A LIGHT UN LIGHT

アンリアレイジ 光の展覧会。サカナクション山口一郎もコラボ

光でファッションを変えた「アンリアレイジ」を紐解く展覧会「A LIGHT UN LIGHT」が11月9日より池袋パルコにて開催されている。
真鍋大度らが率いるライゾマティクスリサーチと、サカナクションの山口一郎も参加。
「アンリアレイジ」は、「服を通じて、日常(A REAL)と非日常(UN REAL)への気づきを同時に喚起する」というテーマに取り組んできたファッションブランドである。
本展覧会は、 “光”をテーマに“パリ以降”のアンリアレイジの4つのコレクション「SHADOW」「LIGHT」「REFLECT」、そして最新の「POWER」が展示され、バイノーラル録音されたサカナクション・山口一郎のサウンドも鑑賞できる。

「光を跳ね返す服/REFLECTOR DRESS」と題された展示では、入射した光を正確に光源の方向に跳ね返す「再帰性反射」を用いた衣服が。肉眼では真っ白な衣服だが、ストロボなどの光をあてると、一瞬にして色や柄が反射により映し出される。

A LIGHT UN LIGHT

肉眼で見ると真っ白な衣服が・・・/「光を跳ね返す服/REFLECTOR DRESS」

A LIGHT UN LIGHT

ストロボの光をあてると鮮やかな柄が浮き上がる。/「光を跳ね返す服/REFLECTOR DRESS」

 

また、光に反応して発色する機能を持つ「フォトクロミック色素」を用いて染色した白衣のドクターコートでは、屋内では真っ白な白衣が、太陽光や紫外線にあたった瞬間に真っ黒に色変化を起こす。

暗い館内の中で、まさしく「影」「光」「反射」をテーマにした全く新しいファッションの実験的世界が繰り広げられる。
また、最新の「POWER」展示では、「力」を加えることによって起こる“何か”を、見て・体験することができる。

バイノーラル体験ブースでは、BOSEのヘッドフォンを装着し、本展覧会のテーマ映像を観ながら、サカナクション・山口一郎がディレクションしたサウンドを体感できる。
“バイノーラル録音”とは、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現できる特殊な録音方式のこと。EDMなビートが効いたサウンドが頭の中を360度駆け回る不思議な体験ができるもの。

そんな展覧会は、11月26日(日)まで、パルコミュージアムにて開催。
東京・池袋のあとは、2018年にロサンゼルスでの開催も決定、その後も世界各都市への巡回が予定されている。

A LIGHT UN LIGHT

『A LIGHT UN LIGHT』
会場:パルコミュージアム 池袋パルコ・本館7F
期間:2017/11/09 (木) -2017/11/26 (日)
           10:00~21:00
          ※最終日は18:00閉場/入場は閉場の30分前まで
入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料
サイト:パルコミュージアムアンリアレイジ
★ <PARCOカード・クラスS>会員は入場無料
<PARCOカード>会員は入場料半額
※ご本人様に限ります。 ※他割引サービスとの併用不可。
主催:パルコ
企画制作:亜洲中西屋/アンリアレイジ/パルコ
インタラクションデザイン:ライゾマティクスリサーチ
サウンドディレクション:山口一郎(sakanaction/NF)/青山翔太郎(NF)
アートディレクション:武藤将也(NO DESIGN)
協力:ジールアソシエイツ

【関連書籍“A LIGHT UN LIGHT”】
著者:アンリアレイジ 写真:奥山由之
パルコミュージアムで先行販売中。

山口一郎(サカナクション) | Ichiro Yamaguchi(sakanaction)

ライゾマティクスリサーチ。Perfumeなどの舞台演出を手がける真鍋大度らが率いる。技術と表現の新しい可能性を探求し、メディアアート、データアートの研究に取り組む。

森永邦彦 | Kunihiko Morinaga。アンリアレイジ デザイナー

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