杉咲花「小学生の時に見ていた景色を思い出した」と大興奮!劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公開直前イベント
2022年10月16日、杉並区立第二小学校にて、劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公開直前イベントが行われ、主人公・沢渡悠真の声を演じた杉咲花、黒川智之監督が登壇。杉並区立第二小学校は、悠真たちが通う小学校の舞台となった。なお、同校校舎および試写会が行われた体育館は、2024年に建てかえのため、取り壊されることが決まっており、在りし日の姿が作品という形で残されることになった。
イベントレポート
■トークノーカット動画レポート
動画には記事には書ききれなかったすべてのトーク、そして小学校校舎内映像を含みます。また、動画概要欄には、見どころ頭出しチャプタータイムを記載しています。
■テキストレポート
この日映画を鑑賞した観客には同校の在校生や卒業生、物語の舞台である阿佐ヶ谷在住者も多数。しかも同校校舎および試写会が行われた体育館は2024年に建てかえのため、取り壊されることが決まっており、在りし日の姿が作品という形で残されることになった。
そんな物語の舞台の一つになった場所での特別試写会実施に杉咲は「劇中の舞台になっている場所にお邪魔させていただく経験はなかなかないこと。先ほど(劇中に出てくる)下駄箱にも行って来て悠真としての時間を過ごせた気がしてワクワクしました。小学校に来られる機会はあまりないので、思わずニコニコする時間だなと思いました」とレア体験に笑顔。
自身の小学生時代も思い出したようで「想像以上に下駄箱が小さくて、小学生時代の身長や当時見ていた世界を思い出して “はあ~”となった。待機場所としてお借りした音楽室も懐かしい空間。普段あんなに楽器が置いてある場所に行くこともないので、エモーショナルな気持ちになりました」と懐かしんでいた。
黒川監督は「地元の皆様や在校生が体育館という馴染みのある場所で映画を観るのは特別なことなので、この作品でその機会に恵まれたのは光栄なことです」と喜び。制作開始前の2020年頃にロケハンで同校を訪れたそうで「校庭も工事が始まる前で、その際に撮った写真を資料としてアニメ制作に活かしました。学校に対する自分のイメージと実際のスケールが違っていて、ロケハンは面白く良い経験になりました」と関係各所に感謝していた。
同校在校生たちは先んじて本作を鑑賞しており、ナナコ人気も高かったという。スクリーン上には在校生が描いたイラストなどが投影された。
ナナコ役の悠木碧と同日にアフレコ収録に臨んだという杉咲は「繊細で温かみのあるナナコの声に自分の気持ちを引っ張りだしてもらいながら、とても尊い時間を過ごさせていただきました」と回想。ちなみに実際に自宅にナナコがいたら「ナナコは離れていても繋がれる存在なので、テレビの録画などを忘れたときにナナコに頼みたい!」と素朴すぎる妄想で笑いを誘っていた。
観客とのQ&Aも実施。杉咲は小学校時代の様子を聞かれると「活発でしたね。休み時間になると男の子たちと⿐血を出しながらドッジボールをしていました。竹馬と鉄棒にもハマっていて、竹馬は一番高くして歩いたり、鉄棒では足かft回りをしてひたすら回ったりしていました」と意外にワンパク。夢を叶える秘訣については「何がしたいのかを家族や周りの人に話すこと。そして行動を起こすこと。やってみたいという思いは周りの人と共有するようにしていました」と有言実行の重要性を説いていた。
楽しい交流時間もあっという間に終了。劇場公開を目前に控えて杉咲は「宇宙との繋がりを感じられるとても夢のある物語。悠真とナナコが大切なものを信じて一歩一歩進んでいく姿は現実的で、SFとのバランスが魅力的です。私はこの作品を通して自分の大切な存在を想ったり、抱きしめたい気持ちになったりしたので、皆さんにも同じような気持ちになっていただftたら嬉しいです」と期待。黒川監督は「今週の10月21日の金曜日から映画館でも上映されるので、友人やご家族を連れて映画館という環境でもう一度観ていただければと思います」とさらなる広がりを祈願していた。
尚、公開日翌日の10月22日(土)には、杉咲花(沢渡悠真役)、黒川智之監督、そして宇宙飛行士・毛利衛による公開記念舞台挨拶も予定されている。
劇場アニメ『ぼくらのよあけ』
INTRODUCTION
講談社「月刊アフタヌーン」で連載された傑作 SF ジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」(原作:今井哲也)が、この秋、ついに劇場アニメ化!
STORY
「頼みがある。私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか?」
西暦 2049 年、夏。阿佐ヶ谷団地に住んでいる小学 4 年生の沢渡悠真は、間もなく地球に大接近するという“SHⅢ・アールヴィル彗星”に夢中になっていた。
そんな時、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされた。
「二月の黎明号」と名乗る宇宙から来たその存在は、2022 年に地球に降下した際、大気圏突入時のトラブルで故障、悠真たちが住む団地の1棟に擬態して休眠していたという。その夏、子どもたちの極秘ミッションが始まった―
キャスト:
杉咲 花(沢渡悠真役)
悠木 碧(ナナコ役)
藤原夏海(岸 真悟役)
岡本信彦(田所銀之介役)
水瀬いのり(河合花香役)
戸松 遥(岸 わこ役)
花澤香菜(沢渡はるか役)
細谷佳正(沢渡 遼役)
津田健次郎(河合義達役)
朴 璐美(二月の黎明号役)
ほか
原作:今井哲也 「ぼくらのよあけ」(講談社「月刊アフタヌーン」刊)
監督:黒川智之
脚本:佐藤大
アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザイン:pomodorosa
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:吉田隆彦
主題歌:三浦大知「いつしか」
音楽:横山克
アニメーション制作:ゼロジー
配給:ギャガ/エイベックス・ピクチャーズ
(C)今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会
公式サイト:bokuranoyoake.com
公式Twitter:@bokura_no_yoake
特報第二弾
2022年10月21日(金)全国公開
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