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2021 NYAFF

ニューヨーク・アジアン映画祭ラインナップ作品発表(日本作品情報)

ニューヨーク・アジアン・フィルム・ファウンデーションとFilm at Lincoln Center (リンカーン・センター映画協会)は、第20回ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)を開催する。このハイブリッド開催では、NYAFFにとって、これまでで最多の映画ラインナップが用意し、2021年8月6日から22日まで、60本以上の映画を対面形式とバーチャル形式でニューヨークと全米の観客に届けられる。

日本からは、16作品の上映が予定されており、ワールドプレミア作品は、『シュシュシュの娘(こ)』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』の2作品。
日本作品のコンペティション部門(UNCAGED AWARD FOR BEST FEATURE FILM COMPETITION)へのノミネートは、小島央大監督の『JOINT』(国際プレミア、2021)。

日本映画と上映セクション

UNCAGED AWARD FOR BEST FEATURE FILM COMPETITION(コンペティション作品)

初監督または2度目の監督の情熱、ビジョン、そしてリスクを冒す意思を称える賞。

『JOINT』監督:小島央大(2021)/国際プレミア(対面+オンライン上映)

© 2021 “JOINT” Production Committee, Oudai Kojima

CROWD PLEASERS (楽しむ映画)

多くの人に楽しんでいただくための作品

『今日から俺は!!劇場版(From Today, It’s My Turn!!)』監督:福田雄一(2020)/ 全米プレミア(オンライン上映)

©2020 “From Today, It’s My Turn!!: The Movie” Film Partners

『私をくいとめて(Hold Me Back)』監督:大九明子(2020)/ 全米プレミア(オンライン上映)

©2020 ”Hold Me Back” Film Partners

『地獄の花園 喧嘩上等のOL世界(jigoku-no-hanazono: Office Royale)』監督:関和亮(2021)/ 全米プレミア(対面上映)

©2021 “Jigoku-No-Hanazono”Film Partners

『とんかつDJアゲ太郎(Tonkatsu DJ Agetaro)』監督:二宮健(2020)/ 全米プレミア(オンライン上映)

©2020 Yipiao,Yujiro Koyama/SHUEISHA, Tonkatsu-DJ Agetaro Film Partners

『先生、私の隣に座っていただけませんか?(Sensei, Would You Sit Beside Me?)』監督:堀江貴大(2021)/(ワールドプレミア)

© 2021 CULTURE ENTERTAINMENT CO.,LTD., HAPPINET PHANTOM STUDIOS CORPORATION, NIKKATSU CORPORATION, C&I ENTERTAINMENT INC.

GENRE MASTERS (ジャンルを革新する映画)

既成概念にとらわれない、革新的な作品

『ザ・ファブル 殺さない殺し屋(THE FABLE: The Killer Who Doesn’t Kill )』監督:江口カン(2021)/北米プレミア(対面上映)

ザ・ファブル 殺さない殺し屋

©2021 “THE FABLE: The Killer Who Doesn’t Kill” Film Partners

『孤狼の血 LEVEL2(Last of the Wolves)』監督:白石和彌(2021)/北米プレミア(対面上映)

©2021 LAST OF THE WOLVES Production Committee

BEYOND BORDERS (境界を越える映画)

異文化と向き合う物語を描いた作品

『アジアの天使(The Asian Angel)』監督:石井裕也(2021)/北米プレミア(対面上映)

© 2021 The Asian Angel Film Partners

FRONTLINES (看過しない映画)

疎外された地域の人々や、差し迫った問題を検証する作品

『シュシュシュの娘(こ)』監督:入江悠(2021)/ワールドプレミア(対面上映)

© Yu Irie & cogitoworks Ltd.

『由宇子の天秤(A Balance)』監督:春本雄二郎(2020)/北米プレミア(対面上映)

© “A BALANCE” FILM PARTNERS

STANDOUTS (今みたい映画)

プレミア・ステイタスにこだわれない作品

『BLUE ブルー(BLUE)』監督:吉田恵輔(2021)/全米プレミア(オンライン上映)

©2021 “BLUE” Film Partners

『すばらしき世界(Under the Open Sky)』監督:西川美和(2020)/ニューヨークプレミア(対面上映)

© Ryuzo Saki / 2021“Under the Open Sky” Production Committee

VANGUARDS (新しい日常の映画)

形式や慣習にとらわれない独創的な作品

『Junk Head』監督:堀貴秀(2021)/全米プレミア(対面上映)

©2021 YAMIKEN

『街の上で(Over the Town)』監督:今泉力哉(2021)/全米プレミア(オンライン上映)

© “Over the Town Film” Partners

『ゾッキ(Zokki)』監督:竹中直人、山田孝之、齊藤工(2021)/北米プレミア(オンライン上映)

©2020 “ZOKKI” Film Partners


今年のニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF 2021)は、スパイアクション『ベルリンファイル』、韓国最大のタブーに切り込んだアクションドラマ『ベテラン』で知られる、リュ・スンワン監督の緊迫したポリティカル・スリラー『ESCAPE FROM MOGADISHU モガディシュからの脱出(仮)』の国際プレミアで幕を開ける。
さらに、フルーツ・チャン監督の新作ホラーの傑作『COFFIN HOMES』を北米プレミア上映。そして、新たに、『アジアン・アメリカン・フォーカス』セレクションが創設される。
伝説的な映画監督であるアン・ホイ氏が、『Variety Star Asia Lifetime Achievement Award』を受賞。彼女の初期の代表作のひとつであり、40周年を迎えたチョウ・ユンファ主演の『獣たちの熱い夜 ある帰還兵の記録』と、マン・リムチョン監督が独特のホイを描いた洞察力に富んだ楽しい作品『映画をつづける』が上映される。

今年のUncaged Award for Best Feature Film Competitionノミネートには、多種多様で個性的な6作品を発表した。この賞は、初監督または2度目の監督にスポットライトを当て、彼らの情熱、ビジョン、そしてリスクを冒す意思を称える賞。作品は以下の通り。
『Anima』(Cao Jinling、中国)
『City Of Lost Things』(Yee Chih-yen、台湾)
『Hand Rolled Cigarette』(Chan Kin Long、香港)
『Joint』(小島央大、日本)
『Ten Months』(Namkoong Sun、韓国)
『Tiong Bahru Social Club』(Tan Bee Thiam、シンガポール)

『Uncaged Award』の審査委員は、アジアとアメリカの架け橋となる映画ビジネス界の著名人で構成されている。今年は、マイケル・ローゼンバーグ(Film Movement社 社長)、エヴァン・ジャクソン・レオン (『リンサニティ』、『スネークヘッド』監督)、ジャニス・チュア(Imagine Entertainment & Television社 国際開発・制作担当 副社長)の3名。

ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)
ニューヨーク・アジアン映画祭は、米国の主要な映画祭の一つとして、アジアの特色ある映画を毎年紹介している。2020年は、オンラインでの開催となったが、2021年の開催では、60作品以上のアジア色を色濃く映す映画が上映される。
会場は、マンハッタンのリンカーンセンター、SVA劇場での対面形式ととともに、約半数がリンカーンセンターのバーチャル・システムでの上映。

NYAFF開催期間
会期:2021年8月6日から22日まで
会場:マンハッタン リンカーン・センターおよび SVA劇場ほか

2021 NYAFF

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