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夕方のおともだち

「観終わったら爽やかな気持ちに」村上淳&菜 葉 菜W主演 映画『夕方のおともだち』初日舞台挨拶

2022年2月4日、TOHOシネマズ六本木にて、映画『夕方のおともだち』初日舞台挨拶が行われ、W主演の村上淳、菜 葉 菜、そして、共演の好井まさお、鮎川桃果、Azumi(Wyolica) 廣木隆一監督、原作者の山本直樹が登壇。(動画&フォト)
企画から足かけ7年で映画公開へと辿り着いた思いを語った他、本作にちなんで、それぞれのSM度自己申告などを語った。

舞台挨拶レポート

菜 葉 菜(ミホ 役)
この作品は企画から公開まで10年の道のりがあったんですけれども、ずっといつか実現しようねと言い続けてきてくれた廣木監督をはじめ、この作品に関わってくださった方々皆さんに感謝したいと思います。
そして何よりもこの映画を選んで今日こうして見に来てくださったお客様に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

夕方のおともだち

菜 葉 菜

廣木隆一監督
いい原作と、いいキャストが揃って、いい映画になったと思います。

夕方のおともだち

廣木隆一監督

-ドM男を演じるにあたって準備されたことは?

村上淳(ヨシオ 役)
僕は、20数年前に廣木監督の作品で、大杉連さんと一緒に『不貞の季節』という同じくSMを題材にした作品をやらせていただいて、そして今回の作品ではドM役ということで、淡い期待はあったんですよ。
淡い期待というのは、撮影に入って現場でムチで叩かれたら、なにか性癖にに目覚めるんじゃないかと。でもただ痛いだけで(笑)
残念ながらいまだノーマルなつまらない人間です(笑)

夕方のおともだち

村上淳

-菜 葉 菜さんはずっと廣木組でやりたいと思われていたとか?

菜 葉 菜
はい。役者を始めて、いろんな映画を観る中で、廣木監督の作品と出会って、廣木監督の作品は女優さんも作品の中で生きている役もとても魅力的で、同性として共感しする部分があり、いつか私も廣木組の作品にヒロインとして出たいというのが目標の一つだったんです。
ですので、今作でそれが叶った時は嬉しかったですし、そして原作の山本直樹さんと廣木監督という、エロティシズムのマエストロと言われる二大巨匠の世界でヒロインをできることは、一人の女優としてとても嬉しく、ありがたい機会でした。

村上淳
菜 葉 菜さんは人生を賭けてエロスを極めるとおっしゃってましたよね?

菜 葉 菜
あまりそういうことは言わないでください(笑)
若気の至りで言ってたんです(笑)
でも、この作品で私のエロスも楽しみにしてください!

-SM映画かな?と思って観る前は構えてたんですけど、とても美しいラブシーンや人間の感情を表現している映画だと感じました。

村上淳
いわゆる濡れ場よりも、ラブシーンが多く描かれた映画です。

▼SかMか?

-ご自身はSかMかを教えてください。

村上淳
廣木監督はドSだよ!
僕はMです。まじめな話ししますと、役者は、ある程度Mっ気がないと続かないですよね。

菜 葉 菜
特に廣木組はそう思います。

廣木隆一監督
役者さんが失敗するのを見てるとすごい嬉しいんです(笑)

夕方のおともだち

山本直樹(原作者)/村上淳/菜 葉 菜/廣木隆一監督

▼最後にメッセージ

村上淳
SMが第一のレイヤーにきている作品なんですが、観終わった後になぜか爽やかな気持ちになれる作品です。是非最後までお楽しみください。

夕方のおともだち

鮎川桃果/好井まさお/山本直樹(原作者)/村上淳/菜 葉 菜/Azumi(Wyolica)/廣木隆一監督

▼トークノーカット動画

動画では、登壇したキャストのトークを全収録。

YouTube player

■フォトギャラリー

[写真・動画:桜小路順]

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映画『夕方のおともだち』

INTRODUCTION
「あさって DANCE」「BLUE」「ありがとう」など過激な描写とメッセージ性の強い作品で熱狂的なファンを獲得し、「レッド」では第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した経歴を持つ、鬼才漫画家・山本直樹の“伝説の漫画作品”「夕方のおともだち」(イースト・プレス刊)の実写映画化。
メガホンとるのは、エロティシズムを奏でる最高のマエストロであり、『余命1ヶ月の花嫁』、『100回泣くこと』などでヒューマンドラマの名手としても知られる廣木隆一監督。ヨシダヨシオに扮するのは、廣木組には欠かせない村上淳。そして、ミホ役には、『赤い雪』の凄まじい演技で絶賛された菜 葉 菜。この2人によるW主演となる。
音楽は、廣木監督、村上と親交が深く、連続テレビ小説「あまちゃん」や、『花束みたいな恋をした』などでも知られる大友良英、さらに大橋トリオのバラード「はじまりの唄」がエンディングとして流れ、激しいけれど、切ない愛のアレンジが心奥深く染み渡る。
一見すると特殊な環境で出会った男女の美しくも儚いラブストーリーの予想外のラストに待つのは、性別や趣味嗜好など関係なく、誰もが感じずにはいられない“癒し”と“愛”。
コロナ禍、まだまだ不安が拭えぬこの世界で、大切な人との繋がりや、生きるということへのメッセージが、現代を生きる全ての者へエールとなる作品が誕生した。

STORY
ヨシダヨシオは、寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める一見、真面目な男。その一方で、筋金入りの“ドM”な一面を持ち、夜になると自分が住んでいる街で、ただ一軒のSMクラブの“女王様”ミホの元に通いつめいている。
しかし、このところ、なぜかプレイに身が入らずにいた。理由は、ヨシオをこの世界に目覚めさせ、彼の前から突然姿を消した“伝説の女王様”ユキ子が忘れられず、いつもどこかで彼女の残像を追いかけながら暮らしていたからだと気づき始める。そんなある日、太陽の下、ミホと釣りに出かけたヨシオは思いがけない場所でユキ子を見かけ、ミホを置き去りにして必死に追いかける。彼が、たどり着いた先にあるものとは・・・。そして、ヨシオとミホに待つ運命とは?

出演:村上淳 菜 葉 菜/好井まさお 鮎川桃果 大西信満 宮崎吐夢/田口トモロヲ AZUMI/烏丸せつこ
監督:廣木隆一 脚本:黒沢久子
原作:「夕方のおともだち」©山本直樹/イースト・プレス
音楽:大友良英
エンディングテーマ:大橋トリオ「はじまりの唄」
配給:彩プロ
©2021「夕方のおともだち」製作委員会
映倫R-18
公式サイト:http://yugatanootomodachi.ayapro.ne.jp
公式Twitter:@yugatamovie
公式Facebook:@yugatamovie
公式Instagram:yugatamovie

2022年2月4日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ 全国順次ロードショー

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