり『なにわ男子』のプロデュースなどを手掛け、その手腕が高く評価される。24年7月に新会社『J-Pop Legacy』を設立し代表取締役に就任。いまはアイドルとして活躍する一方で、将来のエンターテインメント界を担う人材の発掘、育成活動もしている。

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