• HOME
  • News
  • 映画
  • 市川染五郎×杉咲花、1年延期を経ての劇場公開に喜びの鏡開き。『サイダーのように言葉が湧き上がる』初日舞台挨拶
サイダーのように言葉が湧き上がる

市川染五郎×杉咲花、1年延期を経ての劇場公開に喜びの鏡開き。『サイダーのように言葉が湧き上がる』初日舞台挨拶

2021年7月22日、新宿ピカデリーにて、劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』の初日舞台挨拶が行われ、市川染五郎、杉咲花、イシグロキョウヘイ監督が登壇。コロナ禍により1年以上延びた劇場公開の喜びを語ると共に、公開を祝っての鏡開きを行った。
本作は、コミュニケーションが苦手な俳句少年チェリーを初映画・初声優・初主演となった歌舞伎界の新星・市川染五郎、見た目を気にしてマスクが手放せない人気動画主・スマイルを若手随⼀の確かな表現力で高い評価を得る杉咲花が演じる。
音楽センスと繊細な感情描写に定評のあるイシグロキョウヘイ監督の描く、地方都市の少年少女たちの日常を鮮やかに彩る青春ラブグラフィティ。

舞台挨拶レポート

■トークノーカット動画

YouTube player

■1年以上の延期を経て。

サイダーのように言葉が湧き上がる

-二度の公開日程延期を受けて本日ようやく公開ということで、率直な気持ちからお聞かせください。

市川染五郎(チェリー 役)
本来は昨年の5月15日に公開されるはずだったものが2回も延期になり、とても残念な思いと悔しい思いとあったんですけれども、何とか今日のこの日を迎えられて率直に嬉しいという気持ちでいっぱいです。

サイダーのように言葉が湧き上がる

市川染五郎

杉咲花(スマイル 役)
1年以上公開が延びてしまって、私もいつお客様のもとに無事に届くのだろうかと思っていましたが、今日こうしてこの日を無事に迎えることができて、しかもこの映画にピッタリの夏の季節に公開になることもすごく嬉しいです。

サイダーのように言葉が湧き上がる

杉咲花

イシグロキョウヘイ監督
今、2人からもお話ありましたが、1年以上の延期となりましたが、僕は怪我の功名だと考えております。
元々は昨年の5月公開予定でしたが、延びた結果、7月22日の今日、夏休みの始めの日に公開となり、作品の舞台に完全に合った形で迎えられたこの日だと僕はポジティブに捉えております。

サイダーのように言葉が湧き上がる

イシグロキョウヘイ監督

■演じたキャラクターへの思い

-演じられたキャラクターへの思いを教えてください。

市川染五郎
チェリーはとても人見知りで、自分の気持ちをうまく言葉にできない。でも、唯一自分の気持ちを表現できるのが俳句っていう、そういう少年です。
僕自身も人見知りな所があって、チェリーと僕とは似ているところがたくさんあると思いました。僕へのあて書きでもないのに、ここまで似ている役をやらせていただくというのは、何か縁を感じます。
歌舞伎も七五調のセリフがあって、そこは俳句とも似ています。そこも通じるものがあるのかなと思いました。

サイダーのように言葉が湧き上がる

杉咲花
スマイルはコンプレックスがありながらもとってもポジティブに前向きに進んでいく女の子で、彼女がいるだけでパッと明るくなるような空気をまとった人で、個人的にはすごく好きなキャラクターです。

-アフレコの収録をされた時には、今のコロナのコの字もなかったわけですが、偶然にもマスクをしている女の子が主人公ですね。

杉咲花
たしかに、期せずしてこういう形になりましたね。

サイダーのように言葉が湧き上がる

■今では考えられないアフレコ現場

-本作では、サブキャラクターに、山寺宏⼀さんや花江夏樹さんなど、豪華な声優さんが揃ってますけども、その方々の演技を間近でご覧になっていかがでしたか?

イシグロキョウヘイ監督
今の御時世は、(コロナ感染対策で)バラバラに声の収録をしますが、この作品ではギリギリ皆が揃った形でアフレコができました。

市川染五郎
同じブースで一緒にアフレコできたのは貴重な経験でした。
特に、山寺宏⼀さんは、“フジヤマ”というおじいさん役でしたが、“トム”という猫の役もされていて、いろんな声をお持ちなんだと、間近で見て改めて驚きました。

サイダーのように言葉が湧き上がる

杉咲花
25人くらいが一緒にアフレコ収録をしている環境で、私もそういう場は初めての参加だったんですが、ご自身のセリフのタイミングで抜き足差し足
で足音がマイクに拾われないように、マイクの前に移動してセリフを話し、終わったらまた離れてという、声優の皆さんのプロフェッショナルな姿勢を間近で拝見することができて、感動しましたし、ご一緒できたことは貴重な体験となりました。

サイダーのように言葉が湧き上がる

■好きなシーン

-皆さんそれぞれの好きなシーンを教えてください。

市川染五郎
印象に残るシーンばかりですが、個人的に好きなのは一番最後のクライマックスシーンです。
自分も演じていて、チェリーを応援したくなるような、「チェリー、頑張れ!」言いながら観たくなるようなそういうシーンです。
チェリーが頑張って自分の感情をさらけ出すシーンで、この作品のタイトル通り、サイダーのようにスカッとするようなシーンでもあります。

杉咲花
スマイルがチェリーの声を「かわいいと思う」って言うシーンがあって、そこがすごく好きです。
相手のここが素敵だなって思ったところを素直に伝えられるスマイルも素敵ですし、きっとそういう風に褒められることって、チェリー自身も今まであんまり経験してこなかったからこそ、二人の関係性にとっても希望の感じられるシーンでもあって、すごく印象的なシーンです。

サイダーのように言葉が湧き上がる

イシグロキョウヘイ監督
チェリーとスマイルの2人に分けて言います。
まず、チェリーは染五郎くんが言ったとおり、クライマックスシーン。アフレコ当時は中学3年生で14歳。ちょうど声変わりが終わるかどうかという時で、その時の男の子にしか出せない声で全力でやってもらいました。
スマイルは、割れたレコードを直す長尺シーン。セリフは無いんですが、一生懸命作業していて、ポロっと落ちてしまうリアクションや、自分の不甲斐なさに打ちひしがれて泣いてしまうという一連を声のみで、ちゃんと絵に寄り添って杉咲さんがお芝居されているのを目の前で見ていて、感動しました。一発OKでしたし、さすがだなと思いました。

サイダーのように言葉が湧き上がる

■本作をひとことで表現すると?

市川染五郎
ただの青春ストーリーではなく、深い物語があること。そして、俳句を通して、日本語の美しさを感じられるのが僕は好きです。

杉咲花
とっても眩しい作品だなって思います。映像がすごくカラフルでポップで、まさに今の季節のような、夏のカラッとしたきらめきがあります。
そして、チェリーとスマイルが、まっすぐにちょっとずつ進んでいく姿がとっても眩しい作品だなと思います。

サイダーのように言葉が湧き上がる

イシグロキョウヘイ監督
一言で表すとハッピーエンドです。
脚本の書き始めの時からこの作品は絶対にハッピーエンドで終わらせようっていう話をしていたんです。
音楽ネタにも絡んできますけど、細野晴臣さんが昔組んでいた「はっぴいえんど」という伝説的なバンドがありますけども、本作の物語のすべては、ハッピーエンドに集結するんだっていう思いで作りました。

■特製サイダー樽の鏡開き!

サイダーのように言葉が湧き上がる

■最後にメッセージ

市川染五郎
是非この『サイダーのように言葉が湧き上がる』で暑い夏を乗り切っていただければと思います。

サイダーのように言葉が湧き上がる

市川染五郎

杉咲花
人だったり、モノだったり、何かを大切に思う気持ちは、不安だったりのネガティブな思いを弾き飛ばしてしまうぐらい、すごく大きなパワーがあるんだなっていうことを、この映画を観ると改めて感じられるような気がしています。
すごく勇気をもらえる作品になっていると思いますが、皆様にとっての明日が今までよりちょっとでも楽しみになったら嬉しいなと思います。

サイダーのように言葉が湧き上がる

市川染五郎/杉咲花

イシグロキョウヘイ監督
昨年の3月に完成披露試写をやった時は、マスコミだけでお客さんを入れられませんでした。でも今日はこうして、多くのお客さんに集まって頂いて、本当に感慨ひとしおです。
これから世の中どうなるかは、もう僕たちは予測がなかなかつかない状態ではありますけど、自分で言うのもなんですが、この作品は爽やかになれますので、この暑い夏をこの映画のハッピーエンドを観て、爽やかなでポジティブな気持ちになっていただき、明日も頑張っていただければと思っております。

サイダーのように言葉が湧き上がる

サイダーのように言葉が湧き上がる

サイダーのように言葉が湧き上がる

■フォトギャラリー

[写真:金田一元/動画・記事:桜小路順]

劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』

2020 年代、そのはじまりを告げる初夏――
サイダーのように甘く弾ける、少年少⼥たちの青春グラフィティ。

INTRODUCTION
人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年と、コンプレックスを隠すマスク少女。何の変哲もない郊外のショッピングモールを舞台に出逢ったふたりが、言葉と⾳楽で距離を縮めていく、ボーイ・ミーツ・ガール Story。
監督を務めたのは、「四月は君の嘘」、「クジラの子らは砂上に歌う」などを手掛け、繊細で叙情的な演出に定評のあるアニメーション監督・イシグロキョウヘイ。バンドで活動した経歴を持ち、音楽にも造詣が深い彼が、言葉×音楽をキーワードに、少年少女の「ひと夏の青春」を描いたオリジナルアニメとなっている。
主人公であるチェリー役には、初映画、初声優、初主演となる歌舞伎界の超新星・⼋代目 市川染五郎を起用。
⼀方、ヒロインのスマイル役は、若手随⼀の確かな表現力で高い評価を受ける杉咲花が担当。フレッシュな競演が「ひと夏のできごと」を輝かせる。
音楽制作を務めるのは、「マクロス」シリーズをはじめ、アニメーションの劇伴やアニソン制作において第⼀線を走り続ける音楽レーベルフライングドッグ。同社の10周年記念作品ともなる本作は、『映画 聲の形』などの劇伴制作で知られる牛尾憲輔が担当。さらに主題歌や挿入歌にも豪華アーティストの参加が決定している。

STORY
17回目の夏、地方都市̶̶。
コミュニケーションが苦手で、俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルが、ショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。
ある日ふたりは、バイト先で出会った老人・フジヤマが失くしてしまった想い出のレコードを探しまわる理由にふれる。
ふたりはそれを自分たちで見つけようと決意。フジヤマの願いを叶えるため⼀緒にレコードを探すうちに、チェリーとスマイルの距離は急速に縮まっていく。
だが、ある出来事をきっかけに、ふたりの想いはすれ違って̶̶。
物語のクライマックス、チェリーのまっすぐで爆発的なメッセージは心の奥深くまで届き、あざやかな閃光となってひと夏の想い出に記憶される。
アニメ史に残る最もエモーショナルなラストシーンに、あなたの感情が湧き上がる!

【CAST】 
市川染五郎 杉咲花
潘 めぐみ 花江夏樹 梅原裕⼀郎 中島愛 諸星すみれ
神⾕浩史 坂本真綾 ⼭寺宏⼀
【STAFF】
原作:フライングドッグ
監督:イシグロキョウヘイ
脚本:佐藤大
キャラクターデザイン:愛敬由紀子
音楽:牛尾憲輔
劇中歌:「YAMAZAKURA」大貫妙子
主題歌:「サイダーのように言葉が湧き上がる」never young beach
アニメーション制作:シグナル・エムディ×サブリメイション
製作:『サイダーのように言葉が湧き上がる』製作委員会
配給:松竹
©2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
公式HP:cider-kotoba.jp
公式Twitter:@CiderKotoba

絶賛公開中

サイダーのように言葉が湧き上がる

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA