Vシネ帝王・小沢仁志×新羅慎二(若旦那)×内田英治監督作品『列島制覇-非道のうさぎ-』追加キャスト解禁
4月16日(金)よりU-NEXTにて配信スタートの『列島制覇-非道のうさぎ-』の追加キャスト11名が解禁となった。本作は、Vシネ帝王・小沢仁志×新羅慎二(若旦那)×内田英治監督(『ミッドナイトスワン』)がタッグを組んだ、かつての「Vシネマ」を彷彿とさせる仕上がりになっている。
内田英治監督は2019年のNetflixドラマ「全裸監督」、2020年の映画『ミッドナイトスワン』で高い評価を獲得し、「いつかVシネマ的な作品を撮りたかった」と言うほどVシネマ好きな一面を持っているという。
そして本作の主人公・宇佐木を小沢仁志が、宇佐木の兄弟分・片岡を、新羅慎二(若旦那)が演じ、ヤクザという特殊なジャンルに、合唱というエッセンスを加えた新しい形の【Vシネマ的】な作品が完成した。
小沢仁志が演じる宇佐木をヤクザとは知らずに厳しく合唱指導し、強面ながらもひたむきに合唱に取り組む宇佐木に好意を寄せる商店会合唱団の指導者・赤池みゆき役に真飛聖。
そして、宇佐木を親分と仰ぎ、共に日々合唱練習に勤しむ宇佐木の一番の舎弟・大林拓海役に吉村界人。
過去に歌手を目指していたほど歌声に自信を持つ、舎弟の千葉孝役に小柳友。債務者からの取り立てを生業とするチンピラ・牛久保礼司役に渡部龍平。抗争に巻き込まれながらも、宇佐木を慕い合唱を楽しむ新たな仲間として活躍する。
さらに、組織のトップでありながら自身の保身だけを考え、巧妙に立ち回ろうとする宇佐木の所属する青洲会の会長・栗山龍役に菅原大吉。
昔気質の親分肌で、宇佐木や片岡から絶大な信頼を得ている、青洲会系水口組組長・水口史郎役にでんでん。
生き残りをかけて二枚舌外交を行い、破滅に向かっていってしまう笹間一家の総長・笹間呉郎役に六平直政。
一方、青洲会と敵対する菊森組には、普段は至って冷静沈着で利益優先の経済ヤクザだが、その実は誰よりも冷酷な一面を持つ菊森組のブレーン・右京啓介役に高橋光臣。
顔面に特徴的な傷を持ち、虎視眈々と組のトップを狙っている上昇志向の強い狡猾な菊森組の武闘派である若頭・桐原龍二役に近藤芳正。
模型作りが趣味で温厚な仮面を被っているが、本質は誰よりも血を愛し、誰よりも争いを好んでいる関東のヤクザ社会の頂点に君臨する菊森組組長・菊森修蔵役に笹野高史。
また、関東への進出を企み、宇佐木や菊森組を相手に巧妙に立ち回る関西の大組織、江南組の姉御・蒼井麗華役に萬田久子。
緊張感溢れるヤクザドラマとコミカルな合唱ドラマの融合という、これまでに類を見ない斬新な物語に、若手実力派から大ベテランまで豪華な俳優陣が勢ぞろいした。その癖のある演技合戦は大きな見どころの1つである。
コメント
●小沢仁志(武闘派ヤクザ・宇佐木林太郎 役)
初めて台本を読んで、内田監督のアイデアにはビックリ!だって…合唱だよ。俺、歌と踊りは医者に止められてるのに!笑
話は面白く一気に読まして貰ったが…マジで歌うの!?ばっかりが気になってタバコをやめかけました…笑
そして内田監督とは初めてお仕事させてもらいましたが、最初から、全てを見抜かれた感じ!笑
まずは…小沢仁志を捨てちまえと!笑 役者なら当たり前なんだが…
演じ甲斐のある役に出逢う機会は、多い様で少ない中、今回、とても刺激的で素敵な時間を過ごさせてもらいました。
兄弟分を演じた新羅とは初共演で、弟の和義とは仲がよく話には聞いていたが、まさかの天然キャラで風貌に似合わずチャーミングな男で、よく食う!笑芝居してる時のギラギラした目がイケてる役者だなと思いました!笑
新しい感覚ではあるが、ここからまた違う風が吹きそうな、そんな感じのする作品だから、コレはイケるなと!
役どころ
“非道のうさぎ”と恐れられる武闘派ヤクザ・宇佐木林太郎は、15年の服役生活中に合唱の魅力に憑りつかれてしまい、出所した後も極道稼業と合唱の狭間で揺れ動く。
●新羅慎二(若旦那)(片岡皇生 役)
この作品はただの任侠ドラマではありません!
怖さの中に面白さが存在しています。内田監督は嘘っぽい演技を嫌います。よりリアルに人間味を引き出してくれました。新羅さんはそのままで大丈夫ですよって言われちゃいましたが(笑)。小沢さんは見かけはとても怖い人ですが、本当の小沢さんはアドリブでギャグを入れてくるようなとてもチャーミングで誰よりも芝居を愛する役者でした。拳銃の握り方や弾の詰め方など細かい指導をしてくれたりする反面、いつも現場を楽しくリラックスさせてくれました。とにかく、スタッフさんそしてキャスト皆さんが最高で、それが作品に表れています。是非、見てやってください!
役どころ
宇佐木と共に列島制覇を誓う兄弟分・片岡皇生は、宇佐木と二人で列島制覇の夢を見ていたが、合唱に心が奪われている事を周囲に悟られまいとする宇佐木の心変わりに気づき、次第に疑いの目を向けるようになっていく・・・
●内田英治監督
連日、ビデオレンタル店に足繁く通っていた青年の頃、海外作品だけで飽き足らず当時ぽろぽろと出始めた“ビデオストレート”と呼ばれる映画群を見漁りました。そこには大きな作品では見られない“何か知らぬが異様なパワー”が渦巻いている世界で、すぐに惹き込まれてしまった。それは『Vシネマ』と呼ばれました。今回はそんなVシネ的な配信ドラマを撮らせてもらえるという。ヤクザと合唱団。まるで不釣り合いなふたつの要素がぶつかり合います。ぜひご覧ください。
■追加キャストコメント
●真飛聖(商店会合唱団の指導者・赤池みゆき 役)
台本を読ませていただき、『極道』と『合唱』のバランスをどのようなカタチとして描くのか、全く想像が出来なかったのですが、内田監督が創り出す世界観が大好きな私は、今回はどんななんだろうとワクワクしながら飛び込みました。
驚く程、絶妙な描写が、其処彼処に散りばめられ、怖さの中にじわじわと癖になる面白味が加わり、観たことのない作品になったと思います。
小沢さんは一見、怖そうですが、合唱をしているお姿はチャーミングでとても素敵でした。
魅力的なキャスト、スタッフばかり集まった『列島制覇』。自分自身、貫きたい、守りたいものとは何か・・・この作品を通して、皆さんの心にも届きますように。
●吉村界人(宇佐木の一番の舎弟・大林拓海 役)
今作は、ただ気張った任侠作品ではなく人間の心にもいつもユーモアはあるんだと感じられる作品で、劇中の「好きなものは裏切らない。」というセリフが僕は好きです。
小沢さんは威風堂々ながらも周囲への気配りを忘れない方で、お芝居の中で30発以上殴られましたが、その中にも言葉にし難い愛を感じました。是非、1作目からご覧ください。
●小柳友(歌声に自信を持つ、舎弟の千葉孝 役)
「おい、金髪」と小沢仁志さんにアドリブで呼んでいただいた時、この作品に入り込んでいるのを実感しました。今作で新たな挑戦をさせてもらい自分を見つめ直すキッカケをいただき内田監督をはじめ選考して下さった方々に感謝しています。
ヤクザ×合唱。ギャップだらけのこの作品で日本列島が元気になることを願っています。
●渡部龍平(チンピラ・牛久保礼司 役)
『ミッドナイトスワン』鑑賞直後この作品の出演決定を頂きました。主演は顔面凶器の小沢さん、タイトルが『列島制覇』。しかし、台本には合唱の文字が…なぜ合唱?正直混乱しました。だが想像を超えて面白い!
監督も小沢さんも常に優しくて、本当に居心地のいい現場でした。前代未聞の合唱×ヤクザドラマ。是非御覧下さい。
●高橋光臣(菊森組のブレーン・右京啓介 役)
ヤクザが合唱…誰が考えたんだ(笑)本当に内田監督の無限の発想には畏敬の念を覚えます。そしてこの作品で内田英治監督に出会えた事が私にとって大きな出来事でした。自由な自然な芝居を要求されるので、感じたことのない刺激がありました。
小沢仁志さんは現場でずっと背中を見させて頂いていました。佇まいはもちろんですが、とにかく銃の扱い方が最高に格好いい。ただ見ているだけでは分からない銃の手の内を教えて頂いたり。最高の時間でした。
●近藤芳正(菊森組若頭・桐原龍二 役)
今まで意外とやんちゃな役は少なく、このオファーに心躍ったことを覚えてます。
内田監督は、なんだか親近感を持たせる不思議な監督でして、常に親戚のような気持ちでいます。
小沢さんとの共演は初めてですが、以前、草野球で何回か対戦した相手チームのリーダーでして。相手を思いやって思いっ切り傷つけ合おう的な?演技競演できて嬉しかったです!
●六平直政(笹間一家の総長・笹間呉郎 役)
「列島制覇」は今までのヤクザ映画とは一味違うユニークな作品です。台本は「ミッドナイトスワン」で近年の中で特別なリアリティーと個性的な目のつけどころをを持つ内田監督が担当し、演出も手掛けています。現場でもどんどん内田さんらしい新たなプランが加わり、面白くなっていき、最初から最後まで見る側を釘付けにして離しません!コミカルな場面も満載で大笑いしてしまいます。お楽しみに!!
●菅原大吉(青洲会の会長・栗山龍 役)
若い頃、役者の仕事も入らず、自分は何者かと思い悩む日々。よく通っていたのが新宿昭和館。東映ヤクザ映画の綺羅星のごとくスター達が活躍していた。ああ何時かはヤクザ役をやってみたい!そう思っても来る役は八百屋、中華屋の親父。内田監督とは瀬戸物屋の
親父。しかし今回は念願のヤクザの親分、内田監督ありがとう!!!
●でんでん(青洲会系水口組組長・水口史郎 役)
台本いただきました!読みました!
奇想天外!突拍子ないというのか?どうなってんだ。この話を映像に?どうすんだ。仁義なき戦いと駅前シリーズが同居してんだ。どうする?ところがこれが見事の仕上がりダァ。手に汗握った後は肩を震わせ笑ってしまう。内田ワールドの真骨頂だ!次回はヒッチコックのように監督も出るべきだ。
●萬田久子(江南組の姉御・蒼井麗華 役)
先ずはとにかく『気持ち良かった~♡!』人生初、極道の姐さん。
強面の子分を従え、ドスのきいた台詞を発し、チャカを手に。デトックス効果満載の撮影でした。
小沢さんには『極道とは!?』のルール・しきたりを渋い声と優しい瞳で導かれ、監督には内田流にさばいて料理して頂きました。続編があるならマシンガンでぶっ放したいと夢みております。チャーミングな任侠作品。皆さんお楽しみあれ~♡
●笹野高史(菊森組組長・菊森修蔵 役)
内田監督の『ミッドナイトスワン』を映画館で観た直後の撮影初日でしたので、バイオレンス大好きな親分という私の役との差を埋められず困惑しました。
打って変わった今回の作品ですから、監督の頭の中はいったいどういう構造になってるのか、そればかりが気になっておりましたが、流石でございました。小沢さんとは初対面でしたが、銃の扱い、体のきれ、そのオーラに圧倒されました。
配信作品『列島制覇-非道のうさぎ-』
ストーリー
「非道のうさぎ」と恐れられた宇佐木(小沢仁志)が15年の刑期を終えて出所すると、水口組の片岡(新羅慎二)に出迎えを受け、組長の水口(でんでん)から青洲会系水口組傘下で宇佐木組を立ち上げるよう命じられ、刑務所で知り合った大林拓海(吉村界人)を舎弟とし、やまびこ商店街の潰れた風呂屋に「宇佐木商事」の看板を出すことになる。
宇佐木の出所を喜ぶ周囲、特に兄弟分の片岡はかねてよりの夢だった列島制覇の野望をようやく叶えられると宇佐木の出所を人一倍歓迎していた。だが、当の宇佐木は長い刑務所生活の中で合唱の魅力に憑りつかれていた。ある日、舎弟の拓海と事務所で合唱練習していたところを商店街の合唱団の指導者である赤池みゆき(真飛聖)に目撃されてしまい、そのまま合唱団入りすることになる。
ヤクザ稼業のかたわら、青洲会組員の千葉(小柳友)とチンピラの牛久保(渡部龍平)を新たに合唱団に誘い、練習に精を出す宇佐木だったが、かねてよりいざこざの絶えない菊森組との抗争が激化していく。
菊森組組長・菊森修蔵(笹野高史)を筆頭に、桐原龍二(近藤芳正)と右京啓介(高橋光臣)の策略により、混乱する青洲会の組員たち。
みかねた水口は兄弟分であり、中立を保っている笹間組の笹間呉郎(六平直政)と結託し菊森組と事を構えようとするが裏切りにあい、さらに窮地に陥ってしまう。そんな中、保身のみを考える水口の親である青洲会会長・栗山龍(菅原大吉)は菊森組に接触し、自身の身の安全と引き換えに、水口を襲撃し、抗争の原因であるとして宇佐木と片岡を破門処分にしてしまう。
進むも戻るも地獄の状況である宇佐木と片岡だったが、期せずして関西の大組織である江南組の姉御である蒼井麗華(萬田久子)が2人に接触してくる・・・
出演:
小沢仁志 新羅慎二 真飛聖 吉村界人 小柳友 渡部龍平/高橋光臣 近藤芳正 六平直政 菅原大吉 でんでん/萬田久子 笹野高史
原案・監督:内田英治 中元雄
脚本:吉高寿男 松本稔 篠原高志
(C)2021東映ビデオ
公式サイト:https://www.toei-video.co.jp/retto-seiha/
公式twitter:@rettoseiha
配信サイト:U-NEXT
4月16日(金)よりU-NEXTにて配信スタート
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