大貫妙子書き下ろし曲で綴るPV解禁&本編映像20分解禁のスペシャル特番放送決定。『サイダーのように言葉が湧き上がる』
市川染五郎×杉咲花、オリジナル劇場アニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』(7/22公開)より、主題歌を担当したnever young beachに続き、大貫妙子が書き下ろした劇中歌「YAMAZAKURA」を本編映像で綴ったスペシャルPV第二弾が到着した。また、公開を前にスペシャル特番の放送も決定。
大貫妙子書き下ろしの劇中歌「YAMAZAKURA」スペシャルPV公開
もともと学生時代からファンだった大貫妙子の「春の手紙」(93 年発売)を聴きながら『サイダーのように言葉が湧き上がる』の終盤のシナリオや絵コンテを書いていたというイシグロ監督。
いざ制作も最終段階、音楽を発注するとなったときにダメもとで「大貫さんにお願いしたい」と希望を伝えてみたところ、なんと新曲書き下ろしでご本人が歌うという最高の形が実現することとなった。
大貫へのオーダーする際には、本編には出てこないキャラクターの裏設定(ラフプロット)なども伝えたという。大貫はそれを丁寧に拾いあげて曲を完成し、さらに「これはあなたのことじゃない?」とイシグロ監督に言ったそうだ。「びっくりした、でも確かにそうだった」と語るイシグロ監督。
ミュージシャンを目ざしながらも諦めたフジヤマ⽼人とイシグロ監督の心情がつながり「フジヤマ、そしてさくらの物語でもあり、そして自分の物語でもあることに気づいたことで、さらにこの物語が愛おしくなった」そうだ。
フジヤマ⽼人のなくしてしまったレコードの思い出の曲で、チェリーやスマイルも必死に探していた曲だ。劇中では「藤山さくら」の曲として登場する、いわゆるキャラクターソング的な立ち位置とも言える。さくら目線で書かれたこの「YAMAZAKURA」は若きフジヤマ⽼人との恋の記憶を歌詞としながらも、それはチェリーとスマイルの現在進行形の恋模様と重なっていく。
今回公開となるPVでは、フジヤマとさくら、チェリーとスマイルがオーバーラップし、恋愛の喜びや葛藤、相手を大切に思う気持ちや気持ちを伝えたいという強い感情は、いつの時代も変わらない、世代を超えた普遍的なものであることを感じさせる。それだけではなく、青春期のこの感情は、⼀生の宝物であるということも。大貫妙子の深く包み込む様な歌声が、全ての世代の人々の心に染み入る。
『サイダーのように言葉が湧き上がる』スペシャルPV
サイコトちゃんねる(該当回:#28)
公開を前に、キャスト・監督出演のスペシャル特番放送決定
映画の公開を記念して、TOKYO MXほかにて、スペシャル特番の放送が決定した。
「自分と似ている部分がたくさんあって、すごく大好きな役になりました」と語るチェリー役・市川染五郎、「すごくポジティブな女の子なので、私自身もすごくパワーをもらった気がします」と語るスマイル役・杉咲花、そして「ポジティブなメッセージをお客様に受け取って欲しい」と語るイシグロキョウヘイ監督が登場する。
主題歌を担当した never young beach について「もともと never young beach が好きで聴いていて、こんな形でご⼀緒できるのがすごく嬉しい」(杉咲)、最も印象に残ったキャラクターについて「キャラクターというか・・・山寺(宏⼀)さん。まさか猫も演じるんだ・・・」(染五郎)と話すなど、この番組だけの 3 人のリラックストークも必見。
そしてなんと映画本編より冒頭19分52秒を特別先行公開。シティポップの色彩に彩られ、アニメーション表現ならではの静とダイナミックな動が楽しめるチェリーとスマイルの出会いのシーン。公開への期待が高まる特番となっている。
【放送局&OA日】
・TOKYO MX
7月18日(日)25:05~25:35
7月19日(月)24:30~25:00<再放送>
・瀬戸内(西日本放送)
7月18日(日)27:05~27:35
・広島(広島テレビ)
7月21日(水)26:09~26:39
・静岡(静岡第⼀テレビ)
7月22日(木)26:04~26:34
・熊本(熊本県民テレビ)
7月22日(木)27:07~27:37
・宮城(宮城テレビ)
7月27日(火)26:30~27:00
※放送日時は予定のため予告なく変更する場合あり。
※お住まいの地域によって放送日が異なります。(⼀部地域を除く)
詳しくは各局のホームページまで。
劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』
2020 年代、そのはじまりを告げる初夏――
サイダーのように甘く弾ける、少年少⼥たちの青春グラフィティ。
INTRODUCTION
人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年と、コンプレックスを隠すマスク少女。何の変哲もない郊外のショッピングモールを舞台に出逢ったふたりが、言葉と⾳楽で距離を縮めていく、ボーイ・ミーツ・ガール Story。
監督を務めたのは、「四月は君の嘘」、「クジラの子らは砂上に歌う」などを手掛け、繊細で叙情的な演出に定評のあるアニメーション監督・イシグロキョウヘイ。バンドで活動した経歴を持ち、音楽にも造詣が深い彼が、言葉×音楽をキーワードに、少年少女の「ひと夏の青春」を描いたオリジナルアニメとなっている。
主人公であるチェリー役には、初映画、初声優、初主演となる歌舞伎界の超新星・⼋代目 市川染五郎を起用。
⼀方、ヒロインのスマイル役は、若手随⼀の確かな表現力で高い評価を受ける杉咲花が担当。フレッシュな競演が「ひと夏のできごと」を輝かせる。
音楽制作を務めるのは、「マクロス」シリーズをはじめ、アニメーションの劇伴やアニソン制作において第⼀線を走り続ける音楽レーベルフライングドッグ。同社の10周年記念作品ともなる本作は、『映画 聲の形』などの劇伴制作で知られる牛尾憲輔が担当。さらに主題歌や挿入歌にも豪華アーティストの参加が決定している。
STORY
17回目の夏、地方都市̶̶。
コミュニケーションが苦手で、俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルが、ショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。
ある日ふたりは、バイト先で出会った老人・フジヤマが失くしてしまった想い出のレコードを探しまわる理由にふれる。
ふたりはそれを自分たちで見つけようと決意。フジヤマの願いを叶えるため⼀緒にレコードを探すうちに、チェリーとスマイルの距離は急速に縮まっていく。
だが、ある出来事をきっかけに、ふたりの想いはすれ違って̶̶。
物語のクライマックス、チェリーのまっすぐで爆発的なメッセージは心の奥深くまで届き、あざやかな閃光となってひと夏の想い出に記憶される。
アニメ史に残る最もエモーショナルなラストシーンに、あなたの感情が湧き上がる!
【CAST】
市川染五郎 杉咲花
潘 めぐみ 花江夏樹 梅原裕⼀郎 中島愛 諸星すみれ
神⾕浩史 坂本真綾 ⼭寺宏⼀
【STAFF】
原作:フライングドッグ
監督:イシグロキョウヘイ
脚本:佐藤大
キャラクターデザイン:愛敬由紀子
音楽:牛尾憲輔
アニメーション制作:シグナル・エムディ×サブリメイション
製作:『サイダーのように言葉が湧き上がる』製作委員会
配給:松竹
©2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
公式HP:cider-kotoba.jp
公式Twitter:@CiderKotoba
2021年7月22日(祝・木)全国ロードショー!
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