大原櫻子×八嶋智人×小泉今日子「ミネオラ・ツインズ」公演日程決定
2022年シス・カンパニー第1弾公演「ミネオラ・ツインズ」の日程が決定。日本初上陸のピュリッツァー賞作家ポーラ・ヴォーゲルの快作を、大原櫻子、八嶋智人、小泉今日子らが演じる。
本作は、1950年代から1980年代の激動の時代に、女性たちが何を考え、何を体験してきたかを、痛烈な風刺を込めて描いたダークコメディ。
主人公は、ニューヨーク郊外の小さな町ミネオラで生まれ育った、一卵性双生児の姉妹マーナとマイラ。 タイトル通り「ミネオラ育ちの双子姉妹」の物語。
見かけは全く同じでも、性格は正反対の双子姉妹マーナとマイラ。かなり過激で、ちょっとキワドイ運命の姉妹が、激動の歴史を駆け抜け、壮絶バトルを繰り広げる。
本作で、作者ポーラ・ヴォーゲルは、この運命の双生児姉妹を、一人の女優が、カツラと衣装を目まぐるしく変えながら演じ分けるよう、戯曲冒頭に指定した。そして、「常にホルモンの影響による興奮状態で演じて欲しい」とも。
その難題に、芝居と音楽の両分野を自在に行き来し、観客を魅了する大原櫻子が果敢に挑む。そして、この姉妹の狂乱の渦には、八嶋智人と小泉今日子も参戦。俊英・藤田俊太郎の演出の下、観客を「禁断の別世界」へと誘う。
シス・カンパニー公演 『ミネオラ・ツインズ』
~六場、、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~
STORY
舞台は、ニューヨーク郊外の小さな町ミネオラ。一卵性双生児マーナとマイラ姉妹(大原櫻子)は、全く同じ容貌でありながら性格は全く似ても似つかず、お互いを遠ざけながら生きてきた。
始まりは1950年代。核戦争の恐怖が日常生活にも蔓延るアイゼンハワー政権下。
保守的な女子高生マーナは、結婚こそが輝かしいゴールだと、すでにジムと婚約中。
一方のマイラと言えば、世間の常識なんかクソくらえ!の反逆児。男の子たちとも“発展的”交際を広げている。
そんな悪評が耳に入る度、お堅いマーナのストレスは爆発寸前!
ある時、素行の悪いマイラを諭そうと、マーナに頼まれて婚約者ジムがマイラの元へと向かったのだが・・・。
そして、時代は、1969年、ベトナム戦争の泥沼にあえぐニクソン政権下から、1989年、パパ・ブッシュ政権下の世の中へと移り行き・・・。
ジェンダー、セクシュアリティ、人種、格差・・・
時代と価値観の変遷の中で、真逆の道を歩んできた双子姉妹が見る夢は?
2人の人生が交錯することはあるのだろうか?
作:ポーラ・ヴォーゲル
演出:藤田俊太郎
翻訳:徐賀世子
出演:大原櫻子 八嶋智人 小泉今日子 王下貴司 斉藤悠
公演日程:2022年1月7日(金)~1月31日(月)予定
会場:スパイラルホール (東京・青山)
一般前売開始日:2021年11月6日(土)午前10:00~予定
公演日程表:2022年1月7日(金) ~1月31日(月) スパイラルホール (開場は開演の45分前)
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。