
長尾謙杜&山田杏奈、ピュアな勘違いで意気投合!「送電線が東京タワーだと」「通天閣は?」で爆笑誘う。映画『恋に至る病』初日舞台挨拶【詳細】レポート
2025年10月24日、TOHOシネマズ新宿にて、映画『恋に至る病』初日舞台挨拶が行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)と山田杏奈に加え、醍醐虎汰朗、中井友望、中川翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、そして廣木隆一監督が登壇した。
本作は、TikTokで200万回を超える再生数を記録した斜線堂有紀氏の衝撃的な恋愛小説を原作とし、廣木隆一監督がメガホンをとった作品。
舞台挨拶【詳細】レポート
‐本作が本日より全国222館で公開され、さらにライブビューイング中継も行われています。まずは皆さん、ご挨拶をお願いします。長尾さんと山田さんは、初日を迎えられた感想と、映画への思いも含めてお願いします。
長尾謙杜(内気な高校生 宮嶺望/みやみねのぞむ 役)
約1年3ヶ月ほど前に撮影した本作が、こうして無事に初日を迎えられたことを本当に嬉しく思います。
会場にも、そして全国の映画館にも、こんなにもたくさんの方々が待っていてくださったのだと感じて感激しています。
この映画は、皆さんがこれまで見たことのないラブストーリーだと感じています。恋愛の側面だけでなく、様々な要素が詰まっており、見ていただく方によって感想が分かれると思います。皆さんの反応や感想を心待ちにしています。
山田杏奈(クラスの人気者 寄河景/よすがけい 役)
本日お足元の悪い中、会場やライブビューイングでご覧いただきありがとうございます。
暑い夏にスタッフ・キャスト一同が一つとなって作り上げた作品が、いよいよ公開されることを非常に楽しみにしていました。観客の皆様の中からどういう感想が生まれてくるのか、とても楽しみに、ワクワクしています。本日はどうぞよろしくお願いします。
醍醐虎汰朗(宮嶺・景の同級生 根津原あきら 役)
いじめっ子役を演じさせていただきました醍醐虎汰朗です。この役は少し嫌われてしまうかもしれないですが、頑張って喋りきりたいと思います。よろしくお願いします。
中井友望(宮嶺・景の先輩 善名美玖利/ぜんなみくり 役)
皆さんが映画を見終わったばかりで、きっといろんな感情が渦巻いているかと思いますが、皆さんと楽しい空間にできれば嬉しいです。よろしくお願いします。
中川翼(宮嶺・景の同級生 木村民雄/きむらたみお 役)
木村民雄を演じました中川翼です。僕も(醍醐さんと)共にいじめる役で嫌われているかもしれないですが、この短い楽しい時間を一緒に過ごせたらなと思います。今日はよろしくお願いします。
上原あまね(宮嶺・景の同級生 緒野江美/おのえみ 役)
この作品は私にとって初めて映画の撮影に参加した作品なので、とても心に残っています。短い時間ですが、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
小林桃子(宮嶺・景の同級生 氷山麻那/ひやままな 役)
初めての舞台挨拶なので緊張していますが、皆さんと楽しい時間を共有できたら嬉しいです。よろしくお願いします。
井本彩花(宮嶺・景の同級生 大関華/おおぜきはな 役)
今日はお足元の悪い中、そしてライブビューイングをご覧の皆さん、ありがとうございます。短い時間ですが、楽しい時間を皆さんと共有できたらと思っております。本日はよろしくお願いいたします。
廣木隆一監督
監督しました廣木です。初日に皆さんと一緒に舞台挨拶ができることに、ドキドキするとともに、とても嬉しく思っています。皆さんとこうやって話せるのも嬉しいので、最後まで楽しんでいってください。
純愛か、洗脳か?:会場に問いかけたテーマの核心
‐本作のコピーは「純愛か、洗脳か」という問いを投げかけています。皆さんがこの恋愛を「純愛」か「洗脳」か、どちらに「着地」したかを拍手で伺います。まず、「純愛だった」と思われる方、拍手をお願いします。
(会場拍手)
‐では、「洗脳だ」と思われた方、拍手をお願いします。
(会場拍手。洗脳の方が若干多かった模様)
‐長尾さん、山田さん、観客の意見が分かれたこの結果を見てどう感じましたか?
長尾謙杜
本当に見てくださる方によって意見がこんなにも違うんだ、というのはすごく嬉しいことですし、興味深いですね。皆さん一人ひとりにどう思ったか聞いてみたいぐらいです。
山田杏奈
洗脳の方が若干多かったかなという感じでしたが、見てくださる方によって色々な捉え方があるのだなと思いました。この映画は、見れば見るほどヒントがたくさんあるので、考察がはかどる映画なのではないかと思います。
‐廣木監督は、どちらの意図で撮られましたか?
廣木隆一監督
私は、もうめちゃめちゃ純愛だと思って撮っていますから。愛や洗脳にはそれぞれ形があるものなので、その辺りのことを観客の皆さんに見ていただけると嬉しいですね。
W主演の2人が語る反響と作品の魅力
‐初日を迎えるにあたり、既に周囲からの反響は届いていますか?
長尾謙杜
まだ公開初日なので、見た感想はまだいただいていませんが、友人たちから「見に行くよ」というメッセージが来ています。先日、なにわ男子のメンバー7人でYouTubeの企画で一緒に観たのですが、メンバーも「どっちなんだろう」といった反応をしてくれました。
僕が出ている映画を皆で一緒に観るのが初めてだったので、嬉しかったですが、緊張して恥ずかしかったです。
‐メンバーが鑑賞した後、直後はどんな反応でしたか?
長尾謙杜
「うおっ」という反応でしたね。終わり方も独特なので、みんなそれぞれ(作品の内容を)噛みしめてくれているような感じはしました。
山田杏奈
宣伝でお邪魔したテレビの番組の方々や、インタビューに来てくださる方々から、「これってこういうことなんですか?でもあそこではこうでしたよね?」といった、熱を持った質問をたくさんもらいます。
この映画は、観客が周りの人に聞きたくなるような、考察を誘う作品なのかなと感じています。そうだとすれば、すごく嬉しいです。
初登壇組が語る一押しシーンと裏話
‐醍醐さん、中井さん、中川さん、上原さん、小林さん、井本さんは本日がこの作品において、初めての舞台挨拶ですが、映画をご覧になった直後の今、特に印象に残っている一押しのシーンを教えてください。
醍醐虎汰朗
僕らが演じた「いじめっ子役」のシーンで、「この学校で誰が一番偉いか教えてやるよ」というセリフが一押しです。本当に人生で二度と言うことはないだろうなと思うほど、刺激の強いセリフでした。
中井友望
私が一押しなのは、山田さん演じる景と屋上で最初に対峙するシーンです。安全面はもちろん配慮されていたと思いますが、屋上に登って歩くという経験がなかったので、最初は震えるくらい怖かったです。
山田さんは度胸が座っているなと思って見ていましたが、改めて映画を観て、あんな風に(危なげなく)歩けていたんだと驚きました。
中川翼
僕の一押しは、水に潜るシーンです。人生で初めての経験でした。緑豊かな水中で、「何か入ってきちゃったらどうしよう」と怖かったです。
浮いている場面はスタントの方が担当していますが、寄り(クローズアップ)のカットはすべて僕が演じました。かなり頑張って撮ったシーンなので、じっくり見て楽しんでいただけたらと思います。
上原あまね
私は、屋上で根津原君(醍醐)をバットで殴るシーンが一押しです。
アクション経験が少なかったので、アクション指導の方に、バットを振る角度やスピードを細かく教えていただきました。
実際に殴っているわけではないので、完成品を見るまでどう映るのか気になっていたのですが、醍醐さんの「殴られた」という受けの芝居と、スタッフさんのタイミング指導のおかげで、リアルなワンシーンができていたと実感できました。
小林桃子
私が一押しなのは、山田さん演じる景がテレビに映っていて、クラスメイトたちが聞いているシーンです。
テイクを重ねても鳥肌が止まらなくて、毎回違うところで感動して、涙が出そうになりました。鳥肌が立つポイントが毎回違うのは、初めは景のメッセージがダイレクトに伝わってくる部分でしたが、だんだん表情や言葉から、より想像が膨らんでいったからです。
井本彩花
私も小林さんと同じく、景のスピーチのシーンです。私の役(大関華)は、景の洗脳を受けず、全体を俯瞰しているような役だったのですが、試写で映画を観た後、「景ちゃん、こんな怖い顔をしていたんだ」と思って驚きました。
ちなみに、上原さんとは高校が同じで、席もずっと隣だったので、撮影は高校時代を懐かしむような感じで楽しかったです(笑)
‐廣木監督は、こういった学生役の皆さんの演出はいかがでしたか?
廣木隆一監督
(若手キャストの皆さんからは)もう全部教えられるというか、すごい勉強になりました。「今の20代はこんなことするんだね」というのを逆に教えられて、それを(演出に)反映させているように思います。
「最もピュアで刺激的」なエピソード
‐本作のキャッチコピーにちなんで、最近、誰かの「まさか自分のためにしてくれたの!?」と驚くような“ピュア”なこと、もしくは“刺激的”な出来事があれば教えてください。
長尾謙杜(ピュアなエピソード)
先日、仕事が終わるのが遅い時間帯だったのですが、マネージャーさんと二人でお腹が空いたねということで、ふらっと歩いて入れそうな町中華に入りました。
その時、マネージャーさんがその町中華に連れて行ってもらえただけで、「餃子がめっちゃ美味いです!」と大喜びして、写真を撮ってたんです。
町中華で、餃子でこんなにも喜んでくれるんだと嬉しくなり、僕も餃子でテンションが上がるくらいピュアでいたいなと思いました(笑)
山田杏奈(ピュアなエピソード)
最近の話ではないのですが、小さい頃に思っていたピュアな話です。
地元が埼玉で、あまり都会ではないのですが、少し都会の方に行くと、赤と白の鉄骨の送電塔が何本か立っているのを見て、ずっと東京タワーだと思っていました。意外と小さいんだな、そういうものかと思っていました(笑)
長尾謙杜
えっ?僕も東京タワーのことを通天閣だと思ってました(笑)
山田杏奈
一緒!一緒!嬉しい!
‐でも送電塔っていくつもあるじゃないですか。それについはどう思っていたんですか?
山田杏奈
なんかあまり分かってなかったし、意外とちっちゃいんだなと思って。そういうもんなのかって思ってました(笑)
‐それが本当の東京タワーが存在するって気づいたのはいつ頃なんですか?
山田杏奈
えぇ、いつだろう?
‐長尾さんは東京タワーが通天閣じゃないと気づいたのはいつですか?
長尾謙杜
いつだったかな・・・なんか年を重ねるうちに勝手に気づいていったかもしれないですね。
あ、今自分がピュアだなと思ったのは、僕、上京して5年ぐらい経つんですけど、まだ東京タワーを見たら写真を撮ってます(笑)すげー恥ずかしいけど(笑)
‐意外といるんじゃないですか。(客席に向かって)東京タワーを見たら写真を撮る方はいます?
(何人かが挙手)
長尾謙杜
一緒ですね!今度一緒に撮りに行きましょう!
‐(客席に向かって)送電線を東京タワーと思っていた人はどれぐらいいます?
(何人かが挙手)
醍醐虎汰朗
うっそー!?皆さん、絶対合わせましたよ!(笑)
クロージングメッセージ
‐最後に、本日ご覧いただいた方、そしてこれからご覧いただく方に向けて、山田さんと長尾さんからメッセージをお願いします。
山田杏奈
本日はお越しいただき本当にありがとうございます。この舞台挨拶で皆さんの意見が分かれたように、様々な角度で受け取っていただける作品になっていると思います。宮嶺と景の真実の愛もあり、見る人によって解釈が全く違うと思うので、それが広がっていくのがすごく楽しみです。
長尾謙杜
本日お越しいただき、本当にありがとうございました。先ほど「洗脳か純愛か」という話がありましたが、皆さんが思う「ピュア」というものと、この映画の中の「ピュア」というものはまた違っているかもしれません。
その発見や驚きが、この映画にはたくさん詰め込まれていると思います。
ぜひこの映画を観て、“恋に至る病”にかかってください。この映画も、そして私たちも引き続きよろしくお願いいたします。
舞台挨拶の最後に、長尾と山田の掛け声に合わせて、観客や登壇者が一緒に「恋に至る病!」、「大ヒットを!」と声を出し、舞台挨拶は終了した。
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[写真・記事:三平准太郎]
映画『恋に至る病』
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