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チョコレートドーナツ

スタッフのコロナ感染で延期となっていた東山紀之主演舞台『チョコレートドーナツ』が初日開幕

公演関係者が新型コロナウイルスに感染したため、7日(月)~19日(土)までの公演を中止し、開幕が延期となっていたPARCO劇場オープニング・シリーズ『チョコレートドーナツ』が、仕切り直し、12月20日(日)に初日を迎えた。

今回、開幕に踏み切った経緯については下記ページ(パルコ劇場ブログ内)に詳細が書かれており、これによると、コロナ感染した公演関係者以外の公演関係者に濃厚接触者がいないと判断できたこと、残りの公演関係者の健康チェックとPCR検査を実施し、全員の陰性が確認できたとなっている。
https://stage.parco.jp/blog/detail/2499/

開演前に先立ち、来場客にお礼を言うために挨拶に立った演出の宮本亜門は、初日が延期なってからの今日まで、キャスト・スタッフが混沌としていたが、この状況の中でも劇場に足を運んでくださるお客様いるということを、唯一の希望にして頑張ってきたと話した。また、療養中の二人は回復に向かっていることも伝えられた。
カーテンコールは始めから総立ち。会場が割れんばかりの拍手が鳴りやまず、東山紀之、谷原章介をはじめとする出演者は、客席に向けて深々とおじぎをした後、笑顔で手を振り、観客へ感謝を伝えた。

■12/19(土)ゲネプロカット

コメント(12/20(日)14時開演の初日公演を終えて)

●宮本亞門(演出)
こんなに観客の皆様と舞台が一つになった初日は、はじめてです。カーテンコールの熱い拍手はボクの人生でも聞いたことがなく「世界の誰もが幸せになるべきだ」というメッセージが皆様に伝わったのだと思います。
正に、このコロナ禍で「分断」を越えた感動が劇場に充ち溢れる、最高に幸せな時間でした。特にマルコ役を演じた丹下開登君の芝居にはノックアウト、凄い役者がまた1人生まれました。東山紀之さんもルディ役が乗り移り見事としかいいようがない!2人は愛おしすぎる親子でした。明日の永君もきっと素晴らしい演技を見せてくれると思います。このカンパニー全員が一丸となって作った愛情溢れる舞台を、ぜひ世界中の人に観てもらいたいと、心から思った初日でした。

●東山紀之
これまで経験した初日とは全く違った想いがありました。世界がコロナで変わってしまった今、僕らつくる側だけでなく、お客様の「エンターテインメントの灯を絶やしちゃいけない」という想いも強く感じられました。初日というのは人の心に灯をともすような感じがします。これが大きな灯になって聖火のようになってくれるといいと思います。オリンピックにつながるように。

●谷原章介
無事に初日を迎えられてホッとしたと同時に、僕たちが積み重ねてきたことが、きちんとお客様に届いて嬉しかったです。まだ、カンパニーの中で復帰していないメンバーもおりますが、早く全員一丸となって少しでも楽しいステージを届けられるよう頑張りたいと思います。

チョコレートドーナツ

谷原章介/高橋永/東山紀之/丹下開登/宮本亞門

[撮影:引地信彦]


舞台は1979年のウェスト・ハリウッド。
ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子供を育てたという実話に着想を得て製作された映画「チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)」は、社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描いている。
日本でも広く支持を得たこの映画を、世界で初めて、東山紀之主演、宮本亞門演出で舞台化された。
東山紀之が演じるのは、シンガーを夢見ながら、ショーパブの口パク・ダンサーとして日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活の中、ルディの人生は、運命の人ポール、隣室のダウン症のある少年マルコと出逢うことで変わっていく。映画ではトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じたこの主人公に、東山紀之がその魅惑のダンス、唄、演技で挑む。
そしてルディと共に少年マルコを育てようと、世間と闘う検察官ポールを演じるのは谷原章介。ゲイのカップルであるルディとポールが悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かっていく様は心を打つ。またダウン症のある少年マルコ役として、実際にダウン症のある高橋永と丹下開登がダブルキャストで出演、高畑淳子ほか多彩な俳優陣がが共演する。

70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を感動的に謳い上げるヒューマンドラマ「チョコレートドーナツ」。宮本亞門がタクトを振る舞台世界初演となった。

PARCO劇場オープニング・シリーズ「チョコレートドーナツ」

■ストーリー
1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーパブのダンサーとして生活の糧を得るルディ。
正義を求めながらも、ゲイであることを隠して生きる地方検事のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症のある少年マルコ。街の片隅で3人は出会った。
マルコの母親が薬物所持で逮捕されるのをきっかけに、“いとこ”同士と偽り、生活環境の整っているポールの家で共に暮らし始める。まるで本当の両親のように、二人はマルコを愛し、大切に育てた。
3人で暮らし始めてしばらく経ったある日、ポールの上司に誘われたハロウィンパーティで、ポールとルディがゲイのカップルであることが周囲に知られてしまう。二人の関係を偽ったことが原因で、マルコは家庭局に連れて行かれ、ポールは仕事を解雇されてしまう。
絶望する二人。しかし、「今こそ、法律で世界を変えるチャンス」というルディの言葉を聞き、ポールは正義で世界を変えたい、と法を学んでいた頃の情熱を取り戻す。そして、差別と偏見で奪われたマルコを取り戻すために裁判に挑むことを決心するが・・・

■公演日程
12月20日(日)~12月30日(水)@PARCO劇場
他、地方公演:2021年1月~ 長野、仙台、大阪、愛知

原作:トラヴィス・ファイン(トラヴィス・ファイン監督『チョコレートドーナツ』より)
翻案・脚本:谷賢一 訳詞:及川眠子 演出:宮本亞門
出演:
東山紀之
谷原章介
堀部圭亮 八十田勇一 大西多摩恵 下総源太朗
まりゑ エミ・エレオノーラ 矢野デイビット
高橋永/丹下開登(ダブルキャスト)
穴沢裕介 佐々木崇 高木勇次朗 シュート・チェン 米澤拓真
モロ師岡 高畑淳子

■チケット前売り開始:2020年10月25日(日)
■お問合せ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)
https://stage.parco.jp
企画・製作:パルコ

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